FenderタイプのPUで各弦の出力バランスが悪いと格別に気になってしまう私です。これまではポールピースを動かしてバランス取りを行っていたのですが、その方法はやはりコイル断線のリスクが高くて気軽に行うことは出来ません。そこで1つの弦のみのPU出力を上げる方法を色々と考えてみたので紹介&説明をしてみます。

 今回の改善対象となった5弦ベースは5弦の出力が4弦よりもかなり大き目でした。4弦よりも太い5弦が指板のアールの為にPUのポールピースに近付いているのですから、当然の現象です。よく5弦ベースの4弦が、4弦ベースよりもドーンと来ないと言うのは、この出力の差の影響が大きいと思います。そこで5弦の出力を下げるのではなくて、4弦の出力を上げて相対的にバランスをとる方法を考えてみました。

 単純に考えると1つの弦に対応するポールピースを弦に近づけるか、そのポールピースの磁力を強くすれば良いと言う事になります。

IMGP5767.jpg 先ずはポールピースの磁力を強くする方法ですが、これは以前にも紹介した事があるネオジウム磁石を使ったものです。強力な磁力を持つネオジウム磁石をPU裏の4弦のポールピースにくっつけました。今回使ったのは直径が10㎜、厚みが5㎜のものです。いくらネオジウム磁石が強い磁力を持っているとは言え、PUの高さ20㎜を超えた位置にある弦に対する磁力を増やすには、この位の大きな磁石が必要でした。厚みが2㎜の磁石では不十分でしたので・・・。


 アンプからの出音のチェックでは4弦の出力が上がっているのが分かりました。ただその音質は弦から離れた所で弦振動を捕捉しているというイメージで、音質はブーミーなままで出力は上がっているというものでした。

 そして、やはりこれだけ強い磁力を持つネオジウム磁石をずっとPU裏に貼り付けておくのは、4弦のみではなくて他のポールピースに着磁された磁力にも影響を及ぼす可能性があるので、強くお勧め出来る方法ではないと思います。

 という事で、次回は別の方法です。
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コメント
No title
たけさん

ブーミーという表現は適切ではないのかも知れません。
音量が上がれば音像もくっきりとすると思っていたのですが、そうでもなかったのです。
磁力を強めただけではダメで、やはりポールピースを弦に近づけなければ歯切れ感は出ないと思いました。
音量&歯切れをアップした工夫は後日エントリーします。
No title
強力磁石は少し心配ですね。
ブーミーな原因はどこにあるのでしょうか。
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Author:F-nie
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