私のYAMAHABB Ltd.はPUをDuncanに交換して素直な出音となったので、次にはマッチングする弦を探す事にしました。このBBは以前のオーナーの際にフレットレスに改造されているのですが、指板にはコーティングがされていない為に弦の選定はおのずとフラットワウンド系となります。

 今回は以下の3種類の弦をチェックしてみました。


 先ずは購入時から張られていたダダリオのフラットワウンドです。

daddario_ecb81.jpg         BB弦 (4)


 まだ新しい弦なのかもしれませんが、意外とハイの成分も多く聞き取り易い出音です。テンション感はご多分に漏れず以下の2種類の弦と比べると一番強くて、しっかり目に弾いてやるとそのまんましっかりとした反応がして、指使いに素直に順応してくれます。ラウンドワウンドの柔らかな弾き心地に慣れていたら、このフラットワウンド弦を鳴らし切るには少し根性を入れて弾く必要があります。


 トマスティックのフラットワウンドです。

THOMASTIK.jpg         BB弦 (1)


 これはテンションがすごく緩い弦で、これに張替えたら、先ずトラスロッドの調整が必要となります。今回は90°程緩めました。ネックにはホントに優しい弦です。そしてサドルも少し高めのセッティングにしました。出音はポンポンというゴムマリの様な感じがして良いのですが、かなり右指でソフトに弾いてやる必要があります。いつもの癖でここぞという時に右指に力を込めても弦がしなやか過ぎてズボッと沈み込む音とはなりません。逆にデリケートに扱うと、繊細に反応してくれます。私の弾き方では、歌物のバックには良いのでしょうが、ラウドな曲には合わないかな?と感じました。音量は今回試した3種類の弦の中で一番大きくなります。特に4弦の音は太いです。

 トマスティックのインプレはこちらこちらこちらにもあります。


 そしてダダリオのハーフラウンドです。

daddario_enr71.jpg         BB弦 (2)


 フラットとラウンドの中間というイメージ通りの出音でハイの成分もかなり含まれて、一聴しただけではフレットレスのフラット弦の音とは分かりにくいです。このベースではあまりやりませんが、チョッパーしても程好く付いてきてくれます。



BB弦 (5) 左は弦のアップ画像で、上がハーフラウンド、下がフラットワウンドです。ハーフラウンドは丸い巻き線を巻いた後に平らに削った様な形状というか、米俵みたいな形状の巻き線というか、巻き線間に少し谷間があります。その為に指板エッジ方向にビブラートを掛けるとラウンド弦と同様に指板に弦の跡が付くことになるので、スライドビブラートで対応せねばなりません。フツーのラウンドワウンドとあまり変わらないテンション感は、3種類の内で2番目となりました。  

 そして下側のフラットワウンドには、幅が広くて平ら (断面が長方形) な巻き線を隙間無しにタイトに巻いて有る様子が分かります。このタイトさに起因して、弦が曲がりにくくてテンション感がアップすることになります。

 一番上のフラットワウンドを張ったブリッジの画像を見ていただくと、他の弦の画像より特に4弦のサドルがボディエンド側に有るのが分かりますでしょうか?これはそのフラットワウンドの弦がサドル部で曲がりにくい為に、オクターブピッチを調整しようとするとサドルをボディエンド側に移動する必要があるからです。そうするとサドルとボールエンド間の弦の折れ角度が増して、さらにテンション感がUPすることになります。



 以上の弾き比べの結果、私としてはダダリオのハーフラウンドが一番のお気に入りとなりました。今後しばらくはBB Ltd.にはこれを使っていきたいと考えています。
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コメント
そうです、卍くんはフラット弦フェチでしたね!
ダダリオのハーフラウンドも卍クンに譲ってもらっていたのでした(笑)。
どの弦も好きですよ♪

どの弦も使ってますよ♪

あまりテンションとか気にした事が無いです。

すぐウッドに持ち帰られるよーにフラット使ってます。

フラットワウンドでも高域不足っちゅー事は無いと感じました♪

JAZZセッションではしっかり交代して下さいv-237
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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