FC2ブログ
IMG_2177.jpg ボディー磨きの為にパーツを取り外す前のピックアップ(以下PU)廻りの画像です。かなりの使用感と汚れが見て取れます。


IMG_2179.jpg PJ配置のPUを裏返しました。PUの裏面にはブラスのシールドプレートが付いています。


IMG_2180_2019111409575519d.jpg フロントPU裏には製造年のスタンプがあります。


IMG_2181c.jpg 最初の数字がかすれているのですが、58. 1.25と読み取れるので、昭和58年(1983年)1月25日(ジャスト本日の37年前!)にこのPUが製造された事になります。

 ネックのヘッド裏のシリアルナンバーからも1983年製を確認しています。


 PUを取り外した後に直流抵抗値をテスターで測定したところ、フロントPUは11kΩ、リアPUは14kΩでした。リアPUの直流抵抗値が大きいという事はコイルの巻き数が多いという事で、リアPU単体での使用を見越しているものと思われます。

 PUやコントロールの各キャビティー内には一通り導電塗料が塗布してあるのですが、各キャビティー間はリード線で接続されていません。かろうじてコントロールキャビティーはポットを固定した箇所からプラグ→シールド線を経由してアンプのアースに落ちているのですが、PUは樹脂のエスカッションで吊られているので、PUキャビティー内の導電塗料は電気的に独立したものになっており、電磁シールド効果とはなっていません。

IMG_2306.jpg         IMG_2309.jpg


 そして導電塗料の塗布具合もアバウトなものだったので、ここはきっちりとノイズ対策を施しました。PUキャビティーはボディートップまで導電塗料を再塗布して、ネジ止めしたラグにリード線をハンダ付けして、各キャビティー間を電気的に繋ぎました。

IMG_2314_2019111409580258f.jpg         IMG_2315.jpg


IMG_2326.jpg コントロールキャビティーはジャックプレート取り付け穴の内部まで導電塗料を塗布し、こちらにもアース用のリード線を接続しました。リード線の端は内部サーキットの取り付け時にジャックのアース端子(最もアンプに近い位置)にハンダ付けします。




IMG_2332_20191114095807438.jpg 画像では分かり辛いのですが、フロントPUのポールピースがほんの少しPUカバーから飛び出していたので・・・、


IMG_2344.jpg 0.3mm厚の塩ビ板をカットして、スペーサーとしてPUコイルとカバーの間に挟みました。


IMG_2347.jpg ポールピースの飛び出しが無くなったので、プレイ時のストレスが減じる筈です。この加工は弦を強く押し込んだ際にポールピースに弦が直に当たりノイズとなるのを防ぐ事にもなるので、一石二鳥です。




IMG_2184.jpg PUを再取付けしました。PUカバー&エスカッションやビス類は磨き上げています。ポールピースの黒錆を完全除去するにはポールピースを削る必要があったのですが、そこまでは行っていません。


IMG_2350_20191114095811ba9.jpg コントロールキャビティー内を配線しました。キャビティー蓋にはこれまで無かったアルミの薄板を貼っています。


 以上、外来ノイズ対策を含めての電気パーツの再取り付けが終了しました。
スポンサーサイト



コメント
すぎおさん
コメントをありがとうございます。
BB2000Fをお持ちですか。希少ですね。

私のBBは結果的に2000Fと同様にフレットレスになっています。
BBのフレットレスってとても良い仕様だと思っています。

以前持っていたBBのフロントPUを交換した事があるのですが、そのPUはモールドタイプでバラせなかったので、アクリル板でエスカッションを作製して装着しました。
BBの場合は気軽にPU交換とはいかないですね。
ピックアップの写真が貴重です。
こんにちは。
私もBB2000Fを所有しているので、興味深く読ませていただきました。
特にピックアップの写真は貴重です。
ヤマハBBのピックアップは、PBのサードパーティーピックアップと単純に交換はできませんが、カバーだけ残せば、交換できるものもありそうな気がしてきました。
具体的に不満があるわけではないですが、将来挑戦するかも。
すわべさん

この時代では導電塗料を塗りつけただけでシールド処理済みとされていたのですね。
今、見てみると詰めが甘いので、全パーツをバラしたついでに再シールド処理してみました。

実は作業自体は前に終わっていたのですが、PUデイトに合わせて記事にアップしました(汗)。
2月25日のPU、欲しいです。私の誕生日ですので(笑)
シールド処理、バッチリですね!

数年前に入手したBB424は、リアPUのカバー内側にアルミ箔を貼って、タマゴラグを使ってアースに落としております。
また、エスカッションが金属製なので導電塗料と接触するようにしてシールド板の役割を持たせています。

そして作業日がPUの誕生日だった言うのが凄いですね!
ちなみにウチのBB1200のPUスタンプは昭和56年(1981年)2月25日、BB800が昭和54年(1979年)5月15日です。
shinmei_tさん

今回のBBは入手時の状態が悪かったので、殆んどのパーツに手を加えた結果、かなり自分好みに仕上がりました。
新品だとリセールバリューを気にして手を加えるのを躊躇してしまうのですが、今回は遠慮無しでやれたのでとても楽しめました。
毎度F-nieさんの手にかかると見違えていきますね!素晴らしい!
コメントの投稿
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム