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 入手後に2年間を要して一応の仕上がりとなったThunderbird Ⅱ→Ⅳのモディファイです。全体像はこちら。

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IMG_6222.jpg ボディーのアップはこちら。パーツにも徹底的にこだわったので、見ただけで元は1ピックアップのⅡだったと分かる方はいないと思います。4弦の指板エンド部が親指の爪で削れています。又、フロントピックアップの4弦側のボディーの削れの位置からは、前オーナーがピックアップカバー(付属しています)を取り付けたままプレイしていた事が分かります。ブリッジ前のブラスの板には元はミュート用のフェルトが貼られていたはずですが、現在は剝がされています。


IMG_6232.jpg ボディー裏のコンターカットに光が当たってカットラインが浮かび上がっています。セクシーなラインです(笑)。


IMG_6237.jpg バックル傷が一箇所に集中しているので、ワンオーナーが長く使われていたものと推測します。傷の箇所からは、かなりベースを高めに構えてプレイされていた事も分かります。


IMG_6238.jpg ネックの付け根のラッカー塗装が剥げているのは、長期間ギタースタンドに立て掛けて放置されていたからでしょう。ネックエンドとボディーエンドのストラップピンはロックタイプに交換しています。


IMG_6230.jpg 大き目のヘッドトップには段差加工+色分けが施されています。Fenderと比べて手が掛かっている箇所です。


IMG_6231.jpg ペグはGotohの軽量タイプをエイジド加工したものに交換しています。トラスロッドカバーを外すとトラスロッドが貫通する穴が見えるのですが、ネックの細さと穴の大きさを見比べると、まるで“竹輪”状態で、よく50年以上ネックが折れずにいてくれたなと感心します。現在ではネックが折れていない個体を探すのは大変難しい事です。


 以上、仕上がってしまえば“普通”のThunderbird Ⅳ reverseに見えるのですが(笑)、長年求めてきたものなので、大事に扱いながら今後はライブにも持ち出そうと考えています。オリジナルのパーツにこだわりながらも、ペグとストラップピンの交換やサムレストの装着を行ったのはライブでの演奏性向上の為ですので。
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コメント
すわべさん

時間はたっぷりとあったので、パーツにはとことん拘りました。

慣れないとプレイし辛いのですが、デザインは最高と思っています。

本文にも記しましたが、ネックのナット部分は本当に細くて、輸送中に折れたって話もうなずけます。
本当に「言われなければⅡをⅣに改造した」とは判らないですね、凄いです。

ボディ裏、外形とコンターなどのラインは60年代のアメ車のテールフィン周りのイメージを受けます、やはりカーデザイナーの手によるものだと実感です。

某ヴィンテージ専門店のスタッフも「ネック折れの修復がないヴィンテージのサンダーバードは少ない」と言っていました。
ネック折れの無いミントコンディションの物を買い付け、立派なサッシ付きツアーケースに収めていたのに空輸中に破断してしまった事もあるとか・・・
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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