FreedomのPUのポールピースに指が触れると“ジー”というノイズがアンプから聞こえていました。特にフロントPUが顕著です。これまでは、PU上面にクリアフィルムを貼って指が直にポールピースに触れないようにしていたのですが、この度、導電塗料を入手したので、ポールピースをグランドに落す(アースする)事にしました。

_IGP2055.jpg 作業をやり易くする為にリード線を外しました。PUカバー内のコイルは溶かした蝋に漬け込んであるので(ポッティング)、導電塗料が乗り易いように柔らか目の真鍮のワイヤーブラシでPU底面を磨って、蝋を軽く落しました。ポールピースをアースするのが目的ですから、ポールピースの頭は特に入念に、マイナスドライバーで蝋を削り落としました。

 PUカバー側面に青のシールが貼ってある端子がコールド側です。JBタイプの2つのPUは互いに逆磁性でコイルは逆巻きになっているので、コールド端子の位置も逆になっています。


_IGP2059.jpg メーカー出荷時にポールピースをアースしてあるPUもあるのですが、大体が直に筆で導電塗料を塗っています。これは美しくないと言うことで(笑)、ちゃんと養生テープでマスキングを行いました。


_IGP2062.jpg 今回使った導電塗料はこちらです。はからずも同じFreedomが販売しているNoise Hellという製品です。Freedomからは、ラッカー塗装用・ポリウレタン塗装用・ラッカー用ハイシールドと三種類の導電塗料が販売されているのですが、私はポリウレタン塗装用をチョイスしました。私のFreedomのベースはニトロセルロースラッカー仕上げなのですが、出荷時に既にPUとコントロールキャビティーには導電塗料が塗ってあるので、ラッカー用を選ぶ必要は無くて、それよりも蝋に漬けてあるPUコイルに対する塗料の“ノリ”の方を優先したのです。


_IGP2061.jpg 導電塗料を1回筆塗りした後にテスターでチェックしたら、ポールピースとコールド端子間に充分に導通が有ったのですが、念には念をということで更にもう1回塗り重ねて乾燥した後にマスキングテープを外しました。黒のコイルに黒の導電塗料ですから目立ちませんが、しっかりと塗れています。この後、リード線を半田付けした際にコールド端子部の導電塗料が焼けて溶けたので、タッチアップしています。


_IGP2071.jpg ベースにPUを組み込んでチェックしたところ、これまで気になっていたノイズは全く発生していません。アース処理する際に心配になる“ハイ落ち”という点ですが、今回はコイル自体を銅板で巻くとかの“電磁シールド化”を行った訳ではないので、耳で分かる程の変化は無かったです。今回のノイズレス処理で、これまで以上にガンガンにFreedomのベースが使えそうです(笑)。
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コメント
No title
マチャさん

リード線の取外しはあまりお勧め出来ません。失敗するリスクが高いですから・・・。実際、今回も一度取付けたフロントPUから音が出なくなって焦りました。半田付けをやり直して復帰したので良かったですけど・・・(汗)。

今回の私の場合は、これまでにPUのポールピースの高さ調整の為に幾度となくPUの取外し取付けをした間に、リード線の芯線が切れかかった為にやむおえずリード線を外して半田をやり替えた次第です。
No title
これは私もやりたいですね。
リード線取り外しまでの根性はありませんけど(笑)
リード線の取り外し取り付け心配じゃありませんでしたか?
No title
たけさん

PUのポールピースを触れるとノイズが乗る古いベースは多いのですが、私の古いベースのPUには未だこの導電処理を行っていません。
調整とは違って加工になってしまうので、躊躇しています。効果があるのは分かっているのですけど・・・(汗)。

悪影響を及ぼして、ほんとすみません(汗)。
私の61JBを弾いていただいて気に入られて、渡米して〇〇〇〇を買われた、たけさんですからね・・・(笑)。
No title
さらに進化しましたね~。
なるほどノイズレス処理は本当に大事ですものね。
私も手持ちのフレットレスを名古屋のリペアショップで、先日ノイズレス処理していただいて見違えるようになりました。
F-nieさんにはこのブログで色々教えて頂いて感謝の言葉しかありません。
影響されすぎて、出費も大きいですが(嬉笑)
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回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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