5弦のメインで使っているFreedomのベースですが、オリジナルのPUは特にフロントPUからの出音がくぐもっていて、ベールを被っている様な感じがしていたのです。これを改善しようとDuncanのPUに換えたりもしたのですが、これもあまり気に入った結果とはならずに元のPUに戻していたのでした。

IMGP6093.jpg この様なこれまでの状況を鑑みると、1つのポールピースだけに対策をしても効果は無いと思われたので、スライス磁石を何個か作って試してみました。


IMGP6094.jpg 良い結果となったのはこんな状態です。2弦~5弦に対応するポールピースの高音弦側のみにスライス磁石を貼り付けています。出音の音量バランスもとっているので、4弦が山の頂点として一番厚くて0.7mm、2弦は薄く0.4mm程でしょうか?出音を聞きながらの厚み調整だったので、調整後の結果を0.5mm目盛りのスケールでザックリと測定した値です。


IMGP6105.jpg 上の画像の状態だと、あまり見た目には美しくないのですが、PUカバーを掛けるとこの様に収まっています。PUボビンとカバーの間には厚紙で作ったスペーサーを噛まして見栄えを落ち着かせています。


 この状態でのアンプからの出音は、フロントPUが凄くクリアーな音質になっているのが分かりました。5弦の5フレット(E音)以下~開放(B音)もクッキリと響きます。と言いながらも、元もとのローの出具合も残っているので押出し感も充分です。全てのポールピースにスライス磁石を付ける事は今回やっていないのですが、もしやったとしたらギラギラの音となって落ち着きが無くなってしまうのでは?と思います。この様な理由で、リアPUへのスライス磁石の貼り付けも行いませんでした。

IMGP6110.jpg 又、PUカバーから4ケのスライス磁石が飛び出しているので、指弾きの際に支障になるのでは?と思われるかもしれませんが、2フィンガー奏法の場合は、弾く弦の低音弦側のポールピースに親指を置くので、高音弦側に出ているスライス磁石に親指は触れないので邪魔にはなりません。そして弦を弾く指(人差し指、中指)も厚紙スペーサーでスライス磁石の出っ張りを抑えているので、これも全く気にはなりません。


 スラップ時も問題無しでした。スラップと言えば、4~5弦を親指でヒットした際に、とても音の飛び出し感が増しているので、不要な力を込めずに楽にスラッピングが出来る様になりました。
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コメント
No title
be_pomさん

訂正します。PUの寸法を測りました

ディマジオDP549とダンカン70/74の外寸は、4弦JBのリアPUと同寸です。
そしてリアPUの弦ピッチは、ディマジオDP549が18mmで、ダンカン70/74は18.5㎜でした。
参考にして下さい。
No title
be_pomさん

be_pomさんのベースの写真を見たら指板サイドと弦の外側が狭く見えたのはその為だったのですね。

バルトリーニの抜けが悪く感じたのは私もそうでした。

これまで、バルトリーニと同じく、4弦JBと外寸が同じPUで弦幅が18mmは以下を試しています。

YAMAHA BB-Ltd → ハイが強くてローが薄い
Atelier Z → ハイは強くてローは程ほど
デイマジオDP549 → ローからハイまでバランスが良い
(以上3つは互換性があります)

バルトリーニとは外寸が異なるダンカン70/74 → ハイはモコる、ローは薄い

って感じで、これらの中ではデイマジオDP549が好印象でしばらく使っていました。
No title
F-nieさま

いつもここにコメントしてすみません。

結局搭載してたバルトリーニは外しました。
先日のステージであまりに抜けが悪く感じて。。。
自分の楽器との相性でしょうけど。

とりあえず今は純正のPUに戻してますが、久しぶりに聴くと
純正PUもなかなかガッツがあって良いです。
ただ18ミリピッチ用なんですよね。。。

どうもこのバッカスが5弦として過渡期?の製品のようで、
指板やPUは18ミリ用サイズなのに、ブリッジだけが
19ミリ用なんです。当時のカタログの写真でもそうなっている
みたいです(笑)

