今回紹介するこのケースは、ハッキリ言って極レアです!ブラウントーレックスのケースです。現在のFenderカスタムショップのベースが入っているケースと同じ色合いのものですが、こちらが正真正銘・本家本元で60~62年辺りのケースです。この年代のものとしてはかなり状態の良いものだと思います。

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DSCF7512.jpg 外装の痛みは少なくて、コーナーの茶色の皮製プロテクターも半世紀近く前のケースだとは思えないほど良い状態です。

 金属パーツのゴールドメッキもしっかりと残っています。


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DSCF7509.jpg 特筆すべきはケースを開けるとあの“Fenderの匂い”がするのです。50年近く経っていてもケースを開けたとたんに懐かしさがこみ上げてきます。とは言いながら50年前のケースの匂いは知りませんけど・・・(笑)。ただ私の記憶に残る70年代当時に入手したケースと同じ匂いがしています。


DSCF7510.jpg 先日紹介した63~64年のホワイトトーレックスと重ねて、内張りの色合いを比較しました。同じ赤系統でも左のホワイトトーレックスの方が若干黄味の強い色合いです。


 そしてこのケースには当然、私のメインベースの61JBを収めました。

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 この61JBは先般同年製のピックガードを入手していて、これでほぼ私のイメージするところのオリジナル状態になりました。この先、求めたいのは当時のミュートシステムくらいです。

DSCF7506.jpg 内張りに付いたPUカバーやブリッジカバーの跡からは元々JBが収められていたと推測されます。他のケースにはここまでのカバー類の跡は見受けられないので、以前のオーナーは長年カバーを取付けたままでJBを使用されてきたものと推測します。そんな歴史が窺えるのもビンテージ物ならではの美味しいポイントです。

 
 ノブの跡からは、ベースのコントロールは2つのスタックノブではなくて、3ノブだったと分かります。通説では3ノブに替わったのが62年なのですが、私のJBは61年で既に3ノブに替わっています。ただ現状では、私の61JBは再生産モデルから移植した2つのスタックノブを取付けています。
 


 前回紹介したレストア中のホワイトトーレックスと、今回のブラウントーレックスの2つのケースは数年来ずっと求め続けてきたものですが、少し前にたて続けにオークションとショップで見つけて入手しました。米国のe-Bayでもあまり見掛ける事は無くて、出品されていても送料まで考えるとかなりの高額になってしまうので、今回は2点共に自分の考える予算内で入手出来て本当にラッキーでした。

 以上、“ブラウン”、“ホワイト”、そして“ブラック”と60年代から70年代のものが揃ったので、これ以上ケースを求める事は無いと思われます。これで打ち止めです。Fenderの現行のビンテージシリーズで使われている通称“ツィード”のケースは、年代としては50年代のものなので、これに収める同年代のベースを持っていない私には探し求める必要はありません(笑)。
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コメント
No title
Yukkoさん

こればかりは嗅いでいただかないと分からないのですが、ビンテージのFenderのケースには匂いがあります。内張りの匂いなのですが、学生時代に念願叶ってFenderのベースを中古で入手した時にケースを開けたら、目に入るベースの姿とケースからの匂いに、一粒で二度美味しい思いをしていた私です(笑)。あっ、表現を間違えていました。“匂い”というよりも“香り”です(笑)。

それとは別で、ハードケースは機会が有れば入手されて自宅での保管に使用されたほうがベターだと思います。ソフトケースのままで壁に立掛けているとネックに負担が掛りますし、この暑い時期にはソフトよりもハードケースの方が遮熱性が良いですから。
匂い!?
Fenderの匂い…!?参りましたm(__)m
楽器屋さんに行って、勉強してきます(笑)
このシリーズが始まった以降、影響で私もハードケースをうっかり買いそうなので近寄らないようにしていたのですが…
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回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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