ボディ

 EBと言えば先ず思い浮かぶのがこのボディシェイプです。

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 2PUのEB-Ⅲが高性能な武器(Weapon)の様に目に映る私にとって、こちらの1PUのEB-0は道具(Tool)に感じます。これ以上シンプルには出来ないというこの佇まいからは、長年の使用で手に馴染んだ“金ヅチ”か“カンナ”をイメージしてしまいます。細かい造作には使えないけど、“叩く”と“削る”は任せてくれという具合です。

2007_1116EB0024.jpg チェックの為にパーツを取外すとそのシンプル具合はさらにUPします。なにか“まな板”をカットして部品を取り付けた感がします(笑)。

 これまで影になっていた部分には元々の塗装のチェリーの赤の成分が残っています。GibsonFenderのサンバーストでもそうですが、赤色は退色し易いのです。製造後40数年を経たものが醸し出す事の出来る“味わい”の部分です。
 

2007_1116EB0004.jpg 実は恥ずかしながら数年前まで、この特徴的な“角”は1弦側と4弦側は同じ長さで、左右対称のボディ形状をしているものと思っていた私ですが、実際にはこの様に4弦側の方が1フレット分程長くなっています。丸面を取らずにナイフで削ぎ落とした様なコンターカットはそのプロポーションの美しさを更に引き上げています。
 
 ボディ厚は約32㎜とFenderの約39㎜と比べてかなり薄いです。裏面の木目からはマホガニー単板というのが分かります。このマホガニーボディはかなり軽量で、測定したところ総重量は3.3kg!でした。

2007_1116EB0061.jpg       2007_1116EB0052.jpg

 ネックエンドにあるエンドピンにストラップを掛けてベースを肩から吊ると、やはりその軽量ボディの為にヘッドがスルスルと下がってしまいます。しかし、バランスの悪いFenderのベースは“ネックが重たくて”ヘッドが下がる感がしてネックを支える為に左腕が疲れるのに対して、このEB-0の場合は“ボディが軽くて”ヘッドが下がるので、ネックにそっと手を添えれば楽にプレイ出来ます。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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