61JBのネック廻りをメンテしたついでに、他の箇所もイジリました。

 この61JBは、デフォルトでは62年から導入された3ポットが先行で取り付いていたのですが、ビンテージのポットを温存する為にリイッシューのスタックポットに交換しています。その各ピックアップに対応するトーンコンデンサーはデッドストックのダイレクトロン(サークルD)にしているのですが、久しぶりに弾くともっとハイを絞り気味にしたいなと感じました。

 元々、ローがかなり出るベースなのですが、ローだけではなくてハイも十分に出ています。ダイレクトロンのコンデンサーでハイを絞ると、変な表現なのですがハイが少し立って来ます。ハイを立たせて絞るという感じで、ググッとモコらすというものではありません。

 日ごろJBを使う際は必ずトーンを絞り込んでいる私としては、この61JBはリアのピックアップだけをもっとモコらすと更に良い塩梅になるのでは?と考えて実行しました。

IMG_8381.jpg コントロールキャビティー内のリアのコンデンサーを取り外して、その配線を外部に出しました。配線にはワニ口クリップを取付けして、そこに様々なコンデンサーを咥えてアンプからの出音をチェックしました。


IMG_8384.jpg チェックの結果、好みの出音となったのはこのコンデンサーです。リンディー・フレーリンのピックアップを購入した際に、推奨品とされていたもので、薄っすらとNECのスタンプが見えるのですが、メーカーは定かではありません。容量は0.05μFで一般的に使われている値です。


IMG_8386.jpg 決定したこのコンデンサーをリアのスタックポットに取り付けました。躯体が大きいのでこの位置にしか収まらなかったです。フロントはダイレクトロンのままです。


 スタックポットでのトーンコントロールは多彩なものとなります。フロントは絞らずにリアのみをモコらす、又はその逆のコントロールもあります。私のセッティングはフロント・リア共にトーンを絞り込むのですが、コンデンサー交換後のリアのモコり具合がとても心地良いものとなっています。

 この度のメンテで、この61JBは本命度というか本妻度(?)が更にアップしました。

IMG_8426.jpg
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コメント
すわべさん

いやホントにコンデンサー選びは楽しいです。
PUで発生した信号が初めに通過するのがパッシブのトーン回路で、これから出た音がそのベースの持ち音と思っていますので、コンデンサー選定はPUと同様に重要ですね。

>プリセットのハイカットトーン
ワニ口クリップの一つ上を行っておられますね(笑)
電子回路ならば少しの容量の差でマッチングしないというのが計算式で分かるのですが、ベース内部のコンデンサーについては出た音勝負(?)なので、細かな容量差は関係無いですね。
もちろん単価にも関係無いのが、楽しくもあり奥の深いところでもあります。

>この61JB
リフ物で、ヴィンテージ価値が低いので(だから買えた・・・?笑)、遠慮無しに自分好みになる様に手を加えています。
バリバリの実用機ですよ。
>配線にはワニ口クリップを取付けして、そこに様々なコンデンサーを咥えてアンプからの出音をチェック

こう言ったトライアルは楽しいですよね(喜)

私所有のYAMAHA BB-Ⅵ-A改に追加したフロントPU(ディマジオMODEL-1)にプリセットのハイカットトーンを付けた際のトライアルを思い出しました。
数値、タイプ様々なコンデンサを試して、結局一番単価の安いセラミックの0.033μFに落ち着いたと言う経緯でした。

>0.05μF

昔のコンデンサでは良く有った値ですね。
今普通に使われている定数の規格だと、0.05は無くなっているんですよね。
ファズフェイスのクローンを作った時に0.05が手に入らなくて、0.047で代用したりしました(汗)

しかしこの61JB格好良いですねぇ・・・
ルックスが良くて、なおかつ現役の実用機として調整されていると言うのがたまりません。
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F-nie

Author:F-nie
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