IMG_6280_2014080720554543f.jpg “弘法筆を選ばず”といいますが、こちらの弘法様(Baby bass)は筆(ベースアンプ)をとてもお選びです(汗)

 ピックアップ部が仕上がってきたBaby bassですが、自宅でアンプからの出音を聴きながらセットアップしてOKが出たものをマイスタジオに持っていってチェックすると、今度は今ひとつ気に入らない音となるのです。何故かな~?と原因を探ったのですが、それはベースアンプのキャビネット(=スピーカー)の大きさでした。


 自宅では12インチ径のスピーカーキャビネットでなるべくポン・ポンとゴムマリみたいに弾む音となる様にセッティングしているのですが、これがスタジオに置いている15インチのスピーカーキャビネットだと、同じMarkbassのヘッドアンプを使っていてもボワン・ボワンと空気の抜けたビーチボールのようなつかみどころの出音となってしまうのです。

 アンプのトーンコントロールやグラフィックイコライザーを使用しての細かな周波数の調整も行ったのですが、どのようにしても15インチのスピーカーからは、ボワボワに崩れた音が聞こえてきます。Baby bassから発される極低域を15インチのスピーカーが頑張って再生しようとするのだけど、いくら頑張っても負けちゃう感がします。

 エレキベースだと、とても押し出し感があり良い音に思うこの15インチのスピーカーキャビネットなのですが、Baby bassとは(私の耳で聞こえる範囲で)マッチングしないと最終的に判断しました。

 となると、使えるスピーカーキャビネットの選択となり、おのずと選択肢は12インチ径のスピーカーを持つキャビネットとなってきました。私の今の手持ちの12インチのキャビネットはMarkbassのコンボアンプMini CMD121Pのみです。ただしこれ1台では、参加する大所帯のラテンジャズバンドの大音量の中で使うには役不足です。以前はMarkbassのエクストラキャビネットのNYC121やAguilerの12インチ×2発のキャビGS212などを持っていたのですが、これらは既に手放しています。

 そこで、ターゲットを12インチスピーカー×2発のキャビネットとしてみたのですが、調べてみるとこのタイプのキャビネットは、各メーカーからあまり多くの機種が販売されてはいません。

 そして、もう一点新たなキャビネットを検討する上での要求もありました。それは俗にいうところのハイエンドなキャビは選択肢から除外する事です。これまでBAGEND、Aguilar、Epifaniなどのキャビを色々と試してきた私ですが、どれも私の耳には良いとは感じない出音でした。値段が高い=ハイレベルな能力=音が良いという一般的な考えには同調できなかった私です。原音の再生能力の高さ云々ではなくて、多少音響特性に難or癖があろうとも自分の好み音というのはもっとローエンドというか、アナログチックな温か味のある音なのです。

 以上の点を考慮して、少ない選択肢の12インチスピーカー×2発のキャビの中から私が選んだのは、こちらです。エフェクターメーカーとしては長い歴史を持ち、ベースアンプメーカーとしては新興メーカーというイメージのtc electronicのBC212です。

lrg_BC212_Frontのコピー


 カタログをチェックして気に入ったのは、スピーカーユニットがEminence製だという事です。Ampegに搭載されて実績があり、実際私も使って気に入っているメーカーです。キャビ本体の販売価格から推測すると、同じEminence製でもAguilarに搭載されているような高性能・高価格帯のスピーカーユニットではない筈です。これならローエンドな出音を求めている私には合いそうだなとの判断でこのキャビネットをオーダーしました。続く・・・。
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コメント
オアシス地球さん

BC210をお持ちでしたね。
値段の割に良い音がしていると思いました。
やはり、スピーカーがエミネンスというのは安心材料です。(中国製でしたが・・・汗)
入手後にプチ・モディファイを行っています。ご参考に・・・。
まんじクン

私も自分の立位置やシールドを伸ばして弾いた位置での音、そしてビデオで録画した音をチェックしていますが、全て違いますね(汗)
悩んだ時は、自分にとってプレイしやすい出音を選びます。
当然、客席にも良い音が届いていると信じて・・・。
あっ! 私も tc electronicのBC210 というのを愛用しております。
2年前、新品が半値以下で売られてたので飛びついたのですが、とにかく軽いので
一人で楽々運べるのが魅力です。ほんとはBC212の方が良かったんですが・・

出力も申し分ないし、昨年のGWに皆さんとの楽器屋めぐりで買った
Euphonic Audioのコンボと組み合わせるとバッチリです。
tc electronicはあんまり使ってる人を見かけませんが、(?)かなりイイですよね。
お!いなたいサウンド大好きなワシもハイエンド系に対しては同じ印象です!
ウッドベースの場合だとモニターする音と客に飛ぶ音が違うのもサウンドメイキングの難しい所です…
自分にストレスが無いと自然と良い演奏が出来て、客にも良い音が飛んでいくと信じていますが♪
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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