別に19ミリの現状でも弦落ちはしませんが、楽器としての
全体的な収まりは18ミリの方が良いような気がします。

なので18ミリの軽量ブリッジに換装するか、もしくは
19ミリのPUに換装するか、悩んでいます^^

F-nieさまはディマジオDP549とダンカン70/74と両方
お持ちのようですが、良かったら参考までに両方の音傾向を
教えていただけませんか?
個人的にはパッシブの一般的なJB系のミッドが充実してる
音が好きです。

お暇な時に簡単な感じで結構ですので、よろしくお願いします。

No title
be_pomさん

やはり!(笑)。
丁寧な商品説明にお人柄が窺えました。

確かに19mmピッチの5弦用PUって選択肢が少ないです。
出音は別としてサイズでみると、バルトリーニの5弦用PUは4弦用と同じ外寸ですので、フロントPUのロー側の親指を置く位置と5弦までの距離が短くなるので、私は苦手です(汗)。
逆にAeroは異様に長くてこれもダメ・・・。
結局、Freedomの5弦用PUはPUセンター部が19mm延びている設計なので、これが私にとって自然で一番弾き易いのです。

be_pomさんも色々と試されて自分にマッチする1本に仕上げていって下さい。
あらっ・・・
F-nieさま

やっぱり見つかっちゃいましたか(笑)
さすが、チェックされてますね^^
ちょっと思うとこあって出品して(みて)ましたが、
本日中には出品を取りやめる予定です。

F-nieさまに「細かいところまで手の加わったベース」って
言っていただけて光栄です^^

ちょっとPUを変えてみようかなと思ったり。
でもプリアンプも変えてみたり・・・またはパッシブに
してみたりなどなど、妄想が膨らんでます(笑)

ただやはり19ミリピッチで、このサイズのPUでも
弦間が合わないものが多く、悩むところです。

あれから数回リハで使ってみましたが、テンションバーに変えて、
弾き心地がすごく良くなりました。
程よいテンション感ですね。

No title
be_pomさん

ヤフオクでbe_pomさんのものと思しきベースを見かけました。
細かいところまで手が加わったベースだとの印象です。
手放して新たな“ブツ”を入手でしょうか?
No title
be_pomさん

私は19㎜ピッチより狭い5弦は弾けません。
Fenderが染み付いているからと思います。
こんなユーザーを狙って19㎜ピッチの5弦があるのでは?と考えています。

パーツの軽量化に対しては私も同様です。
重たいパーツはどうも体が受け付けてくれませんので・・・。

バルトリーニは少し甘い感じがするのが良いです。
スラップしてもハイが耳に痛くないですし・・・。
ポールピースが覗いていたらもっと好きになるのですが(笑)。

19㎜ピッチの5弦用PUの選択肢は本当に狭いですね。
ブログにはアップしていませんが、FreedomにAeroのPUを取り付けてみた事もあるのですが、小奇麗過ぎて今ひとつ物足りなかったです。
何かひと癖あるPUを私も求めているのでしょうね。
そうでした!
お返事ありがとうございます。

そう言えばPUの寸法が違う件、アップされてましたね。
拝見していましたが、私がうっかり忘れておりました(恥)

最近の5弦ベースはPUがワイドサイズの物を採用している物が多いようですね。
やはり19ミリピッチに満足に対応するためには、広めに磁界が必要なのか、
又は5弦を弾き安くするためなのかはわかりませんが。

私のは全然たいしたことない、古いバッカスの5弦です。ただ当時物としては
珍しく純正で19ミリピッチのゴツいブリッジが乗ってました。
イメージ的にはサドのUV5弦のエボニー指板って感じです。

私の場合は、まずは軽量化を一番に考え、ペグをヒップショットにし、
ブリッジをFreedomのビンテージタイプに交換しました。

私はあまりサスティーンが長い感じのは使い辛いもので、
ビンテージタイプで弦間ピッチが調整可能なブリッジは、
いろいろ探してもFreedomしか無かったのです。

まだ交換してそんなに日が経ってないので、セッティングを
煮詰めるまでには至っておりませんが、
何回かホールやステージで使ってみてる感じでは、5弦の響きは素直で良いです。
ただ弦全体のテンションをもう少々調整したいなと思ってはいます。

