Bass Muteでのミュート加減は黒のレバーの操作で、画像左からノンミュート→ハーフミュート→フルミュートの順に切替できます。ミュートの微調整は駒を固定しているビスを六角レンチで緩めて行ないます。

Bassmute (9)


 フルミュートではかなりポコポコの音になってしまうので、ハーフミュート時に気に入った減衰感が得られる様に調整しました。しかし、アンプから音を出しながらの調整は正直なところかなり時間が掛かりました。フルミュートは駒に付いているウレタンスポンジを弦にただ押し付ければ良いのですが、音の微妙な伸びを含んでのハーフミュート時には、スポンジを押し当てる力が弱ければ弦がビョョ~~ンとシタールの様にビビルし、強ければフルミュートと変わりがなくなるし、といった具合で、丸1日を掛けてベストなセッティングを探りました。

Bassmute (14) 今後もスポンジの状態に因って微妙なセッティング変更は必要になると思われるので、駒調整用の六角レンチをブリッジに磁石で貼り付けています。こんなところが、このBass Muteがあまり普及しなかった要因かもしれません。値段も高かったですし・・・。


 そして、時間を掛けた調整後は音の減衰感はベイビーベースにかなり似ているものになりました。ただ箱のボディを持たないエレキベースなので豊潤なアタックは得られないのと、ミュートを効かすとどうしても音量が下がってくるので、Bass Mute使用時にはコンパクトのマルチエフェクターを接続して、ほんの短いリバーブを掛けて箱鳴り感をプラスするのと、レベルを少し上げて音質&音量補正しています。

 今回取付けたBass Muteは2フィンガー奏法で弦を弾いた瞬間に弦が振動する方向に対してミュートしているからでしょうか、スポンジや手の平で弦を押さえつけるよりも自然で効果的なミュートとなっている感じがします。もちろん、弦はその後に円を描くように振動するのですが、弦の最初の往復運動方向に対してのミュートは的を射ていると思います。

Bassmute (13)


 Bass Muteを取付けたBB Ltd.5フレットレスを実際にバンドで使用する際には、曲中でリアピックアップ横にある切替えレバーで簡単にミュート具合の切替えが出来るのがとても便利です。熱帯JAZZ楽団高橋ゲタ夫氏もCDでの曲中でエレベとベイビーベースを持ち替えているケースがあるので、私も曲のその箇所で切替えレバーを操作して“ミュートの変わり具合”を楽しんでいます。聴いている人に判るか否かは微妙ですが・・・(笑)。

 アメリカの方は、HipshotDチューナーにしかり、(セッティングは面倒くさいですが)シンプルな構造で効果のあるものを開発するのが上手だなぁと感心していたら、ネットで調べるとこのThe Bass Muteメーカーはオランダでした(笑)。

 そう言えば、以前Marcus MillerFoderaEmperor Marcus Miller ModelにこのBass Muteを取り付けていましたね。 



 追記 このエントリーを投稿予約した後に数日経たのですが、当初ハーフミュート時にビリついていたスポンジは、表面に弦の跡が付いて馴染んできてビビりが減少しました。耳がビビり感に慣れた事もあると思いますが、この調子なら細かいタイミングでの駒の微調整は不要かも知れません。今は程好いミュート具合で、弾くのがさらに楽しくなっています。
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No title
卍クン

いつかJazzセッションに持込みますので試奏してみて下さい。面白いですよ。

ただ、なかなかこんなシステムを簡単に作るのは出来ないでしょう(汗)。
No title
益々試してみたくなりますね♪
ジャズベのブリッジカバー+ミュートをつけて、簡単にON/OFF出来るシステムをf-nie工房にオーダーしてみようかな♪v-14
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Author:F-nie
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とことん、追求しています。

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