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 磨きが掛かったボディーに電装パーツを取り付けていくのですが、その前に一つ作業を行う必要がありました。

 下はデフォルトの状態での画像なのですが、外来ノイズ対策が、ピックアップ廻りではピックアップ下に敷かれたブラス製のシールドプレート、コントロール周りではジャックまでのシールド線だけという事で、アンプで小音量での演奏では問題無いものの、スタジオでの大音量では弦から手が離れた際のジーというノイズが気になっていました。(80年代初めのこのベースの販売時には、このようなノイズは問題とならなかったのでしょうか?)

IMG_1350_201909111407407a9.jpg         IMG_1473.jpg


IMG_1461.jpg そのノイズ対策として、ピックアップとコントロールの両キャビティー内に電導塗料を塗布して電磁シールド化する事にしました。ボディーとキャビティーの際を養生テープでマスキングして、電導塗料を塗布しました。シールド効果を高める為に2回の塗布を行っています。




IMG_1481.jpg 電導塗料の乾燥を待つ間に、ピックアップにひと手間加えました。デフォルトではピックアップカバートップからポールピースが1mm飛び出しているのですが、私はピッキングポイントを色々と変えるのと、弦を押さえ込む弾き方(弦の縦振動)なので、ポールピースに右手の各指先が当るのが気になったので・・・、


IMG_1482.jpg 1mm厚の塩ビ製シートをカットして、コイルとカバー間にスペーサーとして挟みました。


IMG_1483.jpg ポールピースの飛び出しが無くなったので、ストレスフリーでプレイできそうです。




 一日に一度塗り×2回の工程が終わり、電導塗料が乾いたので、養生テープを剥がしました。

IMG_1462.jpg         IMG_1475.jpg


IMG_1498.jpg ピックアップの取り付けの際は、シールドプレートを1カ所キャビティー内にビス止めしてシールドプレートと導電塗料を密着させています。都合の良い事にシールドプレートには元からビス穴が2カ所開いていました。


IMG_1500.jpg コントロール部の電装パーツ装着時には上と同様の目的で、キャビティー壁にアース用のラグをビス止めして、追加した緑のリード線でポットのアースとキャビティー内の導電塗料とを電気的に繋いでいます。


 上記の2カ所のキャビティー内への導電塗料の塗布とパーツの組み込み後には、テスターで様々な箇所での導通確認を行い、電磁シールドが万全なのを確認しています。(導電塗料を1回塗っただけでは導通不良箇所が発生する事があります。)

 又、上記のパーツの装着時にはパーツの固い部分はもちろんですが、柔らかなリード線や指が導電塗料に少し触れただけでも黒の塗装表面が傷むので、綺麗な仕上げとなるようにかなりの注意を払いました。

IMG_1509_2019091114204205a.jpg 当然の事ですが、キャビティー蓋の裏側にはアルミの薄板を貼っています。そのアルミ板は1カ所のビス止め箇所でキャビティー内の電導塗料に触れています。


 以上の電磁シールド加工で、気になっていた弦へのタッチノイズは無くなっています。キャビティー内のシールド化といえば銅箔やアルミ箔を貼り込む方法もあり、こちらが直流抵抗値が少なくてノイズ対策により有効なのですが、私としては導電塗料の塗布の方が手軽で綺麗に仕上がり、そのシールド効果にも十分満足しています。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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