Landscape SWB-Masterの出音についてですが、先ずは音を拾うPU部を見てみます、

_IGP4118.jpg 指板の延長部にマグネットPUを組込んだウッドブロックが有ります。このブロックは指板には触れていなくて、ボディトップに取付けられています。先に入手したAria Pro ⅡSWB-Betaは指板先にPUブロックが取付いていて共振の原因となっていたのですが、このSWB-Masterの方はボディトップにしっかりと取付いていているので、逆にトップ単板の鳴りを殺しているのでは?とも考えられるのですが、この辺りはメーカーの“判断”となるところです。そしてPB方式の2シングルPUですので、各弦の出力バランス取りも容易です。


_IGP4143.jpg その出音はまさにディープ。エレキベースと比べると弾く弦を1本下げたかの様なローが箱鳴りを伴って響いてくるのですが、その深さ故にベースラインが沈み過ぎて分からなくなるので、私はマグネットPUのみでの使用はしていません。


_IGP4115.jpg フルサイズのウッドベースよりは少し高さが低いと思われるブリッジに取付けられたピエゾPUはウッド用の定番、FishmanBP-100です。以前このBP-100が取付けられたウッドベースを弾いた事があって、その際はアンプから豊かなローも出ていたのですが、やはりボディが小さなこのSWB-Masterではそれは望めません。ピエゾ特有のカリカリ音なのでプリアンプでEQ補正をするか、マグネットPUと組合せするしかなさそうです。


_IGP4126.jpg 結局は両PUをブレンドして使う事になるのですが、私はハイとローのEQはフラットにして、2つのPUのバランス取りでトーンをコントロールしています。マグネット6割:ピエゾ4割というのが基本ですかね。気分でハイを少し下げたりもしています。コントロールツマミは上からPUバランス、マスターボリューム、ロー&ハイのEQとなります。


 その出音を言葉で云々するのは難しいので、こちらでチェックして下さい。Landscapeのサイトでジャズベースプレイヤーの納浩一氏がSWB-Masterを弾いています。で、よ~く聴いてみてください。最初から1分を過ぎた辺りで、納氏が4弦を強く弾いた際に“ブビャ~~ン”と音が潰れているのが分かると思います。SWB-Masterを入手する前にこの音源を聞いた時には、アンプもしくは録音環境の要因で音が潰れているのかな?と考えたのですが、入手後に確認したらベースから出ている音がこうでした(汗)。

 3弦、4弦を強く弾いたら同じく“ブビャ~~ン”になってしまうのです。さらに納氏の音源ではEQを硬目にされているのですが、私が好むもう少しローが響くEQセッティングでは今ひとつ音が抜けてきません。

 そこで対策を検討した結果が、先日エントリーした内蔵プリのICオペアンプの交換だったのですが、いゃーこれは効果が絶大でした。正に目から鱗が落ちるかの如く、“ヌケ”、“レスポンス”、“過大入力に対しての耐性”等が向上しました。現在は納氏の音源よりもっとディープなローを鳴り響かせています。

 SWB-Masterを入手直後はローの“ヌケ”の悪さに悩んで、先に入手していたSWB-Betaの方が良かったかな?と感じていたのですが、オペアンプ交換後は完全にメインが入れ替わってしまって、SWB-Betaは現在後輩ベーシストの所に行っています。
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コメント
No title
たけさん

本当に“使える音”になりました。
でも、もう一点経過観察中のところがあるのです(汗)。
いずれ観察結果を報告いたします。
No title
おーすごいですね!
オペアンプ交換後のサウンド聞いてみたいです♪
私もこれほしいです!
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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