Thunderbird(本当はEpi-birdですが・・・汗)のブリッジを交換しました。

IMG_1754_20121228190238.jpg デフォルトは3点支持の見た目にごっつい、ブリッジとテールピースが1体タイプだったのですが・・・、60年代のブリッジとテールピースが分離されたセパレートタイプにしたかったのです。なにせトリビュートしているWishbone Ashマーチン・ターナーが弾いているThunderbirdが60年代の物ですので・・・。


IMG_1837_20121228190236.jpg 先ず、米国から取寄せたのはこのブリッジです。セパレートタイプではあったのですが、如何せん部材が大き過ぎました。サスティーンには有利なのでしょうが、ルックス的にはよろしくありません。


IMG_2411.jpg そこで新たに入手したのがこちらです。ブリッジとテールピースは別メーカーの物です。テールピースは60年代のThunderbird用のリプロダクション物が有ったのでそれを入手しました。これは良く出来ています。当時のデザインをそのままに復元しています。




tp.jpg 話が脇道にそれますが、実はこのテールピースは、当初e-Bayにて10月に落札していたのですが、それは販売店から発送された後、運送中に行方不明になっていました。代理店のsekaimonを経由していたので運送事故扱いで商品代金の補償をしてもらい、2個目の発注をした物がやっと届いたと言う次第です。

 米国内での運送事故はかなり多くて、sekaimonでも取扱の3パーセントが運送事故例となっているそうです。私もこれまで3例あります。やはり日本の運送会社のようにはいかないみたいですね。




b1.jpg 上のテールピースのメーカーは左の様なブリッジを作っているのですが、それはオクターブピッチが合わない当時物の完全再現ではなくて、現代のラウンド弦でもピッチが合うようにサドルの可動範囲が広くて大きな外寸となっているので、これはスルーしました。


b2.jpg 代わって入手したのは、何処かのメーカーのアコベ用なのですが、Gibsonのギターのブリッジのデザインを踏襲していて、ルックスもマッチングしています。オリジナルのブリッジはヴィンテージパーツとして入手することはとても難しくて、仮に販売されたとしてもかなりの高額となるでしょうから、今回入手した“似た形”のブリッジになるのはやむを得ないところです。


IMG_2139.jpg ブリッジのスタッドアンカーは、サドルの可動範囲にオクターブピッチが合うように位置決めしています。又、これまでの3点支持のブリッジの3つの穴は埋木して塞いでいます。




 再度、話がそれますが、この穴埋めの際に自分なりに「これは良い!」と思う方法を考えました。それは、穴を埋める木の丸棒をボディー表面から少し沈めておいて、そこにボディー表面を写真に撮ったものを丸く切込んで貼り、クリアーラッカーで仕上げるという方法です。同じ木目なので目立たなくなる筈と思ったのですが、印刷した自宅のプリンターの発色具合が悪くて、同色にはならなかったという“オチ”が付いてしまいました(汗)。



 ブリッジ部を真横から見ました。左が元の3点支持、右が交換したセパレートのブリッジです。

IMG_2404.jpg          IMG_2405.jpg


 弦がブリッジからサドルにかけて急な折れ角度となっているのが分ります。ネックがダメで順反りが酷いネックでは、ブリッジサドル部を低くせざるを得ないのですが、このThunderbirdはネックがとてもストレートにセッティング出来るので、このようなサドル部の高さとなっていて、テンション感もアップしています。

 そしてもう1点、気になっていた事が解消されました。元の3点支持ブリッジのサドルに彫られていた弦がはまる溝のピッチは約18mm弱で、Fenderに慣れた私にとっては狭かったのですが、交換したブリッジのサドルの弦溝ピッチは約19mmと広くなったので、右手の指さばきがとても楽になっています。

IMG_2412.jpg このブリッジ交換で、このEpiphone JapanThunderbirdを本家Gibsonの60年代のThunderbirdのルックスに近づける“作戦”はひとまず終了しました。(“作戦”だったのね・・・笑)分る人が見れば、スルーネックのウォルナットの色の濃いラインが無いとか、ボディー裏にコンターカットが無いとかの“ツッコミ所”はまだまだ有るのですが、ぱっと見はミント状態のヴィンテージかな?と思わせるルックスになっています。


 出音は、先般博多のレオスキ基地でヴィンテージを試奏したのを思い出すに、レスポンスと暴れっぷりでは負けるのですが、私の持っている建国記念のThunderbirdと比べると出力も大きくて、頭で描くThunderbirdの音に近いものとなっています。(建国記念は本当に大人し目の出音ですので)
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コメント
返信ありがとうございます!
だいぶ前の記事だったので返信が早くてびっくりしました!
丁寧に教えていただいてありがとうございます。
らっしーさん

お問い合わせをありがとうございます。
この類のパーツは国内では手に入りません。
今現在セットで入手できるのはこちらになります。

http://www.ebay.com/itm/Thunderbird-Bass-Bridge-and-Tailpiece-Set-1963-1969-Chrome-/121479626823?pt=Guitar_Accessories&hash=item1c48c00047

セカイモンとかの代理店経由ですと不安が無いと思います。
チェックしてみてください。
はじめまして
はじめまして。
ギブソンSGベースのブリッジをセパレート化したく思い調べていたところこちらの記事にたどり着きました。
こちらのテールピースはどこで入手できますか?記事になった頃からだいぶ時間が経っていますが、教えていただければと思います。
Bi-Shopさん

マホガニーボディーに合う埋木が見つからなかったので苦肉の策でした。
アイデア自体はよかったと思うのですが、プリンターがダメでした(汗)。
クリアーラッカーで仕上げる前に、色付きラッカーで色補正をすべきだったと反省しています。
>そこにボディー表面を写真に撮ったものを…

その発想にやられました!
F-nieさん行動力もすごいですが、アイデアが更にすごすぎです!
オアシス地球さん

確かにブリッジ一つでエントリーをアップするのは私くらいですよね(汗)。

知識はどうだか?ですけど、根性はあります。テールピースの輸入を50日待ちましたから(笑)。

Epi-SGを狙われているのですね。Epi-Japanが有れば、それをお薦めします。
こっ、ここまでやる人は絶対にいない!!(笑)
しかし、知識と根性で廉価版のモデルを自分なりに
本物に近づけることは出来るのですね。私もじつは
Epi-SGを狙っています(笑)
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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