2008_0613Lakland0097.jpg ネックヘッドのこの辺りがLaklandの真骨頂となります。Fenderをリスペクトしながらも、独自のアイデアが織り込まれています。


 下画像の下段のFenderスタイルを周到したAtelier Z Vintage 605と比べると明らかですが、永年に渡る弦のテンションの影響で発生するヘッド起き(Fenderには付きものです)を防止する為に、ナットからペグにかけての厚張のローズ指板は、Fenderが凹となっているものを凸の形状に変更して強度を持たせています。

 下段のAtelier Zはヘッドの厚みを削って、ナットからヘッド面までの落差を大きくしてテンション感アップを図っているのですが、上段のLaklandはヘッドの厚みは強度対策の為に残して、テンションバーでテンション感をアップさせる方法を選んでいます。ヘッド厚はAtelier Zの15mmに比べて、Laklandは2割り増しの18mmもあります。

2008_0625Lakland0008.jpg          2008_0625Lakland0011.jpg


 画像から、テンションバーを装着してもナットからの角度はAtelier Zの方が大きいのですが、テンションはLaklandが強く感じるのは、裏通しのブリッジによる要因と思います。

 ヘッド裏側にはポリュートとしては無いものの、ナットを越えた位置までネック材の厚みをフルに利用して強度アップを図っています。これならヘッド起きの心配は皆無ですね。以上から、これまで見たベースの内で、最大の強度を持つヘッドだと思います。

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 ヘッド厚はあるのですが、ペグは軽量のHipshot製の為に、ヘッド落ちなどは感じません。Fenderライクなヘッドデザインですが、Atelier Z等他のメーカーに多い4対1のペグ配置がLaklandでは3対2となり、独自のアイデンティティーを打ち出しています。

2008_0625Lakland0016.jpg        2008_0625Lakland0032.jpg
 

 ナットの位置を揃えた比較画像で、同じ5弦のAtelier Zよりも一回りコンパクトなヘッドなのが分かります。4弦より1インチ伸びた35インチスケールのネックを持つこの5弦ベースなのですが、そのコンパクトなヘッドのお陰で、通常の4弦用のFenderのケースに問題無く収めることが出来るのもありがたいポイントです。
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回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
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