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 私が参加しているラテンジャズバンドのバンド結成10周年記念ライブが11月に予定されているのですが、その模擬練習を当日の会場となるギャラリーで行いました。(ライブ案内のフライヤーを掲載していたのですが、チケットが完売しましたので削除しました。ありがとうございました。)

 この日の練習参加メンバーは全体の一部で、本番には18名が参加予定です。

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 画像で分かるように、このギャラリーの床は硬いフローリング仕上げなので、大所帯バンドの出音は床で反射しギャラリー内で響き渡ります。ライブ当日はお客さんが着席されるので、幾らかは響きがデッドになると思われます。

IMG_7952.jpg こちらが私の使用機材一式です。向かって左から5弦のエレキベースVestax BV-Ⅴ、ベースアンプはヘッドがMarkbass LMKとキャビネットがTC Electronic BC212の組み合わせ、右がAmpeg Baby bass、足元のボードにあるのはBaby bassの2つのピックアップをミキシングするラインセレクターBoss LS-2、LMKに挿した2本のベースを切り替えるフットスイッチBoss FS-6、それとチューナーのKorg Pitchblackです。機材が多く見えるのですが、2本のベースを使い分ける為の最低限のセットで、音質を変化させるエフェクター類はありません。


IMG_7954.jpg そしてBaby bassに寄り添う位置に置かれたマイクスタンドに耳の高さにして取り付けているのが、新たなアイテムでPill Jones Bass Ear-Box EB-200という製品です。これはMarkbass LMKからの出力で鳴らしているのですが、内部にローカットフィルターとアッテネーターが組み込まれて250Hz~20KHzの再生周波数特性となっており、ベースフレーズの中~高域が耳にダイレクトに届いて、とてもプレイし易くなるというものです。


 これまではモニタリングの為にスピーカーキャビネットを後方に傾けたり、後付けツイートをキャビネット上に置いたりしていたのですが、これの新たなる対処方法と言えます。

 バンドメンバーが多い為に本番を想定したステージ配置を行うと、私はベースアンプの直前に立ってベースプレイをせざるを得なくなり、そうすると私の足元に位置するスピーカーキャビネットからは高音は聞こえずに低域の響きのみを体に感じるのですが、左耳にはEar-Boxからの中~高音が聞こえてきて、まるで大きなスピーカーキャビネットの中に入ってプレイしているかのような感覚になります。(ベースアンプとEar-Boxとを私の背後の同一線上にセットしてみた時には、上下の高さ感はあったものの、左右の広がり感は得られなかったです)

 Ear-BoxにはXLRタイプのインプットコネクターしか無くて、単体ではその音量コントロールが出来ないのですが、ハイの出るVestax BV-ⅤではEar-Boxから離れ、ローの強いBaby bassでは近付くようにと自分の立ち位置を変える事によって、モニタリング・コントロールを行っています。しかしあまりEar-Boxに近付き過ぎると、「ガキッ」という高域の強さに耳をやられてしまいそうになるので、程良い立ち位置決めが必要です。

 この度のギャラリーでの練習の際は、前述のとおりの室内の音響特性で多くの楽器からの出音が反響して渦を巻く中、そしてドラムのシンバルやカウベル、はたまたトランペット等の高音楽器がベースキャビネットからの高域をマスキングする中、Ear-Boxでモニターする事によってストレス無しでベースプレイが出来ています。

 エレキベースをスラップした際は立ち上がりがハッキリと聞こえるのでタイム感がコントロールでき、フレットレスのBaby bassでは音程が分かり易くなるので“フレット音痴”を防げます。

 Ear-Boxから1m以上離れると、他の音に紛れてここからの音は聞こえなくなるので、ベースアンプで設定したフロント(客席)向けの音色への影響を考慮する必要はないようですが、その意味でもEar-Boxを正面に向けずに横から片耳でモニターするのがよろしいかと考えています。ステージのフロントで動き回るプレイヤーには不向きですが、今回練習したバンドでは私はバックでベーシストに徹しているので、このEar-Boxはとても有効です。

 マイスタジオで、試しにPAアンプからの出力をこのEar-Boxでモニターしたのですが、これもとても良いですね。低域は出ないものの250KHzから上が再生されるのでプライベートのPAモニターとしても十分に使えます。この際もモニターの音量調整は立ち位置かEar-Boxの向きを変えて行いました。耐入力が500Wなので、PAスピーカーからパラで取っても大丈夫です。

 追記:この日の後にもこのギャラリーで練習を行い、その際には本番のPAオペさんも様子見で来ていただきました。そのオペさんはこのEar-Box周囲で音を確認後に、「ライブの際にベーシストからベース音が聞こえないからと音量アップを求められるケースが多くて、その要望通りにベースアンプやPAからの返しを大きくすると前への出音のバランスが崩れるのだけど、これを使うとその問題解消となるかもしれませんね。」との感想をいただきました。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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