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 アメリカから自宅に届いたホワイトガードを細かくチェックしました。写真では分からないのですが、表面には幾らかのスクラッチ傷があるものの大きなダメージは無くて、1965-66年という年代を考慮すると美品と言えます。入手した後にクリーニングしたのでサムレスト装着跡の紫の色移りは薄くなっています。

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IMG_7668.jpg これも写真では分からないのですが、ピックガードの裏面には艶が有ります。60年代はこのような艶有り仕様だったのですが、ボディーと密着して塗装が剥離するという不具合が発生した為に、70年代には艶消しのマット仕様となっています。


IMG_7655.jpg 側面の面取りの角度は40°で60年代中期迄の仕様です。68年からは45°となり、面が立ってきて、真上から見ると黒プライの線が細く見えます。


IMG_7671.jpg これまで取り付けているエイジド加工のピックガードと比べると、入手したピックガードは黄変しづらい塩ビ素材なのでホワイトの色味を保っているのが分かります。


 以上のチェックで、入手したホワイトガードはe-Bayでの商品説明通りの65-66年の製品と判断できたので、私の66JBに装着する事にしたのですが、ここでブレーキが掛かりました。私がこの66JBを入手した時点で既にオリジナルのホワイトガードは欠品で、メーカー不明のべっ甲ガードに交換されてあったのですが、その際にピックガード取り付けビスの穴はオリジナルを塞いで開け替えられていたのでした。

IMG_7689.jpg 入手したホワイトガードは収縮の少ない塩ビ製なので、オリジナルのビス穴ならばそのまま交換となった筈なのですが、ここは一旦リセットするという事で、これまでのビス穴を丸棒で埋め木して・・・、


IMG_7694.jpg 埋め木跡を着色し、適切な箇所に新たなビス穴を開け直しました。

 フロント・ピックアップの4弦側の塗装剝がれは、以前のオーナーがピックガードを外してベースを弾いていた痕跡です。画像中心部に見える"ES"の刻印は、ボディー製作者のイニシャルです。楽器ではあるものの、人の歴史を感じます。




 そして66JBを入手以来、11年を経過してやっとのことでベース本体と同年代のピックガードが装着されました。この66JBは塗装の状態が良いので、痛みの少ない新たな(といっても50年以上前のものですが・・・)ホワイトガードとのマッチングは良好です。サムレストは以前に入手していた同年代の紫の色移りがし易いタイプなので、直ぐにホワイトガードに色移りする筈です。

IMG_7710.jpg         IMG_7713.jpg




 下のノンオリジナルのエイジドのホワイトガードを取り付けていた時よりも、上は年が若くてシュッとした印象となっています。美白効果でしょうかね?(笑)

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 ついでに同年代のピックアップ&ブリッジ・フェンスを装着しました。この写真上ではピックガードとサムレストとフェンスがオリジナルパーツではないという事になるのですが、同年代の各パーツを装着した結果、60年代のベースはこのルックスだ!と思わせる強いインパクトを感じるものになりました。このルックスを長年待ち望んでいたのでした。

IMG_7700.jpg


 最近は新たなベースを購入する事はないのですが、このようにしてオリジナルと同年代の欠品パーツをこつこつと揃えていくというのもヴィンテージ・ベースの楽しみ方の一つと思います。時間は掛かったのですが、その分満足度もアップしています。
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コメント
shinmei_tさん

これまで取り付けていたエイジドのピックガードもショップと相談してコダワリの元で作成していたのですが(イメージが合わずに1度作り直しています・・・汗)、やはり"本物"の魅力にはかないませんね。
結果的にピックガードの購入金額以上の大満足感が得られています(笑)
まるでカスタムショップかと思うほどの綺麗さですね!ピックガードひとつで印象が大きく変わるので、こだわる気持ちもはよくわかります(笑)。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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