Vestax BV-Ⅴのアウトプット・ジャックを交換しました。ボディーサイドに取り付いているストレート・ジャックとシールドのプラグとの噛み合わせが甘くなり、何かの拍子にプラグがスルッと抜けてしまうという状態が発生したもので・・・。

IMG_4667.jpg このタイプのジャックは分解してプラグとの噛み合わせ具合を調整する事ができないので、新たなものを購入しました。これまでは国産SCUDブランドで扱われているジャックだったのですが、新規購入したのは信頼の置ける米国のブランド、スイッチクラフトのストレート・ジャックです。


IMG_4670.jpg 取り付けられているジャックは、外部からはボディーサイドに開けられた穴の奥にあるプラグの差し込み部のみが見えて、本体はボディー内に隠れているのですが、元と同じオール金メッキのジャックにしています。


IMG_4676.jpg ジャックのメーカーを替えたので取り付け穴の径が規格違いになるのでは?と危惧したのですが、問題無しに交換ができました。新たなジャックのコールド端子は長足でシールド線を掴むタイプだったのですが、コントロール・キャビティー内にスッキリと収める為に足を短くカットしています。


IMG_4678.jpg ジャック交換後にプラグの差し込み具合をチェックしました。同じブランドのスイッチクラフトのプラグ(上)とは(言わずもがな)ガッシリと噛み合っています。これまでは甘々の噛み具合だったアンフェノールのプラグ(下)とも良好な噛み具合となり、ジャック交換は大正解となっています。


IMG_4683.jpg コントロール・キャビティーの蓋を外したついでに、先般取り換えしたボリュームポットを再調整しました。音量がフルアップの8/10の大きさとなる箇所にクリックがあるポットに交換した後に8.5/10となるように調整していたのですが、しばらく使う間にもう少し音量差が少な目でも良いかなと感じてきたので、9/10となるように再調整しました。(数値はあくまで私のイメージです)


IMG_4684.jpg 9/10の状態でプレイしていて、いざソロとなったら10/10のフルアップにするのが塩梅良いです。ソロ後はサッと9/10に落としてクールにプレイするっていう(笑)。足元にエフェクターを置かない私としては、この様なアナログ操作が肌に合っています。
 4月16日(日)に地元で催された【第60回益田まつり】に“お祭りバンド”の熱狂楽団TAPASCONが出演しました。

熱狂楽団TAPASCON
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 このバンドは“嵐を呼ぶバンド”との異名があり?野外ライブでは殆どが悪天候になっています。昨年の【第59回益田まつり】では晴れてはいたものの強風に煽られて譜面は飛ぶは立奏が困難になるは大変な状況下での演奏だったのですが、この日の空は晴れ渡り最高のお祭り日和となっていました。

IMG_6049.jpg 朝9時から市内のメイン道がホコ天となり、多くの市民が集まってこられた10時からのトップのステージをこなしました。お客さんの中に多くの知り合いの顔が見えるのが地元のイベントの良さですね。大勢の方に手拍子をいただいたり、体でリズムを刻んでいただいたりする中で、楽しく演奏ができたメンバー達でした。




 ステージ前のセッティング時に、持ち込みしたベースアンプヘッドのMarkbass LMKからのDIアウトではノイズが多いとのPAさんからの指摘があり、ヘッド入力前にDIボックスを挟んで問題をクリアーしました。ステージ後に確認するとアンプ背面のグランドスイッチがオフになっていました。いつもはキャビネットからの出音はグランドスイッチのオン・オフで変化がなかったので、スイッチの状態に無頓着でしたね(汗)。今後の教訓の為にメモっておきます。
IMG_4596.jpg マイ・スタジオでの練習用、そしてちょっとしたライブの持ち出し用としてとても重宝している画像左側のアンプセットです。右側のAmpegのセットは気軽には持ち出しできないので・・・。


IMG_4598.jpg ヘッドはMark bassのLMKで、これは私の望むファットな出音で、かつ2chの入力を持っているので、私が参加しているラテンJazzバンドでエレキ5弦ベースとAmpeg Baby bassとを使い分けるのにとても便利です。


IMG_4597.jpg スピーカーキャビネットはTC electronicのBC212です。なんの変哲もないエミネンスの12インチ×2発のスピーカーが付いているのですが、これまで様々なスピーカーキャビネットを使い比べてきた中で手元に残っているものです。

 高耐入力を誇るハイエンド系のスピーカーはエッジが固いのかコーンの動きに柔らか味を感じられないですし、昨今のネオジウム磁石の軽量スピーカーは重低域に物足りなさを感じてしまいます。私の好みとするヴィンテージのベースにはその当時に使われていた“普通”のスピーカーがマッチングするって事なのでしょう。


 さて、そのキャビのBC212にはこれまでにツイーターのレベル調整機能を加えていたのですが、今回は可搬性をアップさせてみました。キャビ底にキャスターを取り付けたのです。BC212の重量は20kgとそれほど重たくはないのですが、躯体の大きさがあり抱きかかえて水平移動する際にはやはり腕や腰に負担が掛かってしまいます。

IMG_4600.jpg 取り付けたキャスターは差し込み式キャスターと呼ばれるタイプで、近所のホームセンターには置いていないのでネットショップで見つけました。専用のブラケットもセット購入しています。


IMG_4601.jpg キャビ底面に4個の穴を開けてブラケットをネジ止めしました。ここにキャスターを抜き差しします。


IMG_4653.jpg キャスターを固定タイプにしなかったのには理由があります。キャビを置く場所によってはキャスター無しで直置きしたほうが床鳴りを活用できて低域を増強する事ができますし、逆に床鳴りが大き過ぎる場所ではキャスターを取り付けしてキャビを床から離す事により床鳴りを減ずる事ができるのです。


IMG_4656.jpg マイ・スタジオではキャビ前面の2個のキャスターのみにしてキャビを後ろに傾けています。こうすると立奏している私の耳にベース音がダイレクトに聴こえてとても演奏し易くなるのです。マイ・スタジオの構造は軽量鉄骨で、床組は木造です。建物自体がデッドではなくて、適度に揺れてくれるのでベースの響きは良好です。ただしベースアンプ後ろの壁はビリ付くので厚手の板を立て掛けています。


IMG_4664.jpg キャスターを購入する前にはスタジオにてキャビの前面下にかませ物をしてキャビの傾き加減を変化させて、程良い低域の出と聴こえ易さのバランス取りを行い、各種ある車輪の大きさから直径5cmのものを選んでいます。車輪が大きくなってこれ以上キャビが後ろに傾くと低域の出が弱くなりますし、大き過ぎる車輪は見た目も悪くなります。そしてなにより、これ以上傾くとアンプヘッドがキャビ天板から滑り落ちてしまいます。


IMG_4657.jpg そしてもう一点、これはモディファイでは無いのですが、キャビのカバーをe-Bayで入手しました。アンプ類のカバー専門メーカーTuki CoverのPadded coverと呼ばれる製品で、1/2インチ厚のウレタンフォーム入りなのでキャビに傷が付くのを気にすることなく運搬できます。BC212用として採寸し製作されているので、収まり具合はとても良好です。


IMG_4658.jpg そのカバーを被せる際に、キャビの横置き用のゴム足4個がカバーに引っ掛かって邪魔になるので、取り外しました。このキャビを入手時には出音が固く感じられたので横置きして床鳴りをプラスして低域の出を稼いでいたのですが、しばらく使用する間にスピーカーのコーンエッジが馴染んできたのか低域の出が大きくなったので、今は縦置きで使用していて横置き用のゴム足は不要になったという理由もあります。


IMG_4665.jpg さて、こうして可搬性と演奏性の良くなったこのベースアンプセットを次の日曜日(16日)に催される地元の“おまつりイベント”に持ち出す予定です。
 3月26日は友人のドラマー山田さんに誘われた対バンライブを行うために広島のライブハウス【音魂(おんたま)】に出かけてきました。

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 この日は2バンドの出演でリハとバンド入れ替えの時間が十分にあるということで、両バンド共に各自のアンプを持ち込んでいます。

IMG_4502_201703271926497ab.jpg 私のバンドでWishbone AshのトリビュートバンドのARGUSのリハ後のセッティング状況です。英国のバンドのWishbone Ashが70年代に使用していた英国のアンプメーカーORENGEのギターアンプ×2台がステージ両脇で目立っています。




ARGUS
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 ARGUSがオープニングアクトを務めました。リハができていたので、スムーズに演奏がスタートできています。ここ【音魂】でのARGUSの演奏は初めてなのですが、客席には知り合いの顔が多く見えて、リラックスして演奏ができています。

IMG_4528.jpg ベースアンプの詳細は今後述べるとしたのですが、このアンプの出音はギター2本の大音量の中でもヌケる、ヌケる!耳の肥えたお客さんから「これまででベースの音が一番良かった!」との評価もいただいています。




Ice cream Cake
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IMG_4579.jpg 山田さんがこの度立ち上げた新バンド Ice cream Cakeの初ステージです。第2期ジェフ・ベック・グループのコピーバンドで、かなり難易度の高い曲ばかりなのですが、この日のリハを含めて3回の練習というのが信じられないくらいに仕上がっていました。演奏スキルの高い各メンバーならではですね。




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 大勢のお客さんにもご入場いただき、この日のライブは成功だったといえます。山田さん、お誘いをありがとうございました。次回は私の地元にIce cream Cakeの皆さんをお招きしての対バンライブを企画する予定です。
 手持ちの5弦アクティブベースはこれ1本!として愛用しているVestax BV-Ⅴです。

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 Vestaxオリジナルのアイデアが各所に織り込まれているのですが、特筆すべきは5弦の弾き心地の良さです。3~5弦がブリッジ部での裏通しに対応している(私は5弦のみボディ裏から弦を通しています)のと、ヘッドにアングルが付いているので、5弦に適切なテンション感が加味されていて、4~5弦を移動しても繋がりの良い弾き心地&出音となっています。

