Category : アンプ
IMG_5773.jpg 新たに入手したFostexのツィーターをヘッドアンプのMarkbass LMKと一緒にエフェクターボード上に組込み固定しました。この様にするとこのままエフェクターケースに入れて運搬が出来ます。


IMG_5778.jpg 組込みの際には、エフェクターケースの蓋がしまるように、一辺が12cmあったツィーターのホーン部を8cm角にカットしています。


IMG_5781.jpg 低域をカットしてツィーターに高音域のみを送るアッテネーターとレベルコントローラーも結線して、エフェクターボード上に固定しました。私の好みはほんの少し高音がプラスされれば良いので、レベルコントローラーはかなり絞っています。


 BAGENDのデフォルトのスピーカーはコアキシャルスピーカーと言ってウーファーとツィーターが同軸になっているタイプだったのですが、これを外してPeaveyの15インチウーファーを収めた際には元のアッテネーターも外していて、ウーファーにはフルレンジの信号が入力される様になっています。

 床置きしたスピーカーキャビネットの直前に立ってプレイする事が多い私の耳にベースラインが聞き取り易くする為に、ツィーターとウーファーの前には音を上向きに曲げるルーバーを張り付けています。黄色の派手な外観のツィーターもこうやって取付けてしまえば、メーカーのイメージカラーが黄色のMark bassのオプションパーツに思えてくるのは私だけでしょうか?(笑)

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IMG_5792.jpg ヘッドアンプのMark bass LMKからの出力をロス無しでウーファーに送る為に、スピーカーケーブルをモンスターケーブルの極太線に替えています。この極太線ではいくらレスポンスの良いPeaveyのウーファーでもハイ落ちするので、そのカバーの為にもツィーターの必要性が出てくるのです。そしてその増設ツィーターへの配線はスッキリ目の特性を持つBelden9497(通称ウミヘビ)にしています。


 アンプの電源ケーブルは、医療器具用の高額なものを試した事もあるのですが、音がスッキリして私の望む出音とならなかったので、汎用品を使っています。

 トータルでいうと、ウーファーからは極太のローを増設ツィーターからはスッキリ目のハイを出力するベースアンプシステムとなっています。15インチウーファーなので、けっしてコンパクトなシステムとは言えないのですが、私がスタジオでのリハやちょっとしたライブハウスで使用するには必要最小限のシステムですね。バンドメンバーやライブでこれを使っていただいた他のベーシストからも好評を得ています。

IMG_6686.jpg 長い間選定に苦労してきたのですが、これでやっとの事、デッカイ音はAmpeg SVT-VR、持ち運びは今回のLMKとBAGENDのシステムと2セットのベースアンプが決まりました。音質的にはAmpeg SVT-VRはギンギン・ギトギトな汗&脂が飛び散るロックな出音、LMKとBAGENDは太くてキレがあるソウルフルな出音と使い分けしています。
 まだ懲りずに、スピーカーキャビネットをあれやこれやとイジっています。Peaveyの15インチスピーカーユニットをBAGENDのキャビネットに収めて、これを気に入って使っているのですが、もう1アイテム面白い物を手に入れたものですから・・・。

 そのアイテムとはこちらです。何ともはやド派手な黄色のホーンを持つツィーターです。

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 これは国産Fostex社製のツィーターで、私の知っているだけでもSWR、Peavey、Aguilarなどのメーカーのスピーカーキャビネットに取付けられており、私の頭の中では“ツィーターの銘機”との位置付けになっているものです。

 そもそもべース用のスピーカーキャビネットにツィーターが必要なの?という考えもあるのですが、私個人としては、ツィーターからの高音が音量は少しでも良いけど必要となります。最近、健康診断で4000Hzの高音が聞こえ難くなっているのが分かったので、これにも因りますけど・・・(汗)べースサウンドの骨や身は口径の大きなウーファーのみで再生出来るのですが、音のヌケや切れは高い音域での補足が欲しいところです。

 そんな思いを頭に描いている際に“ツィーターの銘機”の中古を(当然お安く)見つけたものですから、これはゲットすべきでしょう!という事で入手しました。

 さて、入手はしたものの、その躯体は四角のホーン部の一辺の大きさが12cmもあり、ウーファーが前面パネルいっぱいに納まっている昨今の小型キャビには取付けるスペースが有りません。

