「無い物は作れば良い!」ということで、ピックアップ部の振動板(ダイアフラム)を自作する事にしました。色んな素材で各種厚さの鋼板を入手して、ハサミで円形にカットしました。

IMG_7495.jpg 画像の左端の①がデフォルトの鉄板で、マイクロメーターを持っていないので測定ができないのですが、他の鋼板と比較して0.4mmくらいの厚さです。それから右に②0.3mmのトタン板(スズメッキ板)、③0.3mmのステンレス板、④0.35mmのカラー鉄板(ガルバリウム鋼板)、⑤0.45mmのカラー鉄板(ガルバリウム鋼板)の5種類です。


IMG_7314.jpg これをBaby bassのピックアップ部にとっかえひっかえ取り付けして、出音をチェックしてみました。上の鋼板の内でステンレス板は磁性体では無いので、2~3枚重ねた際のブリッジ足裏に当たるカバーとして使用します。


 チェックしていく中で分かったのは(当初の想定通りなのですが)、以下の事です。

(どんな材質でも)鋼板が薄いと、ダイナミクス感(音量も)は増えるけど暴れ具合も大きくなる。薄過ぎるとボアン・ボアンの収まりのつかない音となる。

鋼板が厚くなると(2枚、3枚重ねを含めて)、ダイナミクス感(音量も)は減少するけどコントロールしやすい音になる。厚過ぎると低域が無くなり、ペキン・ペキンの薄っぺらな音となる。

 この音質と音量の変化幅の内で私の好みとなったのは、⑤0.45mmと④0.35mmの2枚の鉄板を重ねた時でした。低域が暴れ過ぎず、ダイナミクス感もそこそこで、扱いやすいかな?と思われる出音になりました。

 今回、作製してチェックした鉄板の振動板(ダイアフラム)は、ピックアップ部からみると、エレキベースの弦に相当するものですから、これを替えれば音質・音量が変化するのは当然の事です。デフォルトのピックアップの状態に戻すべく作業を行った今回のエントリーですが、結果としてはデフォルトのダイアフラムは外して、新たなダイアフラムが2枚という事になってしまいました。しかしこれはこれで、自分の耳がOKを出した事なので良しとします。

 追記 この状態でしばらく使っているのですが、鉄板の厚みが増し、更に2枚重ねになっているので、これまでの1枚の鉄板の時の様に凹となる気配はありません。
スポンサーサイト
コメント
すわべさん

エレキベースで言えば、今回のダイアフラムは弦に相当するものですから、今回でやっと弦選びのスタートに立ったという感がします。

厚み的には今回決めた2種の厚みを2枚重ねるとして、ご指摘の様に低音側と高音側の板厚の変化とか、まだまだ試行錯誤の余地はあると思います。

原状復帰が可能か否かは私もベースをイジル際の最優先事項です。
決して悪い癖では無いですよ(笑)
オアシス地球さん

色々とやりつくしたので、もうここしかやるところが無かったというのが本音です。

どんな材質でどんな厚さで・・・、私にとってはSTAP細胞を作るくらい研究しましたから・・・(笑)

Baby bassはもう良い状態のものは持つべき方の手元にあって、外には出なくなっていますね。
うーん、これは奥が深いですね。
低音側と高音側の板厚を変えたり出来る事も考えるとかなり実験し甲斐がありますね。
しかも原状復帰が出来ると言うのは安心ですね!
(この辺の考えに至るのが悪い癖かも知れませんが(笑))
飽くなき音の追求、敬服いたします(^O^)

しかしこればっかりは他にやってる人もいないし
ご自分で研究なさるしかないですよね。

このところ、Baby bassの中古をチラホラ見かけましたが、状態の良い物は
皆無なワリに、全て即、売却済みでした・・ やはりこの音は唯一無二ですもんねえ。
コメントの投稿
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム