これまでで、フロント用とリア用のピックアップのセットを入手して、ESPのThunderbirdにインストールした事を記事にしていたのですが、その後に弾いていると気になる箇所が浮上してきて、またイジってしまいました。

IMG_4222.jpg これが ・・・、


IMG_4223.jpg こうなったのですが、どこをイジったのか分りますか?分かり難いですよね?実はピックアップを前後取替えしてみました。


 私はThunderbirdをピックメインで弾いていて、それもリア・ピックアップ上でピック弾きした出音を気に入っているのですが、その際にリア・ピックアップのメタルカバーにピックが当たると“カツッ”という打音がアンプから聞こえるのです。

 しかもこのヴィンテージのリア・ピックアップは、所有するThunderbirdに取り付いているピックアップの中で最も大きく打音が聞こえるものでした。そして、そのリア・ピックアップと比べると、同時に取り付けたフロント・ピックアップは最も打音が小さいピックアップなのでした。

 そうならば、気になる打音を解消する為にフロントとリアのピックアップの位置を交換してみたのです。その際は、ピックアップの特性を考えてセッティングをおこないました。元のリア・ピックアップはフロント用と比べてコイルの巻き数が多くて出力が大きかったので、それをフロントに取り付けた際にはボディーに沈め気味に、そしてリアに取り付けたピックアップは弦に近づけて、元と出音の差を感じられないように配慮しました。

 ピックアップを前後交換し、以上のセッティングを施した後にアンプからの出音を確認しました。交換したリア・ピックアップの上でのピック弾きは打音がしなくてストレスが無くなったのですが、音質的にはやはりフロント・ピックアップの太さが強調されて、リア・ピックアップのゴリゴリ感が薄れています。

 このESP Thunderbirdにヴィンテージのピックアップを取り付けした当初の出音があまりにも良かったので、ピックアップ交換後の出音には満足できない結果となりました。

 さて、どうするか?となるのですが、以前に68ノンリバースのピックアップを分解して打音対策を試みた際に良い結果とならなかったので、今回はプロのショップに対策を依頼する事にしてピックアップを送りだしました。好結果の対策が得られれば嬉しいのですが・・・。

IMG_4333_20170228201751976.jpg リア・ピックアップを外したままにはできないので、手持ちの(モントルーと同じと思しき)ピックアップを取り付けしました。アンプからの出音をチェックすると、フロント・ピックアップとの混ざり加減に違和感がありました。やはりヴィンテージのThunderbirdの出音はヴィンテージのピックアップが作りあげていることを今更ですが認識する結果となっています。
 広島のバンド友達から対バンライブへのお誘いがありました。

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■ 日時 2017年3月26日(土曜日) 18:00開場 18:30開演
■ 場所 【音魂(おんたま)】広島市中区富士見町1-1 熊本ビルB1F
■ チケット代 2,000円 1ドリンクオーダー願います
■ 出演(順) ARGUS 18:30 ~、Ice Cream Cake 20:00 ~

 ARGUSは私が参加するWishbone Ashのコピーバンド、そして対バンのIce Cream Cakeは友達が新たに立ち上げた第2期Jeff Beck Groupのコピーバンドで、バンド名は当時のLPに収録されていた曲名からつけられています。

 コピー元の両バンド共に1970年代に活動したイギリスのバンドという事で、対バンイベントのタイトルは“70’s British Rock Night”となっています。プレイするのは全員日本人ですが・・・(笑)

 お近くの方はお越しください。
 2月18日(土)の夜は地元のSUN MOON HALLでのイベント“Let's Dance vol.2”に出掛けてきました。この日は地元の女性DJのKちゃんの主催でダンスイベントがあったのです。

IMG_4229_20170220183227872.jpg いつものSUN MOON HALLのホール内が、この夜はレーザーが舞うクラブに変っていました。


IMG_4231_2017022018321819d.jpg 福岡からのゲストDJ SAKAIさんの操るターンテーブルには、私も同ブランドのベースを持っている(今は無き)Vestaxのロゴが・・・。楽器メーカーの後はDJ機器メーカーとして一時は大人気のブランドでした。


 第一部のDJタイムの後の第二部は、生バンドでのダンスタイムです!(古い言い回し・・・笑)

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IMG_4225_201702201832142c8.jpg こちらも福岡からのサックスプレーヤーCANAさんをフューチャーして、私が招集したバックバンドで往年のR&Bを演奏しました。


 現在はディスコバンドに参加しているというCANAさんのプレイはとてもFunkyで、DJタイムでは踊りたくても恥ずかしがって腰だけ動かしていたお客さんも立上って踊っていらっしゃいました。

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 この夜は9人編成のバンドになるのが分っていたので、多くの上物を下から支えるベースはこれしか無いという事で持ち出したのは63PBです。ライトアッシュボディーで沈み過ぎないキャラの出音は真空管アンプのAmpeg SVT-VRともマッチングが良くて、気持ち良くプレイできました。



 主催者のKちゃん、DJ SAKAIさん、CANAさん、この夜はお世話になりました。バンドメンバー全員が楽しめました。そしてSUN MOON HALLのオーナーtomoさん、又のイベントの際も力添えします。今後ともよろしくお願いします。
 入手したヴィンテージのThunderbird用のピックアップのセットの内で、リア用をⅡからⅣへのモディファイ中の64Thunderbirdリバースに取り付けしたいのですが、その64 Thunderbirdリバースはフレット打ち替えの為にギターメーカーに長期入院中で、退院の目途は立っていません。

 せっかく、フロント&リア用のセットが揃っているので出音を聴きたくなって、両ピックアップをESPのThunderbirdに取り付けてみました。ピックアップの交換はサクッと終わったので、早速アンプに接続して出音をチェックしました。

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 このESPのThunderbirdの入手時にはESPオリジナルのピックアップが付いていました。そのピックアップはEpiphone-Japanや現行USAのものに通ずるブーミーな音色なので、私の好みと合わずにSeymour Duncan Custom Shopのピックアップに交換していたので、今回はDuncanのピックアップとの出音の比較となります。

 先ずは音量です。Duncanのピックアップのコイルの直流抵抗値は11~12kΩ、交換したヴィンテージ・ピックアップは7~8kΩという数値が示すように、アンプからの音量は少し下がっていたので、アンプのボリュームツマミを若干右に回しました。

 そして肝心の音質ですが、これは良い!好みの音質です。Duncanのピックアップよりも出力が低い分、アンプの入力部での歪具合が減少していて音像がクッキリとしています。

 ピックアップの構造がハムバッキングなのでアンプでドライブし過ぎるとブーミーな音色になるのですが、このヴィンテージ・ピックアップではドライブ感はありつつもクッキリとしたベースラインがアンプから聞こえるという、私の求めるベースサウンドにかなり近い音色になっています。

 気を良くして、手元にもう一本あるヴィンテージ・ピックアップの取り付いている68ノンリバースとの出音を比較しました。2本に張られている弦は共通、ピックアップ~弦の離れも同様にセッティングしています。

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 この68ノンリバースの2個のピックアップの抵抗値は以前測定した事があって、8~9kΩとESP Thunderbirdに取り付けたピックアップよりも各々1kΩほど大きいのですが、アンプからの出音は抵抗値の違いに関係なく、68ノンリバースが少し小さな音量でした。

 音質もESP Thunderbirdよりも低域に沈んで落ち着いたものでした。ESP Thunderbirdがロック向きとすれば、68ノンリバースはブルースに合う感じですね。

 この音質の違いの要因を詳細に言及する事はできなくて個体差によるものとするしかありませんが、どちらのThunderbirdも私のイメージするところの“Vintage Thunderbird”の音がするのには間違いがありません。演奏する曲のジャンルで使い分けすれば良いだけです。

 64 Thunderbirdリバースの退院はまだ先になりそうなので、しばらくはこのままESP Thunderbirdに取り付けたままで、心地良い出音を楽しんでいこうと思っています。
IMG_4050_20170129202541120.jpg 入手した2個のヴィンテージThunderbird用ピックアップを詳しくチェックしてみました。




IMG_4052.jpg まずはフロント用です。いい感じにニッケルメッキがくすんでいます。直流抵抗値は7.84kΩと控えめな数値です。現行のUSA Thunderbirdは9.6kΩ程度なので、一般的にヴィンテージのThunderbird用ピックアップの出力は現行よりも小さくて、ブーミーな出音とはならないのが数値でも分ります。


IMG_4053.jpg 裏面です。網シールド線はオリジナルではなくて交換されています。


IMG_4058.jpg リア用の網シールド線はオリジナルだったので比較しました。よく見れば分るように、下側のリア用のオリジナルの網線は2本の極細線で編んであるのですが、上側の交換されているフロント用の網線は3本編みです。そしてフロント用の網線の直径はリア用よりも細いのも分ります。


IMG_4061.jpg 網シールド線に交換の際に、熱量の低い半田鏝を使ったからと思われるのですが、半田鏝の熱が鉄製の裏蓋に吸収されて半田全体が完全に溶けきっていない盛り方になっています。そしてその際に半田鏝が触れたのか、コイルからの黒ビニール被覆線の被覆が溶けて芯線が見えています。


IMG_4062.jpg アース側の線なので短絡の恐れは無いものの、このまま見過ごす事はできないので、黒ラッカーを刷毛で少量塗って被膜代わりとしました。




IMG_4064.jpg “お宝”のリアピックアップです。メッキカバーのクスミ具合は先のフロント用と同様なので、セットとして使用しても違和感はなさそうです。e-Bayに出品されていた際には直流抵抗値が9.18kΩとの記載があったのですが、私の所有するテースターでの測定では9kΩを少し切った8.86kΩとなりました。


IMG_4065.jpg 裏面です。こちらの裏蓋の亜鉛メッキは劣化が進んで粉を吹いています。先に網線シールドはオリジナルとしたのですが、シールドの芯線とピックアップからのリード線の半田付け部に巻いてあるというか2つ折りで貼ってある薄茶の紙テープが気になるところです。同年代のピックアップの多くは黒のコイル保護用のテープが絶縁用として貼ってある事が多いのですが、調べてみると薄茶の紙テープの仕様もありました。


IMG_4069.jpg ピックアップに近付いてよく見ると、コイルからの黒ビニール被覆線の被覆が裏蓋の穴の縁に触れた為か剥げています。


IMG_4070.jpg こちらはホット側の線になるので、短絡を防ぐ為にクリアーのシールを極少量打ちました。




IMG_4071.jpg 2個のピックアップの裏面を並べてみると、取付けビス穴の径が異なっているのが分りました。この違いは製造年の違いによるものか、仕様によるものか、今後の調査・研究課題となります。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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