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IMG_8845.jpg ESPのThunderbird Ⅳのコピーモデルなのですが、これまで60年代のヴィンテージのThunderbirdに近づけるべく、様々なモディファイを行ってきました。ルックスは遠目にはOKとなっているのですが、出音に関してはもう一歩の感がありました。”本物”と比べると音にキレが無いのです。




 キレが無いのは高域の抜けが悪いのが原因?と考えて、コントロールキャビティーの内部配線を変更する事にしました。

IMG_8846.jpg これまでは2ケのピックアップ(以下PU)からボリュームポットまではオリジナルと同じ網シールド線を使っていたのですが、そこからトーンポットやアウトプットジャックまでは(私の入手前から)2芯シールド線で配線されていました。シールド線は外来ノイズには強いのですが若干ハイを落とす傾向もあるので、これを変更してみたのです。


IMG_8847.jpg ヴィンテージのThunderbirdの配線材は単芯線が使われているのですが、今回は手持ちの細めの撚線を使用しました。トーン・コンデンサーはこれまでの0.047μFからハイ落ち具合の少な目の0.022μF(オレンジ・ドロップ)に交換しています。


 配線材変更後のキャビティー内は見た目にはスッキリとしたのですが、出音は期待したほどにスッキリとはいかなかったです(汗)。配線材はこのベース本体の出音のキレの無さにはそれほどに影響していなかったようです。



 それならばと、次のアプローチを行ったのですが、その前に・・・。

 このESP ThunderbirdはオリジナルのPUがあまりにもブーミーな出音だったのでこれを取り外して、フロントPUをアメリカから個人輸入したヴィンテージPUに、リアはモントルー・ブランドのPUに交換していました。その両PUの内部直列抵抗値は共に9kΩ超えのリア用です。(フロント用は7~8kΩ台)

 ヴィンテージPUをフロントに取り付けていたのは、リアPUを絞ればフロントPUが1ケのThunderbird Ⅱと同じになるから、との単純な考えによるものです。

 これを64 Thunderbird Ⅱ(ヴィンテージのリアPUを増設して2PUのⅣ化している)と弾き比べて出音をチェックしたところ、フロントPUからの出音は(当然ですが)ファットなもので違いが分からなかったのですが、リアPUからの出音には雲泥の差がありました。

 64 Thunderbird ⅡのリアPUはトレブリーなキレを感じる出音なのですが、ESP Thunderbirdのリアに取り付けしているモントルーPUはフロントPUとあまり変わらないモコッとした出音でした。その影響で両PUのミックス時にもヌケを感じられなかったのでした。

IMG_8849.jpg フロントPUと変わらない出音のモントルーPUをリアに取り付けている必要は無いなと考えた私は、モントルーPUをフロントに、ヴィンテージPUをリアに(早い話がフロントとリアを入れ替え)してみました。画像は入れ替え途中のものです。


IMG_8850.jpg このPU入れ替え後の出音には変化がありました。リアPUからのとても歯切れ良いハイが加わったのです。元々リア用のヴィンテージPUなので、収まるべく所に収まった感があります。


 ただし両PUをミックスしたら、元々リア用で出力が大きくてモコり気味のモントルーPUからはディープ過ぎる出音が加わったので、フロントのモントルーPUをボディーに沈めて音量バランスを取る必要がありました。何を今更ですが、別ブランドのPUのミックスって難しいですね。

 もうこれ以上、このESPのThunderbird Ⅳの出音の向上は望めないのかと諦めかけたのですが、ここで大救世主(?)が現れました!詳しくは次の記事にて・・・。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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