PUについてですが、バルトリーニはハイが荒れず本当に使いやすいですよね。
私は普段はポップス系の歌伴やセッションやJAZZ系が多いので、
幅広く無難に使える意味ではバルトリーニが重宝しています。

ですが、本当はもう少し癖のあるPUの方が弾いてて面白いんですけどね^^;
ただ19ミリ用の5弦PUは、選択が難しいですよね。。。

長々と失礼しました。
また拝見させていただきますね。
No title
be_pomさん

いらっしゃいませ。コメント、そしてご提案、ありがとうございます。

バルトリーニですね。4弦用は使ったことがあり、ノイズの少ない優れたPUだと思います。ただ、このFreedomにはPUの外寸が合わずに取付けが出来ないのです(汗)。

Freedomの5弦ベースはボディ、ネック、パーツを含めて中心部を1弦分(ブリッジ部では19mm)広くした独自のサイズとなっています。PUで言えば、PU端から取付けビスまでは4弦と同寸で、3弦部分が広くなっているのです。このPUカバーの外寸(=PUキャビティ)にジャストに合う他メーカーのPUを色々と探したのですが見つからなかったのです。

バルトリーニの外寸は4弦用PUと同じなので、コイル部は短いなりに入るのですが、取付けビス部がマッチングせずに入り切りません。ただダンカンのPUのコイル部だけは寸法が近かったので、FreedomのPUカバーに内蔵して取付けしたエントリーを以前アップしています。

そのダンカンも出音があまり気に入らなかったので、オリジナルに戻していて、この度ポールピースを加工したという流れとなっています。この加工後は今のところ気に入った出音になっています。

JB5弦用のPUは弦ピッチと寸法の関係で、交換品を探すのは至極困難ですね。又、be_pomさんからの情報も頂きながら研究したいと思っていますので、いつでもコメントをお願いします。

それと、Freedomの5弦用ブリッジを入手されましたか。私のFreedomの5弦の揺れ具合はこれまで持っていた5弦の中で一番心地良いもので、この要因がブリッジにもあると思っていましたので、取付けされたbe_pomさんのベースはどの様に変わったのか興味があるところです。
はじめまして。
晴の国在住のおっさんバンドマンです。
以前から時々HP拝見してまして、貴殿のの深い洞察力や
チャレンジ精神に感服いたしておりました。
19ミリピッチのJBは私も使っておりますが、先日
F-CGR様から貴殿のと同じブリッジを特別に譲っていただき、
ピックアップはバルトの59S72を装着し、使用しております。
現状バランスも良く、安定して使えております。

貴殿が大変こ細かいポールピース調整を試みられているのを拝見して、
バルトいう選択もひとつの方向ではないかなと思い
、お節介だと思いつつもコメントさせていただきました。
音質に関してはバルトはお持ちの様ですので、
よくわかられた上でのご判断かと思いますが。。。
もしもご気分を害されましたら、このコメントは削除くださいませ。
No title
Bi-Shopさん

何とか薄い磁石を作ってみようとしたのですが、何とかなりました(笑)。

でもスムーズにいったものばかりではなくて、割れたり、摩擦熱で焼けたり、そしてあまりにも小さいので2個程は床に落ちて行方不明になったりしています(汗)。
No title
こ…これは……

電動サンダーで厚み調整って…ちょっとまねできない……(爆)
しかしF-nieさん器用ですねぇ…
No title
たけさん

スラップ時には私の弾き方では、親指での低音弦へのヒッティングよりも高音弦のプリングの方が音が大きくなる傾向にあったのですが、これがスライス磁石のお陰で低音弦のヌケが良くなったので、親指を力まずにヒットして済むようになりました。

今回の作業は磁石を電動サンダーで削るという荒業で、真似されて怪我でもされたら困るので、作業中の写真のアップは控えます。
No title
スラップにも良いんですね!
是非私もやって・・・みたいところですが、私にはできない技ですね・・・
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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