実は私の72JBは以前からネックがよく動いていました。ネックの反りではなくて、ネックジョイント箇所での動きです。下画像をご覧下さい。左の状態から、右はなにかの拍子にネックが動いてしまってセンターずれを起こしています。

DSCF7607.jpg        DSCF7624.jpg


 実はこの点は入手時から気になっていて、その時にはボディ側とネック側のジョイントビス穴を埋木した後に穴を開け直して対処していたのですが、使っている間に症状が再発したのでした。

 このままでは演奏中にチューニングの狂いが気になってしまって、演奏に集中出来ません。この様に動き癖がついてしまった場合には、やみくもにネックジョイントビスを強く増し締めしても、柔らか目のアルダーボディにジョイントプレートがめり込むだけで、さしたる効果はありません。

 65年にCBSに買収されてから大量生産となった製造工程の弊害として、作りの精度が低下したという定評(?)のあるFenderですが、私の72JBもご多分に漏れず、ネックポケットにはネックとの間に1mmの隙間が有る状態でした。そこで、ここをタイトにしてネックが動き難くなる状況にすべく、薄い木板をスペーサーとしてネックポケットに貼り付けました。

DSCF7641.jpg        DSCF7651.jpg


 木板を貼り付ける位置を何箇所か試行錯誤した結果、右画像の位置に決定してネックを組み込みました。

 以上の作業後には一番上の左画像の様にピシッとセンターがとれた状態に戻りました。そしてネックポケットの4弦側の隙間は0になっています。この状態でネックをグリグリとこねてみてもビクともしません。これで安心です。弦を弾くと幾分体に伝わる振動がアップしているのが体感出来ました。そしてアンプに繋いでの出音のチェックでは、明らかに太さを増したローが飛び出てきました。

 やはりこれまでネックが動いていたということは、ジョイント部での弦振動の伝達が削がれていたのですね。今回の作業で益々この72JBへの愛着が増してきました(笑)。
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コメント
No title
madaさん

ディタッチャブル・ネックというレオ・フェンダーのアイデア自体は素晴らしいのですが、いかんせんCBS売却後の工作精度の悪さったら・・・。

Gibson系は状態が一旦悪くなると大掛かりな治療が必要となりますね。SGも大変だったと推測します。

私のThunderbirdはスルーネックなのにハイポジ起きという、素人ではとても対応出来ない状態だったのでリペアショップに長期入院させています・・・(汗)。
おお!!
この年代のフェンダーはギターもそうですね・・・
知り合いの方はピックを突っ込んでありました(笑)
しかし、ボルト止めはすばらしいアイディアですよね。
レオフェンダーの偉大さを改めて・・・

私のSGはジョイントのリセットから昨日
帰ってきました・・・
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回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
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