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 先日、66JBをリペアした際にネックポケットに仕込んであったスペーサーを取り外したのですが、これが思いの他、好結果となりました。ベース単体で弾いた時も、腹に伝わってくる振動が増したのは感じていたのですが、アンプに繋いで大音量で弾くとベース全体で鳴っているのが、より確かに体感出来ます。

2007_0729JB19660065.jpg      20070817194231.jpg

 オリジナル状態でセットしてあったこのスペーサーは、紙に樹脂を浸透してあるように見える材質で、厚さは(マイクロメーターが無いので測定は出来ませんが・・・)、おそらく0.3ミリくらいと思われます。Fenderでは組立て時のチェックで、先ずはスペーサー無しの状態で組んだベースをチューニングして、トラスロッドやブリッジのサドル高を調整した際に、ブリッジが低くなり過ぎた場合に、このスペーサーを仕込みます。ネックアングルの調整の為にネックポケットを削る工程を省いた、いかにもFenderらしい合理的な調整法なのですが、たかがコンマ何ミリ厚のスペーサーとはいえ、やはりネックとボディの間に異物が入っているのは鳴りへの影響は無いとは言えませんね。

 私のベースの場合はスペーサーも極薄で、ネックポケットも少しサンドペーパー掛けをして平面出しを行ったので、スペーサーを取り外してもサドル高にはさしたる影響は有りませんでした。JBは66年からフレットが太くなっていて、その影響でそれ以前のベースより弦の成分の音が多めにすると思い込んでいた私ですが、やはりスペーサーを外してちゃんとセッティングしたらネックやボディの鳴りを引き出すことが可能なことを、今更ながら理解出来た私です。

2007_0814U-zo0025.jpg 12日の同窓会Liveでは100WのAmpegV-4BHをヘッドアンプで使ったのですが、これまでこのアンプを使った際の出力の物足りなさは全然感じられない程に、ベースが良く鳴ってドライブ感十分の音をはじき出せて、満足でした。
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コメント
卍くんも以前はネックで悩んでましたね。
スペーサーを外すというか、ネックアングルを正しい状態に持っていくと、ベース全体が良い鳴りとなりますね。
ワシもネックをヒーティングして直すまで厚紙を挟んでネック調整してました。  鳴り方はモコモコして抜けが悪くて最低でしたv-42
f-nieさんに教えてもらってネックを直してスペーサーを外した時の鳴りの良い事と言ったらv-238
pechokoriさん、その通りですね。
4本あるネックジョイントビスのヘッド側の2本の位置を基準点として測定したら6cm離れたところに挟んである0.3mm厚のスペーサーを外したら、約36cm離れた所にあるブリッジのサドル高は6倍の1.8mm下げないと同じ弦高を保てないことになりますが、サドルをそれだけ下げたらテンション感の変化は大きくなり、鳴りへの影響も発生します。
私はそれが嫌なので、ネックポケットを少し坂になるようにサンドペーパー掛けをして調整しました。
スペーサーをただ外せば全て良くなるって事ではないですよね。
Fenderではこの工程を省く為にスペーサーを入れているのですが、Fenderのやらなかったその工程を私が行ったということです(笑)。
同じFenderでもCustom ShopやFoderaやSadowskyにスペーサーが入っていたという話は聞いた事が有りませんから・・・。

ただ、以前JBのフレットを抜いてフレットレス化した時には、フレットの厚みと同様の1.5mm厚のスペーサーをネックポケット全体に敷いた事があります。
これはネック全体を上げて指板を外す前のフレットの高さに合せる為だったのですが、こうすることによってフレットレス化以前と同じ弾き心地を保てました。
この時は鳴りよりも弾き心地を優先したのですが、スペーサーも時と場合によっては使い様があると考えます。
私、スペーサーって異物がネックとボディの間に挟まることで音に影響を与えるというよりも、ネックの仕込み角が変わることでの影響の方が大きいのではないかと感じてるんですが、どうなんでしょうね?
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Author:F-nie
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