FC2ブログ
IMG_1163.jpg 最近、自宅での練習の際はこちらのベースアンプ・セットを使用しています。ヘッドアンプがAmpeg PF-50T、スピーカーキャビネットも同メーカーのPF-112HLFです。




 今回はヘッドアンプのAmpeg PF-50Tを紹介します。品番のPFはパフォーマンスシリーズを示し、これは以前の大きくて重たいというベースアンプのイメージを払拭すべく、Ampegが近年展開している軽量・コンパクトなシリーズです。

 50は数字の如く50Wの出力を示し、TはTubeの頭文字で分かるように、このアンプはたかだか50Wの出力なのですが真空管駆動なのでとてもパワー感があり、自宅練習はおろかカフェとかのちょっとしたライブでも十分な音量となっています。手持ちの450W出力のトランジスタアンプと同じ音量で比較したら、PF-50Tのほうが押し出し感は強めです。

 押し出し感が強いだけではなく、その再生音域はとてもワイドレンジに感じます。真空管アンプなので低域に深みがあるのは当然なのですが、高域も綺麗に抜けてきて、中低域の太いヴィンテージ・サウンドの再現のみに注力するのではなくて、現代のハイファイ・サウンドの中においても“使える”ベースアンプを目指しているのだなと感じました。

 時に真空管アンプでは音の立ち上がりに遅れを感じる個体もあるのですが、この最新のアンプにはそのダルさは全くありません。そしてベースの1弦をプルした際の高域に、トランジスタアンプで感じる線の細さが無くて、ちゃんと“肉が付いている”のは、流石に真空管アンプだと納得するポイントです。

 その外観ですが、往年の銘品B-15シリーズのイメージにガンダムチックな近未来デザインを加味した、なかなかユニークなルックスです。

IMG_1227a.jpg         IMG_1192_201908300820558fc.jpg


PF-50T_PF-20T_OM_page001a.jpg フロントパネルのコントロール部には見慣れたツマミが並び、直感的な操作ができます。私が触るのはゲインとベース、そしてボリュームのツマミくらいです。これらのツマミの操作で、出音をクリアーにも歪っぽくにも変化できます。


PF-50T_PF-20T_OM_page016a.jpg 昨今の高機能なベースアンプを見慣れていたら、このリアパネルのシンプルさには驚くと思います。出力関係はスピーカーアウト(フォン端子)×1、プリアンプ・バランスドアウト、トランスフォーマー・バランスドアウトしかありません。


PF-50T_PF-20T_OM_page014a.jpg プリアンプ・バランスドアウトは一般的なもので、プリアンプ後の信号を取り出すのですが、トランスフォーマー・バランスドアウトというのは他の機種には無い機能で、左の回路図のようにパワー管を通った後のスピーカーを鳴らす出力信号を減衰して、レコーディング用の信号としてアウトプットするものです。2つのバランスドアウトを選べるのはレコーディングする際に役立つと思います。


 私が自宅でレコーディングする機会は無いのですが、試しにと自宅のモニター機器でこの2つのラインアウトの信号を再生したら、なるほどと頷ける真空管サウンドがモニタースピーカーから流れてきました。

IMG_1204a.jpg 気になる真空管部を見る為に保護カバーを取り外しました。


IMG_1199a.jpg 手前の2本はプリアンプ部の12AX7です。中央のブースト管の12AU7以降がパワーアンプ部で、奥の大きい2本がパワー管の6L6です。プリ管を交換して出音の変化をチェックしてみたいのですが、現状での出音に満足しているので、今後の楽しみとしておきます。


IMG_1208a.jpg 電源スイッチを入れると2本のパワー管にヒーターが灯るのが見えるのですが、他の3本の真空管にはメタリックパープルにメッキされたアルミのシールドカバーが被さっていてヒーターは見えません。


IMG_1218_201908281529330de.jpg しかし保護カバーのパンチングメタルから透けて見えるこのメタリックパープルは、アンプのフロントパネル上のプレイ時のパープルのLEDと同系色で、これはこれでカッコ良いです。


IMG_1221.jpg スタンバイ状態ではこのLEDは赤く灯って、ヒーター温め中のイメージを表しているのですが、この辺りは真空管マニアの心をうまく掴んでいます。




 次はスピーカーキャビネットの記事です。
スポンサーサイト



コメント
マチャさん

今はバンド休憩中なのですね。
このPF-50Tはかなり低域が強く出るアンプです。
機会があれば、試してみてください。
いいですね〜。
今はバンドもやってないので必要は無いのですが機材持ち込みライブが多いようなバンドに加入したら買っちゃいそうです(^_^;)
実物を見たことが無いので斜め上からの画像はわかりやすいですね♪
コメントの投稿
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム