下はFender MexicoRoad Worn 60s JBです。全体にレリック加工を施して、新品とは言え雰囲気のあるベースです。

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 これは地元で“Legend”と呼ばれている先輩プレーヤーのともさんのベースで、ノイジーなのをチェックする為に私の手元に来ました。日頃知り合いからベースの不都合の問合せがあったら、対応策だけを伝えてなるべくその方に直していただくようにしている私です(ベース修理を請け負うようになったら大変ですから・・・)。がしかし、大先輩の“Legend”からの依頼は断る訳にはいかないので(汗)、持って来ていただいて早速アンプで音出ししてチェックしました。

 うーんなるほど、小音量では気にはならないのですが、アンプのボリュームを上げると、両PUをフルアップの時も片方をオフの時も“ジーーー”というノイズが聞こえてきます。両PUを0にするか、トーンを0にするか、弦を手で触るか以外の状態ではずっとノイズが発生しています。

_IGP4339.jpg これって特定のパーツ云々ではなくて、電装部全体が原因のような気がしました。そこでチェックの為にコントロールパネルを外した瞬間「あれっ?」と思った事は、「キャビティ底にシールドプレートが無い・・・?」。「あらら、もしかして・・・」とPUを外してキャビティ底を見ると「こちらにもシールドプレートが無い!」。


_IGP4344.jpg コントロールパネルはスチールプレートなのでこの部分は良しとしても、PUキャビティ底にシールドプレートが無いという事は、外来ノイズ対策がなされていないという事になります。「これじゃ駄目だ」という事でパーツ箱から取り出した銅板をカットしてPU・コントロールキャビティ内に落とし込んで、アース配線をサクサクッと行いました。


_IGP4346.jpg 更に事前のノイズチェックの際に気になっていたポールピースへのタッチノイズ対策として、いつものアース落しも行いました。


 以上の作業後のサウンドチェックでは、これまでのノイズは何処に行ったの?と思うほどに無音状態が静かになっています。と言うか、これがFenderの基本形だと思うのですけどね・・・。Fender Mexicoには(Fender Familyの一員として)、外装の見てくれで付加価値を高めているだけでなく、本質的なノイズ対策において手を抜いて欲しくないと一言いいたいところです。

 デジマートで見つけたこのRoad Worn 60s JBもシールディング加工を施しています。
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コメント
No title
たけさん

たけさんお持ちの“本物”と比べたら、(細かい点を見比べたらキリが無いですけど)やはり雰囲気は違います。
でも新品から傷を気にせずガンガン使えますね。このともさんのベースも裏はバックル傷だらけです。

音の方はオーソドックスなJBという感じですので、ノイズ対策がなされていたらより良いかなと思います。
No title
なかなか色気のあるベースですね!
赤い部分が多いですし、良いルックスです♪
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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