ウッドベースとSWB-Bataのようなエレクトリック・アップライトベースとの一目で分かる違いはその大きさなのですが、エレクトリック・アップライトベースではその可搬性の良さとはうらはらに、コンパクトなボディ故に弾き辛さも発生します。それはその小さくて軽いボディの為に弾いている時にベースが安定しないのです。

 ウッドならその重量の為に弦を力強く弾いてもベース本体はあまり動かないですし、より以上に安定させたかったら左足の膝をボディ背面に押し当てたら完璧です。この体勢が、エレクトリック・アップライトベースとしては大きめなボディを持つSWB-Bataでも取れません。入手時にSWB-Bataを強く弾いたら床に置いた足と左手で持っているネックを回転軸として軽量ボディがクルクルと回ってしまいました。ボディが薄い為に膝を当てる事も出来ません。

 これはとても弾き辛いという事で対策を考えようとしたのですが、ここで以前持っていたYAMAHASLB-200の事を思い出しました、SLB-200ではこの回転を抑える為に、足がボディの中心線より背面側に向けて角度が付いて収縮していました。分かり辛いと思うので、SWB-Bataに施した加工で説明します。

_IGP3466_20100415221448.jpg 左画像の上はSWB-Bataのオリジナルの足でストレート、下はメッキの鉄製の棒を入手して途中で折り曲げ加工したものです。ボディの足が差し込まれる穴を加工し直す事は困難なので、足の方を曲げてみたのです。



 下は足を取り付けたSWB-Bataを真横から見た画像で、左はオリジナルの足、右は新規加工した足です。

_IGP3469_20100415221619.jpg        _IGP3473_20100415221646.jpg


 弦を右手で弾くとネックを回転軸としてベースが回ろうとするのですが、右の様に足がこの回転軸と離れた位置で床に固定されている方が回転し辛いのです。折り曲げ角度をもっときつくしたらより回り難くなるのですが、パッと見のルックス優先でこの位に留めています。そして曲げ角度を押えた為に足が差込まれるボディの穴の遊びの範囲内に曲がりの箇所が収まっているので、運搬時には曲げた足をこのままボディ内に収納出来ます。
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コメント
No title
HaloTiさん

コントラバス用の足ですか。興味がありますね。
軽量ボディのエレクトリック・アップライトはウッド以上に足による音への影響が大きいと思います。

今回新たに用意した足は元のものより1ミリ程直径が小さいのですが、これにするとボディがより振動するのが分かります。
No title
これいいですね
はじめからの足は先が尖っているんでゴム付いていてもあんまり意味無いですし
こうして紹介してもらえるとあらたな発見がありますね

わたしは座って弾いているのでコントラバス用の足を付けてますよ
ボディサポートはずしてチェロみたいに足で挟んで固定してます
いずれにしても慣れが必要なくせものですねー
No title
Bi-Shopさん

見た目重視で、モチベーションをアップさせるのも“有り”ですね(笑)。
私の場合はもうテクニック云々の向上は望めないので(汗)、せめて弾き易さでマイナス部分をカバーしようとの発想です(笑)。

話しがややこしくなるので記事には書かなかったのですが、今回の曲げた足をボディに固定する際に、ボディ真正面から見てセンターラインから少し右に曲げて足先が床に着くようにすると、ボディの左側にいる私の方にベースが擦り寄ってきて、更に弾き易くなりました。

ちょっとした工夫なのですが、とても有効です。見た目には足が中心線から折れた様に取り付くので格好は悪いですけれど・・・。
No title
F-nieさんのカスタムはいつ見ても「実戦対応」で感心させられます。
僕みたいに「う~ん…ここも黒かったらカッコイイのに……よし!塗っちゃえ!」みたいな「見た目重視の思いつきカスタム」とは真逆で……orz
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Author:F-nie
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