新スタジオに持ち込んだベースアンプのAmpeg SVT-VRとキャビのSVT-810AVですが、このスタジオにはどの様に設置したらベストなのかを検討しました。

DSCF9057.jpg 置く位置はドラムセットや他の機材の関係で、壁のコーナーから1.5m離れた所です。先ずは板にコロを取付けた手製のキャリヤーに載せたままで使ってみました。うーん、なかなかローも心地良い出具合なのですが、もっと良い音にはならないかと思い下の設置方を試しました。


 このスタジオは工事現場事務所等で使用するハウスなのですが、仮設用とあって床・壁・天井の造りは一般の建築物と比べるとプアな物となっています。特にアンプを置いている床は12mm厚のベニヤが鉄の骨に貼られていて、ドコドコと歩くと床がボヨンボヨンする程です。

DSCF9050.jpg そこで、床が振動するのを抑えたらよりタイトな出音になるのでは?と考えて、道路工事用のコンクリート製品を台として据え付けました。総重量50kg位で高さ10cmの台となります。これにキャビを載せて試奏しました。


 しかしその出音は期待したものとはならなかったです。確かにタイトなものにはなったのですが、タイト過ぎてローが出なくなってしまいました。気に入った音にするにはトーンのハイを絞り、ローとボリュームを上げる必要がありました。シールド1本、ノンエフェクト、そしてアンプトーンはフラットで心地良い出音を望む私としては、これでは納得出来ません(笑)。

DSCF9058.jpg そこで次にはコンクリート台を取外して、カーペット保護の為の12mm厚ベニヤだけを介してキャビを設置しました。今度はかなりのローが飛び出してきました。先程ブーストしたローのツマミを戻してもまだ音が大きいのでボリュームも絞り、ハイもフラットにすると良い感じの出音になりました。床を伝わってくるローの振動も足に気持ち良く感じられます。


DSCF9065.jpg なるほどそうだったのですね。タイトな側に持っていけば良いというものではなくて、その部屋の音響特性を上手く利用すれば良いのですね。部屋が振動し易いのならそれを利用したら、ボリュームを絞ってもローが活きるセッティングとなるのが良く分かりました。

 今回は61JBを持ち込んで、これにアンプの出音がマッチする様にしたのですが、JBでも決して細いローとはならず、そしてハイの抜けも良い、とても心地良い出音が得られるようになりました。




DSCF9070.jpg こちらがAmpeg SVT-VRのセッティングです。いつもは左側のチャンネル1を使っています。トーンはご覧の様にフルフラットです。ミッドを少し上げても良い感じでした。


 これまでは、右のチャンネル2の方は気に入る音とならなかったので使わなかったのですが、今回アンプの据付方法を変更してチャンネル2をチェックしたら意外と使える音になっていました。チャンネル1とは全く異なるプリの回路になっているのですが、ボリュームとハイを上げたらミッドがグッと前に出た“イナタサ”を伴った出音で、JBを使ってもPB的な音となっています。チャンネル1はこれと比べたらもう少しハイファイな出音です。

 この日は1人でこのセッティングを行ったのですが、メンバー全員で音を出した際にどうなるのか、次の練習での出音が楽しみです。
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コメント
No title
nyakkeeeさん

実のところ、今回ビンテージベースを購入しようと目論み資金調達を図っていたのですが、そこに中古のコンテナハウスの話が舞い込んできて、悩んだ末にハウスを購入したのでした。
いくら自宅に何本もベースを持っていてもしっかりと鳴らす環境が無いと宝の持ち腐れですからね。
それとこちらは田舎なもので、このハウスも山の中にある空き地にドーンと置いただけで、周囲に民家も無い為に防音設備も不要でした(笑)。
日中はこの季節柄、ウグイスの鳴き声が聞こえてきますが、その山あいに私のベースの轟音が響き渡っています(笑)。
今はバンドメンバーにも喜ばれていて、このスタジオを有意義に使っています。自宅に眠らせるビンテージベース以上の価値が充分あります。
No title
「物理」はからきし苦手なワタシでしたが、「鳴らす環境」は大事ですよねぇ。ワタシも、仮にこの先ヴィンテージに手を出す予算があるならば、防音部屋を作ってしまう方がよっぽど楽しいのではと思ってしまいます。あー、夢のスタジオ。(笑)
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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