25日(土)の広島【JiJi】のLiveを終え、曜日が変わって26日(日)朝に帰宅した私ですが、午後からはスタジオにこもってベースを触っていました。というのは、この日の夜に地元のJazz Café【マルフク】でのJazzセッションに持っていくベースを選んでいたのです。

 ウッドベースでは右肘の腱鞘炎が疼く私としては、ウッドに代わるエレベとしてフレットレスのYAMAHA BB Ltd(4弦)をチョイスしました。5弦フレットレスのBB Ltd5も有るのですが、セッションでは4弦の方が弾き易いだろうな、との判断です。

高水BB01 そしてベースがBB Ltd(4弦)に決まると、次はその弦の選定に取り掛かりました。最近はダダリオのフラットワウンドを張っていたのですが、ラウンドに取替えたりした結果、一番良い組合せの弦はトマスティックのフラット弦でした。ローが深く出るトマスティックのフラット弦とフレットレスの組合せはより深みが出るのですが、オリジナルと交換したDuncanSJB-1 PUとのマッチングも良好で、ウッドぽいニュアンスを出しつつもパリっとした切れも有り、「これは実戦でも良い結果になるのでは?」との思いで、夜の【マルフク】に出かけました。




 所要でいつものセッションの開始時間を遅れて【マルフク】に着いた私は、店に入ったとたんに「あれっ、いつもと雰囲気が違う??」と感じました。いつものセッションのメンバーは全員カウンター席に座ってステージを見ていました。そしてステージではこちらの方々がセッションを繰広げていました。

高水 at Marufuku008


 そのベーシストを見た瞬間、「あれっ?、この方は日本のベース界の重鎮“大仏さん”こと、高水健司さんでは?えっ?、何故ここでベース弾いているの???」

高水 at Marufuku013             高水 at Marufuku006


 そうなのです。間違いなく高水健司さんなのですが、実はこの日(26日)は当地で徳永英明のコンサートが有り、高水さんを含むバックバンドメンバーとスタッフが打上げをここ【マルフク】で行い、その流れでのセッションだったという訳です。

YAMAHA BB Ltdトマスティックの弦の実戦でのサウンドチェックを行おうとしていた私の予定が、高水さんを見た瞬間に“私のBB Ltd高水さんに弾いてもらって、客席からサウンドチェックをする作戦”に切り替ったのは言うまでもありません(笑)。確か高水さんはBB Ltdの開発に岡沢章さんらと共にアドバイザーとして関わっている筈なので、私のシリアル024の極初期のBB Ltdを弾いて頂くというのは、私の中では大きな意味合いが有るのです!(笑)。

  セッションの曲間にケースからBB Ltdを取り出して、「私のBB Ltdですが、弾いていただけますでしょうか?」と差し出した私に、高水さんは「おっ、BBね。最近は弾いていないのだけど・・・」と言いながらも笑顔で受取って頂いて、次の曲の開始です(笑)。

高水 at Marufuku020             高水 at Marufuku015


 指板エンドに親指を置いてのプレイは先程まで弾かれていたウッドの様に太いものでした。勿論箱鳴りの無い分は不利なのですが、しばらく聞いていると不足感は全然感じられなくなりました。ハイポジでのソロプレイもその太い指と、見てて奇麗だなと思わせる左手の運指でスムースかつ重たい腰の有る出音で、素晴らしい低音領域を生み出していました。

 その風貌で“大仏さん”と慕われる高水さんのプレイは、ベーシストはかく有るべきとその場に居合わせた全員に納得させるものでした。

 セッションの休憩では、忘れちゃいけません。私の次の目論見、“私のBB Ltd高水さんのサインをいただく作戦”の開始です(笑)。油性マジックをお渡ししてピックガードへのサインをお願いした私に、「えっ、ここに書くのですか?、水性ですぐ消えるようにして下さい。」と遠慮がちにおっしゃった高水さんでしたが、「構いません。永久保存しますから。」と返事した私です。

高水 at Marufuku025        高水BB02


 高水さん、今回は突然の私のご無礼な申し込みにも構わずに、優しい笑顔で対応して頂いて本当にありがとう御座いました。私のBB Ltdのポテンシャルが確認が出来て嬉しかったです!私がBB Ltdを弾いて、この様な音となるか否かは別問題としてですが・・・(笑)。

 追記:高水さんに弾いていただいたまんまの状態でベースを自宅に持ち帰りチェックしたのですが、トーンが3のポジション辺りまで絞り込んでありました。これが、ウッドと同様の深みの有る音の要因でもあったのですね。
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コメント
No title
shinmei_tさん
高水さんのベースプレイ、小手先じゃなくてどっしりとしたもので、耳にしっくりと聞こえて、歌のバックでのレコーディングが多いのがうなずけました。

そしてこの日は各自のプレイ以外に、プロ・ミュージシャン達がステージやレコーディングを離れた場所で行うお酒を飲みながらのフリーなセッションの雰囲気を味わえたことも大きな収穫でした。あの高水さんが譜面の進行を見失ってオタオタとしていると、ドラマーが大声で「次、サビっ!」と叫んで店内が大爆笑したりして、本当に楽しみながらのセッションでした。

そのセッション中はメンバー全員が高水さんの方を向いての演奏で、高水さんがリスペクトされているのが良く分かりました。

高水さんら数人は11時頃に店を出られたので私も帰宅したのですが、その後高水さん達は再び店に戻られて1時半までセッションが続いたそうです。徳永英明のツアー途中での良い息抜きになったのでしょうね。


マチャさん
こんな事もあるのですね。私に魔力なんかはありませんが(笑)、この店にLiveやセッションにと足繁く通っていたからタイミングを見逃さなかったという事でしょう。


K-G3さん
いゃー、全くの想定外の出来事でした。いつものセッションメンバーから「なんか、凄いことになっている」という連絡は有ったのですが、その場に居合わせた人は高水さんの事を知らずに、私が店に行って初めて分かったという次第です。

ただ、高水さんだと確認した後に計画した“BBを弾いてもらうのとサインをいただく作戦”は完璧に遂行しましたが・・・(笑)。こういう場合は物怖じせずにイケイケでやってしまうのが私の性分でして・・・(笑)。

そのBBは今も高水さんが弾いたまんまで、チューニングもそのまま弦も拭かずに高水さんのオーラがBBに染み込むのを待っています(笑)。近々以前K-G3さんから頂いたフィルムを貼ってサインを封印して永久保存します!
No title
私、大仏さん、大好きなんで、かなりウラヤマスィ!!以前やはり狭いハコでウッドの演奏を聴いたのですが、フレーズも音色もいいんですよね!しばらく聞いてないので、近いうちに探していこうかな!
No title
v-66 ありえないですよね~高水健司さんがやってくるなんて。凄いです v-308
F-nieさんはヴィンテージベースだけならずミュージシャンをも引き寄せる魔力をお持ちなんですね(笑)
こいつは、すげぇ~やっ
F-nieさん、ラッキーボーイ(改め・ラッキーおじさん)だね~。でも、もしかして、裏情報仕入れてからの、作戦か~い!!ほらねっ!!
でも、もう、そのBB-LTDはオークションには出せね~なっ。お宝に!!
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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