日本の誇るBlues Guitar Master 塩次伸二さんが心不全の為に、19日に亡くなりました。

 塩次さんに私が初めてお会いしたのは、私が学生時代を過ごしていた大阪での事ですからもう随分古い話になります。当時私が組んでいたバンドがバンドコンテストに参加して、その楽器店での予選で塩次さんが審査員でした。当時はThe West Road Blues Bandが飛ぶ鳥を落とす勢いで、楽器店のスタジオで腕組みをしている塩次さんを目の前にしてビビリまくりで、指が固まったのを思い出します。バンドとしては予選を落ちたのですが、ベストベーシスト賞を頂いた事が今となっては懐かしい思い出です。

 その次は、数年前に福岡県久留米市で催された九州ブルースフェスティバルでゲストとしていらっしゃっていた塩次さんにお会いしたのが二回目です。地元のバンドをバックにしての演奏だったのですが、リハで行ったキメが本番で出来なかったので、バックバンドを叱っている様子に、やはり塩次さんて怖い人なんだとの印象を持った私でした。

 そして、昨年の正月の地元のセッションに、京都の大学に通っているトッチーという学生が帰省して参加しました。トッチーは彼が高校生の頃からの知り合いだったのですが、聞くと彼は塩次さんのローディーを行っているとの事。この時以来塩次さんとのコネクションが出来て、昨年8月5日にはこちらでのLiveをプロモートしました。

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 この時のLiveはこちらのギタリストの間では語り草となるほどの熱いもので、Live会場となったお店【マルフク】史上最大の盛り上がりとなりました。私としてはこのLive当日と、翌日は近隣の観光地へのご案内を通じて塩次さんとゆっくりとお話できる機会が有ったのですが、これまで私が塩次さんに思い描いていた“怖い人”のイメージは何だったの?と思うほどの気さくな方でした。ステージではあれ程の熱いギターを弾きまくりなのですが、ステージを下りた際の優しいお人柄には、Blues Guitar Masterとしての気高さなど微塵も感じられませんでした。

 そして来年もよろしくお願いしますとのお約束の下、今年も8月1日にこちらでのLiveを催しました。この時はJazzyな曲も組み込まれて、塩次さんの引き出しの多さにお客さんは満足されていました。打ち上げでは、お酒は飲まれず、痛風を患っているとの事で食事をコントロールしているというお話をお聞きして、健康に留意されているのだなと感じた私でした。

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DSCF1580.jpg 勿論この時も「来年の夏には又お会いしましょう」とお約束をしてのお別れだったのですが、それが今となっては叶わぬことになってしまうとは・・・。

 今朝この訃報を聞いたばかりなので、心の整理も付かずただ塩次さんとの関わりをつらつらとメモしただけですが、まだまだこれから末永くお付き合いをさせて頂きたく思っていたところでした・・・。


 これからは雲の上で先輩Bluesギタリストとのセッションを楽しんでいただきたいとの思いを胸に、ただただご冥福をお祈り致します。
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No title
k-G3さん
そうでしたね。昨年はリバーサイドに宿泊されたのでした。
私も塩次さんとセッションをした時の上の写真を大事にします。
合掌
驚き・嘆き・タメ息です。
F-nieさん、崇拝の方で、1回目の夢が当地マルフクにて実現した時は、当館リバーサイドホテルにお泊りくださいました。(皆さんのサイン色紙は大切します)
心より哀悼の意を表します。塩次さんありがとうございました。
No title
ライブの始まりの曲のイントロのカッティングを聞いただけで、ギターキッズが「これは凄いっ!」と身を乗り出して聞いていたのを思い出します。
Bluesギターって年齢とともに味わいが深まるだけに、まだまだこれからの活躍を期待していたのですが・・・。全くもって残念です。
No title
本当に残念でしたね。
中年になると、いつ何が起こってもおかしくないということを思い知らされます。
No title
私のブルースとの出会いはWBBからで、そのレコードでギターを弾いていたのが塩次氏でした。
私はLiveを拝見することは出来ませんでしたけど、いつかそういう機会を待っておりました。
最後がライブ本番直前ということで、今頃雲の上で本番を迎えていることでしょうネ。

ホントに人って死んじゃうんだなぁ・・・
大事な人、会いたいと思っていた人がなくなると、いつも思ってしまいます。
心よりご冥福をお祈りします。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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