ベースアンプメーカーとして有名なAmpegの社名の由来をご存知ですか?私はこれまでウッドベース用のPeg(糸巻き?)から弦振動をピックアップして増幅する“Amplified Peg”というシステムを開発したことから名前をつけたという事くらいしか知らずに、それがどのような物かは知る由もありませんでした。Peg(糸巻き?)からシールドが生えているとなると使い辛そうですよね・・・?

 これは、知り合いのAmpegフリークのくんから借りた『Ampeg The Story Behind The Sound』という本です。Ampegの創立時から現在にかけての詳細な内容が記されています。もちろん洋書ですので、気になった所だけを眺めているだけなのですが・・・(笑)。

2007_0912Ampeg0005.jpg

 この本にその社名の由来となったピックアップシステムの全容が記載されていました。

2007_0912Ampeg0010.jpg      2007_0912Ampeg0012.jpg

 1940年代の会社創立時に開発したのは、ウッドベースの足(通常はエンドピンと呼んでいるのですが、これをペグとも呼ぶのですね)の本体内部に差し込まれる部分にダイナミックマイクを取り付けて、足(ペグ)の周囲と芯(アースとホット)を通じて送られた信号を、足置き台で受け止めてアンプに伝達するシステムです。分かり易く言えば、通常ベースの信号を送るプラグとジャックの接続部分を足(ペグ)と足置き台に置換えたものなのです。

2007_0912Ampeg0017.jpg      2007_0912Ampeg0018.jpg

 ダイナミックマイクが取付けられたペグはそのマイクの大きさの為にボディエンド側から差し込まれないので、上の図解の様にfホールからベース内部に差し込みます。

2007_0912Ampeg0029.jpg これ以前はウッドベース本体の出音をボディに近づけた位置に立てておいたマイクで拾っていたのですが、この方法だとボディ内部で音を拾っているので、マイクとボディの位置関係を気にすることなく、(足先は一点に固定ですが角度はある程度は自由になりますから、)ウッドベースを揺らしながらのプレイが出来ますね。そしてウッドベース本体とアンプ間はシールドで繋がっていないのですから、演奏終了後はそのままウッドベースを引き揚げることが出来ます。


2007_0912Ampeg0021.jpg マイク付のペグの遍歴です。下が一番古いタイプですが、後年には最上部の様に、ボリューム付で足置き台を介さずにエンドピンの下端近くから横に向かって取付けられたジャックにプラグを差し込む仕様に変更されました。


 以上のシステムのAmplified Pegを縮めてAmpegとなったのですね。(私のバンドのリーダーMune-GがMunehiro-Guitarを略したのと同じ発想です・・・笑)

 今回、長年の疑問がやっと判明しました。そしてこのように元々ベース用の音響機材を開発することからスタートしたAmpegですから、ベースアンプにも力が入っている訳です。こちらも納得しました。
スポンサーサイト
コメント
私など、まだまだひよっこです。
卍クンなんか、真空管を追求する為にアンプを自作していますから・・・。
ほんと、ご近所ならいつでも爆音試奏OKなのですけど(笑)。
あっという間に国内屈指のアンペグフリークになってしまいましたね。F-NIEさんのアンプの音を一度自分のベースで体感してみたいですね!
コメントの投稿
トラックバック URL
トラックバック
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム