DSCF5392.jpg MarkbassのキャビネットCL152の出音はかなり気に入っているのですが、狭いスタジオ内で使用するには少々難点を感じ始めました。それは、このキャビの高さは815mmと直径15インチ(38cm)のスピーカーが2本入っているにしてはコンパクトなのですが、それ故に狭いスタジオでぎゅうぎゅう詰めになって音出しする時に、キャビの前50cmくらいの立ち位置では、ローは体で感じるから良いものの、ハイの成分はツィーターが腰の辺りにある為に耳まで届かないのです。

 自分に聞こえるベースラインの輪郭をハッキリさせる為にアンプのトレブルを上げると、外に聞こえる音はキンキンになってしまいます(汗)。そこでキャビ全体を後ろ向きに傾けたり、台の上に乗せたり、ツィーターのホーン部に厚紙で作ったフィンを貼り付けてハイの指向性を上向きに変えたりと様々に工夫したのですが、なかなか良い結果とはなりませんでした。


foto_87_20090321192135.jpg そんな中、Markbassのメーカーサイトで、こんな左画像のTweeter Boxがオプションであるのを見つけました。これは良いなと思ったのですが、しかしこれは50wのMicromark専用なので、私の300wのLittle Mark Ⅱには許容入力オーバーで使用出来ないだろうと考えて、下画像のようなツィーターユニットを自作してキャビの上に置いてみました。


DSCF5407.jpg


DSCF5406.jpg これは自宅のジャンクボックスの中から取り出した、以前所有していたNEMESISのベースアンプのツィーター一式を左画像の排水工事用の塩ビパイプのエルボ(曲がり部分)に収納したものです。45°の曲がり角度が具合が良いのと、四角の形状のケースよりもコンパクトになるのでこれを選びました。


DSCF5408.jpg Markbassのキャビの上に、ツィーターのホーンを立ち位置にいる私の耳に向かう様に置いてベースを弾いてみると、「こりゃ、良いわ!」。ベースラインがくっきりと自分の耳に聞こえてきます。

 アンプのトレブルを適正に調整した後は、ローは足元から、ハイは上向きと音の出る方向は異なるのですが、ベースアンプの直前に立った私の耳にはとても自然にローからハイまで聞こえて、ストレス無くベースを弾く事が出来ます。ローは耳で聞くというよりも体で感じる成分が多いので、ウーファーを耳の方向に向ける必要は無いのですね。


DSCF5410.jpg このツィーターユニットに内蔵しているのは、ツィーターとクロスオーバーネットワークのみで、アッテネーターは無いのでレベルコントロールは出来ないのですが、アンプのトレブル調整や、ツィーターユニットの置き方を変える事でハイの聞こえ具合は簡単に調整可能です。というか、キャビから離れて全体の聞こえ具合をアンプのトーンコントロールで調整した後に、追加ツィーターユニットの置く位置や向きを変えて、自分への聞こえ方を調整するというのが最良の方法です。


 今回の追加ツィーターユニット作製は、ユニット自体は以前から持っていた為に、新たに購入したのは塩ビのエルボと入力プラグのみで原価は310円(笑)でしたが、効果は絶大でした。どこかのメーカーが商品化したら少しは売れるような気がするのですが・・・?

 10インチ4発のキャビをハードケースの上に乗せてモニタリングしているベーシストをよく見かけますが、このツィーターユニットが有れば床置きで大丈夫ですし、特にコンパクトな10インチや12インチ一発のキャビを床置きにして、近くに立ってプレイしているベーシストには高音は全然聞こえませんから、こんなツィーターユニットは必需かも・・・。
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コメント
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shinmei_tさん

以前は下のURLの様な台を作ってキャビを傾けたりしてたのですが、今回のユニットが有れば不要です。
http://star.ap.teacup.com/applet/blues/20060217/archive

ローは足元へ、ハイは耳元へ・・・ですね(笑)。
No title
音が聞いてみたいですね。有用ならホントに欲しい!!商品化もありですね(笑)。
No title
たけさん

このユニットには、クロスオーバーネットワークを内臓しているので、パワーアンプのスピーカーアウトからの信号をそのまま入力出来ます。
写真を撮った時は、キャビのパワーインのジャックからパラレルで信号を分けていますけど・・・。

それと、メールにて私の住所をお伝えします。
No title
これいい!
ところでこのスピーカーのラインはどこから持ってくるのでしょうか?
さて、今度の土曜に広島付近を通るのですが、F-nieさんのところまではどのくらいでしょうか?
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とことん、追求しています。

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