所属するラテンバンドでは、エレキとエレキアップライトの2本のベースを使い分けています。その使い分けの方法はこれまで色々と試行錯誤しています。これまで2チャンネルのインプットを持つMarkbassLMKヘッドで切り替えをしたり、最近はエフェクトボード上でラインセレクターで切り替えをしたりしてきたのですが、エフェクトボード上でもう少し味をつけたいと考えるようになってきました。

 このラテンバンドではMarkbassの12インチのキャビネットを使っているのですが、特にエレキベースを使った際にアンプヘッドのEQでは作れない“少しばかりの音の太さの向上”を求めるようになったのです。以前はこの様な場合では、無条件でSansAmpべードラを選んでいたのですが、少し“大人”になった今は(笑)、べードラとは色合いの異なる音を探してみたかったのでした。

 そこでチェックの候補に掲げたのがこちら、Crews Maniac SoundのプリアンプDPA-2Bです。

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 BOSSのエフェクター2.5台分の大きさの躯体にかなり多くの機能が詰め込まれています。細かいことはメーカーサイトを見ていただくとして、先ずはベースとアンプを繋いだ時点で内蔵アンプを経由していてチャンネル毎のインプットゲインとマスターボリュームがコントロール出来ます。これで既にアンプからの出音は音像が一歩前に出てきます。音の大小ではなくて、これまではキャビのネット越しに聞こえていた音が、ネットを取外してスピーカーから直に聞こえるようになった感じです。ベースによってはギラつく感がしますが、その場合はベース本体のトーンを少し絞ります。

 インプットゲインを上げ目にしてマスターボリュームを下げる所謂オーバードライブ状態にしても音像が崩れないのは、ベードラを卒業した(笑)私好みです。

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 スイッチでオンとバイパスが切替えられるEQもナチュラルな効きと言えます。特にパラメトリックのミドルコントロールは使い勝手が良いですね。中低域に個性(癖?)があるPBならば、ミドルのゲインを1目盛り程下げておいて、アンプからの出音を聞きながら周波数帯域のツマミを左右に回して、嫌味な中域が減少する箇所が見つかればそれでOK。

 線の細いJBの場合はミドルの周波数を一番下げて(100Hz)、ゲインを1目盛りブーストすれば、アンプの出音には太さがプラスされます。

 その他、TelebassThunderbird等、一癖も二癖もあるベースでチェックしたのですが、このミドルのパライコはどれにも有効に作用してくれました。考えてみるとこれまで私が持っていたアンプやエフェクター等の機器でパライコが付いていたのは一台も無かったです。この年に及んでパライコ初体験!いいもんですね(笑)。



 よし、これは使える!と判断して他の機器を加えてエフィクターボードに組込んだのがこちらです。

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 KORGのチューナーPitchblackと、EBSのコンプレッサーMulticompと、2台のベースのインプットを切替える外部スイッチのBOSSFS-5L、そして電源アダプターです。一見多くの機器がゴチャゴチャと配置されているのですが、チューナーはDPA-2Bのチューナーアウトに繋いでいて、ミュートスイッチで音を消してチューニングします。そしてコンプレッサーはDPA-2Bの外部エフェクターのセンド&リターンに繋いでいて、エェクターのオン&オフスイッチで切替えているので、コンプがオフの時はベースの信号はDPA-2B以外には何も経由されていない事になり、信号の劣化が防げます。

 このセンド&リターンにエフェクターを接続する際に注意点がありました。エフェクターのバランスツマミがあって、左に絞ればドライ、右にフルに回せばウェットになるのですが、このツマミでは出力も変わるのです。ツマミがセンターの位置が一番出音が大きくなって左・右で小さくなります。この左・右で小さくなった時がエフェクターバイパスと音量が等しいです。

