ベースでもアンプでも入手したら直ぐに中身を見たくなる習性の私は(笑)、今回も本能の趣くままにAguilar DB359の天蓋を外してみました。



 先ず目を引くのは2つの大きな円形のトランスです。トロイダル・トランスと呼ばれるこのトランスは、大容量を保ちながら背丈を抑えてコンパクトに収まるので(重量はそれなりに有りますが・・・)、2Uの大出力アンプでしばしば見受けられます。以前所有していたHartke7000Ampのトランスもこの形式でした。

1 (1) その次には当然この4つのパワー管に目が行きます。6550Cという品番のこのパワー管は高出力のアンプによく使われているタイプです。Aguilarのマーキングが有るのはオーナーの心をくすぐる心憎い演出ですね(笑)。

 DB359はこの4つのパワー管を横に寝かせて、高さを押えて200Wの出力を持ちながら2Uのサイズに収めています。これは他のメーカーでは導入されていない手法だと思います。
 

 サイドに有る電動ファンで冷却を図るのですが、天板は当然ながらかなり熱を持ちます。入手時にはアンプ本体にピッタリのサイズの2Uのラックに収められていましたが、これでは熱ダレの恐れがあるので3Uのラックを新調しようと考えています。 

1 (3) プリ部の真空管は12AX7が2本、12AU7が1本使用されています。これも一般的なものですが、メーカーにより真空管の特性が異なるので、この先プリの真空管を交換して音色の違いを探る楽しみも残っています。

 基板同士の結線はコネクターによるものではなくて、すべて手配線となっています。メンテナンス性には劣るでしょうが、端子を介さない分信号のロスは少ないでしょうね。Aguilarの拘りの部分です。


 又、些細な事なのですが、下画像の様に本体ケースと蓋を止めるビス周辺は箇所毎に塗装を剥いであってシールド効果が完璧になる様に配慮してあります。こんなところにも拘っています。量産のアンプではこのような処理は見受けられません。

1 (2)      1 (4)

 全体的に見ると、良質な部材を使って、かつ全て手作業で配線することによって、最高の品質を2Uの狭いケース内に収めているという感じがします。発売時の定価575,400がなるほどと納得してしまいそうになるのが怖いですけど・・・(笑)。
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コメント
マチャさん
植田博之さんのHPは私もチェックしていました。
かなりのコダワリを持たれている方のようですね。そんな植田さんのチョイスしたAguilarということで、安心しました(笑)。
DB659は私の入手したDB359のプリ部と同等と思います。良い物ですよ。しかし、探すのは苦労するかもですね。私もDB359を一年以上探していました。
造りが良さそうで興味を持ってしまいました。
aguilar DB659っていうプリアンプがあるようで・・・ちょっと今後、探してみようかな。
aguilarで探していたらプロの植田博之さんのHPを発見しました。スタジオやステージの画像が良かったですよ。
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Author:F-nie
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