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IMG_7415.jpg 内外部のチェックとクリーニングが終わり、再び組み立てたSVT-AVです。入手時よりも手を掛けたほどはシャキッとした見栄えになっています。


 コントロールパネルのテープ跡を除去したので、シルバーの艶消しパネルが鈍く輝いています。

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IMG_7424.jpg リア側もビス頭の錆落としやシャーシのクリーニング等で20年前の製品とは思えないほどに綺麗な状態になっています。


 パワー管はそれぞれ元どおりの位置のソケットに戻しているのですが、再度バイアス調整を行っています。

IMG_7426.jpg         IMG_7427a.jpg


IMG_7430.jpg そして、SVT-212AVキャビネットに載せての出音のチェックです。さすがに300Wのパワーです。ちょっとベースの弦に触れただけで押し出しの強い音が塊となってキャビネットから飛び出してきます。先日のライブに持ち出しして他のバンドのベーシストに使ってもらったのですが、「音の出具合が半端なくて怖い」とのコメントでした。弾き方の“アラ”が出やすいのでこのコメントになったのでしょうね。私はこの“グッと弾けばグッと出る”感が大好物です!


IMG_7407.jpg ただし、少し高域の出具合がきつく感じたのも事実でした。そこで私はトーンのハイを絞るのでは無くて、“本質”を変えてみました。最上段に載せたのは300W出力のSVT-AVと全く同じプリアンプ部を持つ100W出力のV-4BHです。このV-4BHはどちらかと言うと高域が甘くて低域が強い出音なのですが、この両アンプの中間の出音が私の好みのものでは?と感じたのです。


 両アンプはプリアンプ基板が同じものなのですが、これまでのチェックで取り付けられている2本のプリ管が異なっているが分かっていたので、これを相互に交換してみました。交換作業時の画像は無いのですが、V-4BH、SVT-AV共にプリアンプを引き出せるスライドレールを取り付けしているので、作業は簡単に行えました。

 結果的にプリ管が、V-4BHはエレハモの12AX7EHに、そしてSVT-AVはSovtek 12AX7WAに変わっています。この状態での両アンプの出音は想定通りに、V-4BHがハイ寄りに、SVT-AVがロー寄りになって似通ってきていて、揃って私好みのものになっていました。(押し出し感は比ぶべくもないのですが・・・)

 真空管アンプはこれができるので良いですね。パワー管の交換となるとSVT-AV の場合では1本数千円×6本で高額の出費となり“泥沼”のイメージが強くなるのですが、プリ管なら1本が1~2千円台で購入できて、それでいて1本だけでも変化が実感できます。

 下手にエフェクター等で音を加工するよりもよりお安く簡単に、それも“本質”を変える事ができます。シールドと真空管とスピーカーケーブル、この3種の神器(?)があれば、その組み合わせで、アンプの出音は何とかなります(笑)。
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コメント
すわべさん

未だマイスタジオには持ち込みしていないのですが、いずれSVT-VRとで810の鳴らし比べを行なおうと思います。
と言いつつも狭いスタジオでは810は鳴らし切れないのですが・・・汗

>真空管は生ものですね
確かにラフな扱いはできませんし、メンテも必要となりますが、真空管でしか得られない押し出し感にハマり込んでいる私です。
シルバー&グレーの正面が貫録ありますね、これで810を思いっきり鳴らしたらPA要らないだろうなぁ(笑)

真空管は生ものですね、手間は掛りますが出音は真空管以外には真似出来ないトーンです。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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