 入手してから2年目となるこのVestax BV-Ⅴですが、これまで演奏性向上の為に軽量ペグへの交換・ピックガードとサムレストの装着等のプチ・モディファイを行ってきました。そしてこの度、更なるモディファイを行ったのですが、これは外見では分りません。内部サーキットに手を加えたのです。

 現行のアクティブサーキットを持つベースの多くは、アクティブとパッシブをスイッチで切り換えられるのですが、このBV-Ⅴは常時アクティブのみの状態で出力が大きいので、私が参加しているバンドで持ち替えて使っているパッシブのAmpeg Baby bassの出力に合わせる為に、BV-Ⅴのボリュームを少し絞って使っていました。

 バンドで演奏する際に、ベースソロ等ではマスターボリュームをフルにしていて、これはボリュームツマミを回し切ればよいのですが、そこから元の音量に戻す際にはツマミの戻し具合を目視する必要があり、これを少々面倒に感じていました。

 何か良いものはないかな?と物色していたら、これは!?と思うものが見つかりました。ALLPARTS JAPANの商品名8/10(Eight by Ten)A250K Potというボリュームポットで、「ボリューム“8”の位置にクリックがあり、バッキング⇔ソロの音量切り換えが、正確かつ瞬時に可能なポットです」との商品説明です。

IMG_4262_201703021912453a1.jpg BV-Ⅴのサーキットを事前にチェックしたところ、ボリュームに使われているのはA20KΩのポットで、8/10 PotのA250KΩとは抵抗値が異なるのですが、「何とかなるでしょ?」と楽観的に考えて8/10 Potを購入しました。


IMG_4263.jpg 入手した8/10 Potです。ポットハウジングに凹の切り欠きがあり、ここに内部の凸パーツが噛み合ってクリックが発生します。操作感はセンタークリックがあるEQ用のポットと同様です。


IMG_4264.jpg 基板上のボリュームポットを8/10 Potに交換し、サーキットに戻してアンプからの出音をチェックしたら、ボリュームをフルアップから少し戻した状態で音量がゼロになってしまいました。8/10の音量どころかツマミが8/10の位置でボリューム・ゼロです。


IMG_4265.jpg やはり250kΩの抵抗は使えないですね。無駄な買い物だったか。と嘆く前に2つのポットをよく見比べてみました。ふむふむ、外観は同一とは言えないまでも似ていますね。


IMG_4266.jpg 次に2つのポットをバラしてみました。パーツを詳しくチェックすると基本パーツは同一規格で互換性がある事が分りました。これが8/10 Potの購入時に「何とかなるでしょ?」と考えた要因です。購入検討時の商品の画像でこの2つのポットが同一規格に見えたので、8/10 Potのクリック機能が移植できたら抵抗値の違いは関係無いと判断していたのでした。


IMG_4267.jpg そしてハイブリッドなA20kΩの抵抗値を持つ8/10 Potにすべく、パーツの組合せをシミュレーションした結果、オリジナルのA20kΩのポットに8/10 Potのクリック機能をつかさどる内部凸バネと凹があるポットハウジングの2つのパーツを移植しました。凸バネはオリジナルのポットのシャフトにドリルで下穴を開けた後に極小ビスで取り付けています。このビス固定については後述します。


IMG_4269.jpg かくして“8/10 (Eight by Ten )A20K Pot”となったボリューム基板をBV-Ⅴのコントロールキャビティーに戻しました。ポットハウジングの切り欠きに気づかない限りモディファイした箇所は分りません。


 ボディートップ側のボリュームツマミです。左画像がツマミを10/10(フルアップ)、右画像が8/10の状態です。これまではツマミの取り付けビス穴の位置を目視してツマミの回し加減を確認していたのですが、この動作がブラインドタッチで素早く行えるようになっています。

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 アンプからの出音で8/10の音量の絞り具合をチェックすると、8/10の音量が自分の求める音量よりも下がり過ぎていました。ここで前述した凸バネをビス固定した理由が活きてくるのです。ポットを取外してビスを緩めて凸バネを少し回して音量の絞り具合を変化させました。

IMG_4316.jpg 絞り調整後のクリック状態です。感覚でいうと8.5/10ですね(笑)

 実はこの調整の為に3回ほど<ポット取り外し→ハウジング外し→ビス調整→ハウジング戻し→ポット取付け>を繰り返しました。この作業が今回のモディファイで最も時間が掛かっています。


 この絞りの音量が決まった状態でのプレイ中の、ここぞという時には素早くフルアップできて、そして戻すのもブラインドタッチでOKです。ツマミを目視しての音量調整が面倒くさくて、少し前までは足元にコンプを置いて音量調整を行っていたのですが、これが取り外せたので、ノン・エフェクター党の私としてもとても満足ができる結果となったこの度のプチ・モディファイです。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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