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 前の記事でFullertone JBに取り付けするペグを選択したのですが、同じタイミングでペグ・ブッシュも比較して選択しました。

 米国のインチ規格ならともかく国産のミリ規格のペグ・ブッシュならどれもほぼ同じものと思っていたのですが、実際に下のようにノギスでブッシュの外径、内径、そして重量(4個計)を計測すると・・・、

IMG_9132.jpg         IMG_9133.jpg


IMG_9131.jpg 手持ちの4セットの計測値は全てバラバラという結果となりました。


 先の記事のペグ選択でこだわったのは“重量”ですが、今回のブッシュ選択でこだわりたかったポイントは“遊びの無さ”です。以前にFullertone JBに取り付けしていたペグのポストとブッシュには隙間があり、そこでポストが弦の張力で傾き、ブッシュが浮き上るというマイナートラブルがあったので・・・。

 上の4セットの中で最も内径の狭い(14.2mm)右端のブッシュに先の記事で選んだペグのポスト(ポスト径14.0mm)を挿し込むと遊びが殆んど無くなりタイトな収まりとなったので、これをFullertone JBのヘッドに取り付けする事にしました。

IMG_9134.jpg 取り付け時にはこのブッシュの外径が18mmと大きめだったので、これまでのブッシュ穴をリーマーとヤスリで拡大し、シャコ万を使って押し込みました。かなりタイトに押し込んだので、これまでのように接着剤の塗布は不要で、今後ブッシュがぐらつく心配は皆無と思います。


 さてこれでペグの取り付けを行なおうとすると、ペグのポストとブッシュの遊びが無くなった為に、これまでのペグ取り付け用のビス穴にビスが入り辛くなった箇所があったので、時間を掛けて修正しながらの取り付けとなりました。メーカーでの生産時の素早いペグの取り付けの為にはこの“遊び”が必要なのでしょうが、私にとってはこの一手間がとても楽しめる時間となり、精度の高いペグ取り付けとなりました。

IMG_9136.jpg ペグのポストとブッシュの遊びが無くなったとはいえ、ペグ取り付け後のチューニングはとてもスムースに行えます。又、弦の張力によるペグ・ポストの傾きが抑えられるので、今後のウォームギアへの悪影響も無いと思われます。


IMG_9141.jpg そしてペグポストとブッシュ間に遊びが無くなった程は弦の振動が余すことなくネックに伝わる感触がしています。ペグがこれまでよりも軽くなったのでコンプ感が少し減少したのですが、逆に抑制されていた立ち上がりの暴れ具合が増して発音が良くなったのも確かで、かつヘッド落ちが減少したという良いこと尽くめのペグ交換となっています。


 軽量ペグでは明るさと歯切れが得られ、重ためのペグではどっしりとしたコンプ感が得られるのは経験で分っていたのですが、その中間の重量のペグでは重みと歯切れがミックスされた、これはこれで美味しい出音となるのが分かった今回のペグ交換でした。何事もやってみなけりゃ分からないですね。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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