 うーん、どうしたものか?と一瞬悩んだのですが、直ぐに答えは出ました。「そうだ!キャビの前がダメなら上だ!」、という事でやってみました。続く・・・。
 ヤフオクに古いSUNNのベースアンプが出品されていました。(5月17日落札終了)これを見てとても懐かしく思った私です。これと同じセットを持っていましたので・・・。

SUNN 1          SUNN 3


 ヘッドアンプはConcert bassで150Wのトランジスタの初期タイプ、エンクロージャーは215Bで15インチ×2発のバックロードタイプで後期タイプです。私がウン十年前の学生時代に持っていたのは、まさにこの組合せでした。バイトしながら先ずは初期タイプのヘッドを購入し、1年後にお金が溜まったのでエンクロージャーを買おうとした時にはシリーズがモデルチェンジしていたという・・・。

 この当時はThe Whoの故ジョン・エントウィッスルやYesのクリス・スクワイヤー、そしてBBAのティム・ボガートらがSUNNの初期タイプのColiseum baseを使っていて、そのゴリゴリ&ブリブリ音に憧れたものです。初期タイプのエンクロージャーは銀ネットでそれはそれで恰好良かったのですが、後期タイプは黒ネット越しに白く塗られたバックロードホーンが透けて見えるという斬新なルックスでした。

 さて、このベースアンプを入手して気に入った音だったのか?という事ですが、ヘッドを入手する頃はRock系が好きだったのが、徐々にモータウンやジャコを聴き始めて好みが変わってしまい、アンプとしてはFender Bassman 100やAcousticが好きになったので、SUNNではそのような音は出ないなぁ(泣)・・・となってしまいました。

 今このベースアンプを鳴らすとどうなのでしょうか?アンプのEQセッティング方も当時の自分とは変わっていて興味はあります。さらに自分が買った初の外国製ベースアンプだったという事で強い思い入れもあるのですが、<初恋の女の子には再び合わない>という私なりの“決め事 (?) ”があり、思い入れのままで留めることにしてヤフオクへの入札はスルーしました。

 また、当時のアンプはアース回路が脆弱で、高出力のPAシステム(パワード・ミキサーアンプ)とベースアンプ間の電位差により電気が流れる事がありました。ベースを弾きながら歌っていて唇がマイクに触れると、唇がビリッと痺れるのはいつもの事でしたが、ある時ステージ上で右手はPAマイク、左手はベースのネック(弦)を握りしめたままの状態で通電して感電死(汗)となりかけた経験があるという事も入札にブレーキが掛かった一因です。

 その時はバンドメンバーがアンプからシールドを抜いてくれて命拾いをしたのですが、今入手してスタジオに一人でいる時にもし感電したらと考えると・・・、ハッキリ言ってトラウマになっています。
IMG_4861.jpg これで何回目かの不調となったAmpegの真空管ヘッドのSVT-VRです。保管しているスタジオから自宅に持ち帰って中身を出して目視でチェックしたのですが悪いところは見あたらず、やむなくこれまで2度のチェックをお願いしているショップに再び送り出しました。


 1度目は2ヶ月間ほど預けたのですがその間は不調とならずに帰っていて、2度目はパワー部の前段のプリ管を3本交換したのでした。今回も長期の入院を覚悟していたのですが、ショップに届いたであろう日から2日後に「修理が終わりました」と電話が掛ってきたのでした。「早いなー」と思いながら修理の説明を聞いたのですが、その内容はアンプが戻ってきた際に添付されていた“修理完了報告書”を見ながら説明します。



IMG_4846.jpg 先ずは修理箇所ですが、「プリ管ソケット、Power Amp Inジャックの接触不良によりノイズが出ていましたので、ソケットとジャックを交換しました。」とあります。


 ふーむ、なるほど・・・。これは不良箇所が特定されたという事ですね。プリ管ソケットの不良ならば、そこに足が挿し込まれている真空管の熱の影響で、アンプ使用開始から何分か後に不調となる事は考えられます。Power Amp Inジャックの不良ならば、音が途絶える事もあり得ます。

IMG_4851.jpg これまでのチェックでは、ここまで辿り着けずに、真空管の交換を行ったらそれまで接触不良だったソケットが一時的に回復していたのでしょうね。それにしても同封されていた“不良”パーツ2点は私の目視では何ら問題が無いように見えるので、これを原因として突き止められたショップの方には「さすがプロ!」と言いたいです。




 そして、“修理完了報告書”にもう一つ書かれていた事は、「※パワーアンプ基板がカビ?の様なもので汚れていましたので清掃しました。保管されている環境は湿気の問題などありませんでしょうか?接触不良の原因となりますのでご注意下さい。」です。

 私の練習スタジオは湿気とは無縁の筈なのですが、よく考えると造りが工事現場用の事務所等に使うコンテナハウスなので外気温の影響をモロに受けてしまうのです。これまでの夏場の練習の際は2台のエアコンをフル回転して室温を下げていましたし、これからの寒い冬場は風が入ってこないだけで使っていない時の室温は室外と同程度に冷え込みます。

 その冷え切った部屋に入って暖房を入れると、特に鉄部に結露が発生するのです。それも大きい鉄の塊に顕著に発生するのです。これまで、スピーカーキャビネット内部のスピーカーマグネットがびしょびしょに濡れていたのを確認しています。という事は、同じ様な鉄の塊であるアンプ内のトランスも外から見え難いだけで、同様に結露が発生している可能性があります。

 その際にこのアンプに火を灯したら暖まった真空管で結露は蒸発するでしょうが、別なアンプを使用したらトランスは濡れっぱなしとなる可能性があります。そしてスタジオを使っていない日常でも、夜間に冷えた室内が朝日で暖まり結露が発生する事も充分に考えられます。

IMG_4864.jpg これからは寒くなるのでこの結露発生を防ぐ策として、アンプが温度差の影響を受けないようにカバーを掛ける事にしました。このカバーは以前知り合いの内装屋にオーダーして車のシート地で作っていただいたもので、裏側には1cm厚のスポンジが貼ってあります。これを掛けて、今後の状況次第では更に毛布等を追加しようと考えています。


 やはり楽器とは言え、人様が居心地良いと感じるのと同じ環境に置いてあげるべきなのですね。



IMG_4858.jpg そしてこの報告書をもって、このAmpeg SVT-VRの修理は今後無し!、となれば良いのですが・・・。
IMG_3801.jpg その③のエントリーでアンプ探しの旅は終わったと思ったのですが、移り気な性格の私ですので(汗)、少しの物足りなさを感じるようになりました。


 それは高音域についてです。古いベースで鳴らした際はPeavey 15インチスピーカー自体から出るエッジの効いた出音で満足出来るものの、5弦ベースでスラップをする際は高音がもう少し出た方が良いかなと感じるようになったのでした。

IMG_4641_20131025184053ece.jpg そこでキャビネットをツィーターが無いBAGENDからツィーターが付いているMarkbass MINI CMD151Pに替えてみました。


IMG_3806.jpg このMINI CMD151Pは私仕様として、内部のスピーカーケーブルをモンスターケーブルに換えました。その際は3種類のモンスターケーブル(画像は1種類)とBeldenの“海ヘビ”を試したのですが、選んだのはやはり芯線が一番極太のモンスターケーブルです。


IMG_4726.jpg そしてツィーターまでの配線の間にレベルコントローラーを介しています。


IMG_4730.jpg ツィーターレヴェルは絞り目でも高音は充分に聞えます。


IMG_4734.jpg 電源ケーブルも高性能を謳う医療用のもの(左)と、アンプに付属していた極普通のもの(右)とを比較したのですが、医療用は低域が薄くなったのでこのベーアンで使う事にはならなかったです。


 以上のモディファイでデフォルトのMINI CMD151Pとは異なった出音となっています、元は15インチウーファーからは柔らかな(言い方を変えるとボヤけた)低音が、ツィーターからは元気一杯の高音が出ていて、それぞれのスピーカーが音域別に鳴っていた感があったのですが、モディファイ後はPeavey 15インチウーファーの持つ歯切れの良さを(レヴェルを下げた)ツィーターがもう少し補填するって具合で、自然で違和感の無い音域の繋がりとなっています。

 これまで多くのベースアンプ・キャビネットを試してきたのですが、こと可搬性に有利な小型キャビでは私のイメージする“良い”出音となるものがなかったのですが、これでやっとの事“使えるアンプ”に巡り合った感がします。

IMG_4680.jpg ちょっとした大きさのライブハウスではPA不要の音量で、5弦ベースのB弦でのフレーズがボヤけず、エレキ・アップライトもふくよかに聞える・・・、うーん様々なシーンで使えそうですね。実際、先日の野外ホールでの演奏は、外の音はPAに任せたのですが、ステージ上はこのベーアンのみでメンバーにはベース音が充分に届いていました。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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