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 入手したフレットを抜いただけのBB2000の状態をチェックしようと、弦をチューニングした後にアンプを通さずに弦を弾いたら、ネックからブリンブリンとノイズが聞こえてきました。ネックの内部でトラスロッドがブルブルと震えてそれが木部に当たって響いているように聞こえたのですが、調べるとノイズの発生元はペグでした。

IMG_2107a.jpg ペグシャフトにダイキャストのツマミがピンを挿し込んで固定してあるのですが、4個のペグの内で3個の固定が緩くなって、弦振動→ネックの振動→ペグの振動→ペグツマミの振動→ノイズとなっていたのでした。


IMG_2123.jpg このノイズを無くさなければフレットレス指板のチェックどころではないので、ペグを分解する事にしました。画像はネックヘッドから外した時点でのペグで、ニッケルメッキのクスミや煙草のヤニで汚れている状態です。


 ペグのパーツを全てバラしてチェックとクリーニングを行いました。クリーニング後にはフェルナンデスの金属保護材956を塗っています。

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 ペグプレートにはこのようにシャフトが刺さっています。シャフトの先端には小さな鉄球が収まり、シャフトの回転をスムースにしています。又、BBシリーズのペグの“肝”は右画像の赤い樹脂製の薄い2枚のスペーサーです。この取替え不可能のスペーサーが経年で擦り減るとペグシャフトの固定が緩くなり、ペグ回転のトルク調整が不可能になります。以前持っていたBBのペグのスペーサーよりも今回のものが薄くなっている気がするので、今後の弦交換の際にはペグツマミの回転をゆっくりと行う必要がありそうです。

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IMG_2138.jpg 問題のペグツマミの緩みは固定用の小さなピンを強く打ち込み、更に万力にペグを逆さに固定して低粘度の瞬間接着をシャフトとツマミの隙間に流し込んで固着させる事により解消できました。


IMG_2141.jpg 綺麗になり、ツマミの緩みが無くなったペグです。これでやっとフレットレス指板のチェックが行えます。


IMG_2266_201910291658049a0.jpg 今回のペグの分解→組み立て→ツマミのトルク調整の際に必要なのが、こちらでバーチーズの千葉さんにお借りしたキー(フックレンチ)です。既にYAMAHAでは在庫が無くなっているので、今後どこかで入手しておきたいツールです。
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コメント
すわべさん

こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。

仕上がったBB2000のフレットレスは立ち上がりが良くてクリアーな音色なので、フュージョン系のテクニカルなベーシストに似合いそうです。(=私には似合わないかも・・・汗)

BBのペグは入手時最初のチェックポイントですね。
私がこれまで所有したBBも半数のペグがダメでした。
バーチーズで斎藤さんから「YAMAHAのBB開発担当者がペグは失敗作と言ってた」との話を聞きました。

トルク調整用レンチの件、ありがとうございます。
次回お会いした時に譲っていただけたら嬉しいです。
ブログにアップしてみるものですね(笑)。
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。

ヤマハBB2000のフレットレス、渡辺健さんを連想しますね!
BB1200だと、バウワウの佐野賢二さんが所有していた物を山本恭司さんが譲り受け、フレットレスに改造していました。

ヤマハのこのペグ、ウチにあるBBやSBも軒並みダメになってしまっています。
ベーク(?)のワッシャーが潰れて裂けてしまったのも数本。
結局、全部GOTOHの汎用ペグに交換してしまっています。

ですので、トルク調整用レンチが余ってしまいました。
もし必要でしたら、次回お会いする時に差し上げます。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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