IMG_2231_20121219185423.jpg 壁にズラッと掛けられたベースをポカ~ンと口を開けて眺めていた私は、RS修平さんの「どれでも弾いて下さい」の言葉に、「これは夢では無い!」と我に返ったのでした。


 こんな時には「遠慮」の二文字が頭から消え去る私です(笑)。気になったベースを次々に掴んでは、スタジオで試奏を行ったのでした。ただレオスキ基地訪問がライブ移動中で、数本のベースの試奏がそれぞれ短時間となったので、下記のインプレは上っ面な中身になっているかも知れません。ご容赦ください。



IMG_2254.jpg 王道60JBです。JBが世に出た初年のモデルで、当然スタックノブです。スタックノブはコントロール内部に直列抵抗が入っていて、出音に何かもどかしさを感じる個体を弾いた事があったのですが、この個体ではそのデメリットは感じなかったです。どのポジションを弾いてもちゃんと反応してくれるこの年代の特徴も確認出来ました。


IMG_2256.jpg ベスト・オブPBと呼ばれる62PBです。ペイントはリフィニッシュで、PUもK&Tでリワインドされているそうです。重さの中にも明るさを感じる出音でした。


IMG_2257.jpg この62PBにはやられました。特に4弦の沈み具合は尋常なものでは無く、今回試奏させていただいた中では一番、いや私がこれまで弾いたベースの中でもベストと思われる程のファットな出音でした。もし私がセットアップさせていただくならば、PUの4弦側を沈めるでしょうね。思わず、“What's Going On”のフレーズを弾いてしまったのは当然の事です。


IMG_2249.jpg 憧れのThunderbird Ⅳです。最近トリビュートバンドでThunderbirdの“ような”ベースを弾いていて、それはそれで私なりに気に入るようにセットアップしていたのですが、“本物”はやはり“別物”でした。手に触れるネックやパーツの質感、腹に伝わるスルーネックの鳴り具合がとてもしっくりとします。出力の大きいハンバッキングPUで低域がかなり暴れるのですが、2PUなのでハイを加えて暴れをコントロールするのが、Thunderbird Ⅳの楽しみ方のようでした。ストラップで吊ってもヘッド落ちがあまり気にならなかったのもパーツの重量配分が適切だからなのでしょう。


IMG_2252.jpg 最後は何と言ってもFenderbirdです!ネックを握った瞬間に「太っ!」と感じました。最近70年代のPBを弾く事が無かったからなのですが、先程の63Thunderbird Ⅳとはネックの握りが全く異なっています。そして、その左手は70年代のPBそのままを感じ、右手はThunderbirdを感じるという、不思議感(違和感じゃないです)を覚えました。出音もマホガニーボディーとハンバッキングPUによる深い低域に、メイプルネックの立上りの良さがプラスされています。

 上記の印象から、PBThunderbirdの特性が融合したと言うよりも、PBThunderbirdがそれぞれの強い個性を持ったまま合体したと言えると思います。そしてこれこそThe Whoジョン・エントウィッスルが望んだ結果なのでは?とも考えます。




 以上、数本を短時間での試奏だったのですが、どのベースも極上のコンディションでした。元々の固体の良さに専属ギターテクのJIさんのメンテが施されているからと思われます。ケースから出されてもチューニング済みで即試奏OKでしたし、ベースに触れると無意識にネックの具合をチェックしてしまう私が、全てのベースのネックが少しの順反りになっているのと弦高が同じなのも確認していますので。

 専用の機材庫、ディスプレイスペース、スタジオを持つレオスキ基地はプレイヤーにとっても(ギターを含む)ベースにとっても夢の基地でした。

 レオスキさん、この度はレオスキ基地にご招待をいただきありがとうございました。時間がなくてあまりお話が出来なかったのですが、次の機会にはゆっくりとお話させてください。



IMG_2260.jpg おまけ。。。

 ウチのギターのアキラ氏は54ストラトを弾かせていただいて、「もう死んでもイイ」と言っていましたが、ダメですよ、そんな事言っちゃ。もう少しウチで頑張っていただきますので・・・(笑)。
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コメント
オアシス地球さん

blogをやっていて知り合いになった方々の繋がりでこの基地に辿り着きました。
お付合いが広がるって楽しいですね。

この60JBは本当に貫禄の1本でしたよ。
いや~、ほんとに裏山です。
やっぱり一度、60JBを弾いてみたいです。こればっかりは
楽器店でもおいそれと触らせてもらえなかったりしますよね。
shinmei_tさん

この基地に次回潜入したら、丸1日は居たいですね。
ギタリストなら1ヶ月は出てこれないでしょう。百数十本あるそうなので・・・驚。

shinmei_tさんが博多に出張する事があれば、レオスキさんをご紹介しますよ。
その時は私も是非ご一緒に・・・。
あー、とても楽しそうなところですね。しかもサンダーバード充実!私も触ってみたい楽器がいっぱいですよ。夢の様なところっすねw。
べーさん

確かに凄かったです。
ディスプレイコーナーは打ちっ放しのコンクリート壁で、スライドするギターハンガーが2段に取付けしてありました。

レオスキさんの機材はプレーヤー誌別冊『THE GUITAR 11』に掲載されています。
http://www.player.jp/theguitar11/
機会が有ればご覧ください。
凄い秘密基地があるんですね!!!
ディスプレイのされ方から・・・凄いとしか言えません!!
ラインナップも凄いですし・・いいですねww
たけさん

私の場合は曰く付きのベースを(お安く)入手して、インチキリペアーマン(私の事・・・汗)がシコシコと使えるようにしているのですが、
レオスキさんの器材は楽器店でお墨付きのものを更に専属ギターテクが調整していて、
やはりその差は感じてしまいました。
F-nieさんのところも大概すごいですが、さすがレオスキさんですね!いつかわたしもあやかりたいです!
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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