一旦取外したネックをじっくりと観察してみました。

IMG_5420.jpg ローズウッドの指板はセンター付近で接いである2ピースです。


IMG_5421.jpg 指板の4弦側にはポジションマークが後加工で入れられています。エレベがメインの私にとっては助かるのですが、先般の夜ライブで使った時、暗いステージ上では赤のポジションマークは指板と同化して見えなかったです(汗)。


IMG_5422.jpg ネックとボディーの接合部からブリッジに向かっては厚い指板のみが延びていて、裏面はRにえぐってあるのですが、他の箇所の仕上がり具合と同様にここもラフな仕事ぶりです。


IMG_5425.jpg メイプル材の柾目が確認出来て強度がありそうなネック裏には着色はされておらず、クリアー塗装のみが吹かれているのですが、永年の使用でクリアーが剥がれて汚れが染み込み、ヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。




 その取外したネックを再びボディーに仮組みして、ネックアングル調整機能の確認を行ったのですが、ピンで留まっているだけのはずのネックの動きがスムースではなくて、どこかで動きを阻害している部分があるようだったので調べてみました。

IMG_5736.jpg (こちらは加工後の画像ですが)するとネック付根の指板の裏部分がボディーに干渉しているのが分かりました。入手時には(ネックというよりも)指板がV字型に順反っていたのですが、長年に亘りこの箇所で指板裏がボディーに当たって押し上げられて、順反りとなっていた可能性があります。


 ボディーの矢印の干渉部分は、製造時(もしくはその後)に加工されたのか、荒い金ヤスリでゴシゴシと削られた痕跡があるのですが、それでもまだ干渉していたので、更に削り込みを行い表面は磨きました。

IMG_5430.jpg          IMG_5731.jpg


 この加工後にボディーに取付したネックは、ボディー裏の金属ボタンを外した穴に差込んだ6角レンチを回す事によって、スムースにネックアングル調整が出来るようになっています。

IMG_5944.jpg          IMG_5941.jpg


IMG_5947.jpg 入手時には駄目だと思っていたネックアングル調整機能が復活できたのは“儲けもの”でした。実際の使い方として、(やろうと思えば)その日の気分で簡単にネックアングルを変えて弦高調整が出来るのは、とても便利で良い機能です。
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コメント
shinmei_tさん

今回のベースにはなかなか手こずっています。(=楽しんでいます)
shinmei_tさんのお好みのセッティングは私に近いと思いますので、メンテやりますよ(笑)
毎度、玄人はだしのリペアですね。状態が悪いベースを入手したら、送らせてもらおうかしらw?
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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