 このツマミでは2つの使い方が出来るなと思いました。1つはエフェクター使用時にバランスツマミを右に回し切ってエフェクターのみの接続をして、効きと音量はエフェクター側で調整する。そしてもう1つはセンドとリターンのジャックに短いシールド線を挿して直結して、バランスツマミをセンター側に回すと、エフェクターのオンオフで音量の切り替えが出来ます。

 当初はバランスツマミで音量が変わるのは、ポットの設定ミスかな?と考えたのですが、メーカーサイトにもこの使い方の説明があるので、想定しているものと思います。



 元々は2本のベースの持ち替えの為に、プリアンプの導入を検討したのですが、このチェック結果から様々なベースに適応することが分かったので、これから色んな所で使用してみます。
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コメント
やんださん

はい、やんださんからの情報提供もよろしくお願いいたします。
お教え頂きありがとうございます!
ブログ、ちょいちょい覗かせてもらってます。
これからもがんばです!
やんださん

コメント、ありがとうございます。
DPA-2B、機能が満載で良いですよね。
通しただけで音がスッキリとするのは、好みのあるところでしょうけれど、最近弾く事の多いGibsonのベースで使ったら、良い塩梅となっています。

エフェクトボードはエフェクターケースに含まれているもので、chuya-onlineで買ったEBB1-Mです。LとSサイズもあるので、チェックしてみてください。

http://www.chuya-online.com/products/list.php?mode=search&category_id=&name=MUSIC+WORKS+EBB1&x=44&y=11
質問
はじめまして。こんにちは。
やんだと申します。
僕もDPA2Bを使っているのですが、(使い勝手最高ですよね!)エフェクティブなペダルは使わないライブがあるので、最小限のサイズのボードはないかと探しているうちにここに辿り着きました。
画像のエフェクトボードは、どこのメーカーの物か教えて頂けませんでしょうか。
No title
Bi-Shopさん

いや本当にカタログでは音が分からないですからね。
実際に自分の耳でチェックするのが一番です。
DPA-2Bの入出力、コントロールはとても充実していて、その全てが有意義に機能しています。
私はヘッドホン出力以外は全て使っています。
願わくは入力切替スイッチを本体に取り付けて欲しいのですが、実際にパネル上への配置はスペース的に無理ですね。
No title
おおっ…
これはイメージがずいぶん違いましたねぇ…
でも改めてメーカーサイトに行ってみるとかなり使い勝手よさそう…
入出力が充実していますね。
これから改めてチェックしていきます!
実際に試奏もしてみたいなぁ…
No title
Bi-Shopさん

そういえば、以前持っていたマルチにパライコ機能が有ったのを思い出しましたが、トーンコントロールはツマミを回して行うようにと親から言われて育ったので(嘘です)、エディットボタンをポチッポチッと押してのトーンなんぞ試してみようとも思わなかったです(汗)。
冗談はさておき、現場ではやはりツマミをクイッと回してのトーンコントロールが便利ですね。

それとDPA-2Bに対してBi-Shopさんがイメージされている“ちょっといなたい”というのは、私からすれば少し異なると思います。
少しギラつく感じがして粒立ちが良くなって音が前に出ます。
パッシブベースにマッチすると思います。アクティブベースだとギラギラし過ぎるかも?です。

“ちょっといなたい”というかナチュラルで円やかなトーンを持つ別のプリアンプのチェックを本日エントリーしたのですが、これはパライコでは無いのですよ(汗)。
No title
どうも。
パライコ大好きのBi-Shop です(爆)
特にミッド可変は大好きでして、個人的にこのDPA-2Bは気になっていたんです。
AguilarのTone Hammerもミッド可変でしたがどうもクリアすぎてダメでした。
DPA-2Bはもうちょっといなたいイメージがあって気になっていました。
今足下にはMaxonの古いPPE-1というパライコがあるのですがツマミがなく、あるのはボタンのみ。
数値を変えるのにいちいちEDITモードに入ってパラメータ呼び出して…なのでライブで急に音を変えるのにはむかず…
いろいろ探してはいるのですが……F-nieさん推薦ならかなり興味津々です(笑)
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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