ポールピースのタッチノイズ対策で、ポールピースをアースに落す処理を66PBにも行いました。PBの場合は1つのPUに2つのコイルがあるので少しややこしくなります。

_IGP3674.jpg 先ずはPUをキャビティから取出したのですが、この状態に驚きました。高さ調整用のウレタンが劣化して裏側にペキペキに固着していました。


_IGP3679.jpg これを彫刻刀を使って慎重に除去すると、グレーボビンが現れました。しかし残念ながら(この当時は鉛筆書きされている筈の)PUの製造日は判別不可能でした。


_IGP3686.jpg さて、予定していた処理を施しました。PBの2つのコイルには計4つの端子が有るのですが、1つのPUとしてみたらコールド端子は左画像で言えば一番下の黒リード線が付いている1ヶ所だけになるので、これにホールピースからのアースラインを繋ぐ事になります。粘着テープ付きアルミを画像の様にカットして2つのコイルに貼り付けました。


 アルミの2つのコイルにまたがる部分は、それぞれのコイルの高さ調整に対応出来るように余裕を持たせています。尚、PUをキャビティから取出す前にPU表側をガムテープで貼って2つのコイルの相互位置を固定しています。

 そして、各ホールピースとアルミ、そしてコールド端子部に上画像で黒い米粒に見える様に、導電塗料をグレーボビンを極力汚さない様に最小限塗布して、導通させています。

DSCF9373.jpg この処理を終えたPUをキャビティに戻して試奏した結果、前回のJB同様に左手で弦に触れている状態では、右手のポールピースのタッチノイズは発生しなくなっていて、とても扱い易くなっています。


 私のケースと同様なノイズに悩んでおられる方は是非ともお試し下さい。簡単で確実なノイズ対策となります。結果が気に入らなければ、直ぐに元の状態に復帰出来るのも美味しいポイントです。あっ、今回はPUキャビティ全体に導電塗料を塗ったのではないので、あくまでもポールピースのタッチノイズのみに対しての対策です。さすがにビンテージベースのキャビティ内を黒く塗り潰すのは気が引けるので・・・。
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コメント
No title
べーさん

古いベースではポールピースのタッチノイズが気になるケースが多いと思います。
今回のアース化は本当に簡単な作業で効果は高いのでお試し下さい。
No title
T’sさん

なかなか丁寧なシールディングの仕事振りですね。
私のベースではハムノイズが気になるものがないので、これはやっていません。
というかスタジオのAmpegのヘッドの冷却ファンの音の方が大きいので掻き消されています(笑)。
これに今回のポールピースのアース処理をされたら完璧ですね。
自分のジャズべもびっちりウレタンがくっついてまして、とってみたいと思いました。
こんなにもきれいに取れるとは、F-nieさんはやはり大変几帳面な方だと再確認できました(笑)

自分のジャズべもノイズが気になるので、してみたいです!!

私もやってます。
さすが F-nieさん 古い物でも 必要は所は
手を入れられていますね!
私も少し違いますが 手持ちは全て
ノイズ対策しています。 F-nieさんの対策も
追加しよっと!

上のURLに私の対策を乗せてみました
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回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
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