さて、いよいよ本題です。このベースの“肝”となるのが、このPUです。PJスタイルなのですが、その構造はFenderを更に発展させた物になっています。


 出し入れ可能のポールピース自体は着磁されておらず、PU裏側に平らな板状の磁石が配置されています。その磁石には電磁シールド用の金属板が貼られています。この磁石と金属板は接着剤等で強固に固定されているのではなくて、磁力でくっ付いているものを蝋つけ(ポッディング)してあるだけです。

フロントPU

IMGP8357.jpg


リアPU

IMGP8362.jpg


 厚みのある磁石の為か、コイルは背が低くかつ幅広く巻いてあります。この巻き方は、よりローの出を求めている為と思いきや、リア用のJタイプPUの出音はハイばかりで、とてもじゃないですが所謂“ジャコ・トーン”は作れないです。

 アンプからの出音はとてもパワフルです。パッシブベースでこれほどの出力の物はこれまで経験していません。同時でのチェックではないのですが、以前持っていたDuncanPB用のSPB-3の何倍かの出力と思われます。

 PJのPUはどちらも出力は大きいのですが、特にPJ以上で、両PUをフルテンにした場合にはPの出力をJが引き下げてしまうので、Jは弦にギリギリまで近づけるセッティングとなりました。しかしそのセッティングにするとキンキンのハイの成分が強いJの為にベースからの出音全体がキンキンになってしまいます。

 Pの音質は私の感じではゴキゴキなもので、どちらかと言うとミッドハイからハイの音域が強くて、ウォームな出音とはなりません。コントロール部にはトーン回路が無いですし、ハイはアンプ側で絞る必要があります。
 
 アンプへの入力を行う時点で既にギンギンの出音で、Rockで歪を求めるにはアンプのみでエフェクター要らずと思えるのですが、私の好みはもう少しタイト&ウォームな出音なので、そのように持って行けるかが今後の調整の課題となります。

IMGP8587.jpg そして、指弾きオンリーの私としては、PUカバーの上部の形状が半円形なのは、親指の固定がやり辛くて“マイナス1点”となります。


 という事で、ことPUに関してはいくつかの不満を覚えています。さて、どのようにして改良してやろうかな?
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コメント
No title
べーさん

私の頭の中では、ベースというものは1950年代にレオ・フェンダーが作ったFenderベースなのですが、そのレオ・フェンダーの中でのベースはずっと進化し続けていたという事のようです。

G&Lをチェックしてそれを強く感じました。
至る所にフェンダーの進化した姿が見れるベースなんですね!!

それが時代背景とマッチできて、生き残っているのかなぁなんて感じました!!

ともあれ、全パーツの解体のお陰で色々勉強になります(笑)
ありがとうございます
m(_ _)m

引き続き続編を楽しみにしています!!
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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