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 ここしばらくは新たなベースを求める事は無かったのですが(いや何本か入手はしていたのですがblogの記事にするまでもなく手放していました・・・汗)、何かイジるものが欲しくてこちらを入手しました。

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 これは1980年代初期に限定生産されたTokaiのLimited Products VSB60いうモデルです。まず目を引くのはフラットなボディートップに貼られたキルトメイプルの木目です。木目自体は派手なものではないのですが、見る角度や光の当たり方が変わると、色合いや木目が変わっていきます。

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IMG_1248.jpg ボディートップ外周にはバインディングが回されています。入手前には右手が当たる箇所が角ばっているので痛いのでは?と想像していたのですが、実際にプレイするとエルボ―カットされているものよりは右手の固定がやり易くて、ピックアップへの右手のアクセスが楽にも感じます。


IMG_1249.jpg ボディートップに配置されたパーツはシンプルで、ディマジオ風のクリーム色のカバーのPBタイプピックアップ、ヴィンテージFender風のスパイラルサドルのブリッジ、2つのノブはGibsonバレル(樽)ノブ風と、当時の各メーカーのパーツの美味しいところ取りの感がします。そう考えると、ボディートップの木目がレスポールのバーストに見えてきました(笑)。


IMG_1264.jpg ボディー裏側は通常のPBと同様にコンターカットが施され、コントロールキャビティーのカバーはGibsonのようなデザインです。


IMG_1265a.jpg ボディー材は、入手前のリサーチではマホガニーという資料もあったのですが、木目をよく見たらセンター接ぎのバスウッドと分かりました。この材はとても軽量で、ベース全体の重量は3.7kgとなっています。入手して持ち上げた際には「もしかしてチェンバード(肉抜き中空)ボディー?」と感じたほどです。塗装はポリウレタンと思われますが、塗膜はとても薄くて、木目に沿って塗装の引きが見えます。


IMG_1271a_2019091211340146d.jpg スカンクストライプのメイプル1ピースネックは一般的なビス4本でボディーに固定されています。ネックエンドの“60”シールはVSB60の製品名と販売時の定価の60,000円を表しています。(このシールは紙製なので触らないようにせねば・・・)ネックプレートに刻まれたシリアルナンバー(画像編集で消しています)から1981年製と推測しています。


IMG_1256.jpg ネックヘッドのトップには、遠目にFenderのスパロゴに見えるTokaiのブランドロゴシールが貼られています。ロゴまで似せたら、そりゃFenderに訴えられる訳ですね。(Wikipediaによると、Tokaiは1984年Fender社から自社の偽造品製造をしているとして訴訟を起こされ、敗訴。裁判所命令により楽器が販売停止となり会社更生法申請。)このロゴシールには、ヴィンテージFenderと同じく保護のラッカーが吹かれていないので、先のネックエンドのシールと同様に不用意に触るのはご法度です。


IMG_1258.jpg クローズドタイプのペグは資料不足でブランド不明なのですが、軽量ボディーにマッチするとは思えない程に重たくて、ヘッド落ちの要因となっています。


 さて肝心の出音のインプレッションといきたいところなのですが、イジるというよりも想定外で治療を施すべき箇所があったので、今後の治療後のインプレ・アップとします。
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コメント
すわべさん

ご指摘されて認識しましたが、そうですね。
逆ヘッドのテレべネックを取り付けたら、まんまZZ Topです。
やってみようかな?(笑)

ペグはこの時代に流行ったデザインですが、私としてはあまり好みではありません。
この仕様、ギターでも同じ雰囲気の物が有りまして。
当時楽器店で見かけて「ギターとベースでお揃いにしたらZZ TOPだな」なんて思っていたもんです(笑)

この一見シャーラーM4風のペグは私も初めて目にします。
shinmei_tさん

ブーム(?)に乗り遅れた感はありますが、Tokaiを入手しました。
外観はとても綺麗です・・・が、入手して分かったマイナスポイントもあるという事で、ボチボチと手直ししていきます。
お付き合いください。
美しい状態を維持してますね。治療の内容が気になりますが、続編を待ちますね!
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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