リアにヴィンテージのピックアップを取り付けしたThunderbird Ⅱは、先にエントリーしたように既にⅣと呼んで良い程の出音ですが、ルックス的にもⅣとなるべく仕上げ作業をおこないました。

 ピックアップリングの交換です。元が1ピックアップのⅡなので、オリジナルのピックアップリングも1枚しかありません。2ピックアップ化したら、当然もう1枚のリングが必要になるのですが、以前の記事で説明したように、ヴィンテージのリングと同形状・同質感のものは存在せずに、ヴィンテージのリングそのものを探すしかなかったのです。

 このヴィンテージのリングはe-Bayでも単体で出品される事は全くと言ってよいほどに無いのですが、ネック調整の為に長期入院させていた間に入手した2個のヴィンテージ・ピックアップに幸運な事に付属していたのです!

IMG_6179.jpg 3枚のヴィンテージ・リングが揃った画像なんて、まずは見られないですね。この中から“ヤレ(経年)具合”が揃った2枚を選んで取り付ける事にしたのですが、そのままとは行かなかったです。


 Thunderbird Ⅳのピックアップリング下には、フロントで1枚、リアで2枚、合計3枚の黒色ABS樹脂製のスペーサーが必要なのですが、これが元のThunderbird Ⅱに付属していた1枚しか無いのです。このスペーサーも長期間探したのですが、入手はおろか見かける事も無かったので、しかたなく国内の樹脂の加工屋さんに新規オーダーしました。

IMG_6185.jpg 元のスペーサー(左)を採寸してオーダーした3枚のスペーサー(右)が届きました。取り付けビス用の6ヶ所の穴は私が穴開けしています。又、元のスペーサーの厚さはノギスの測定で2.2mmなのですが、オーダーした加工屋さんでは2mmの板がそれに近いサイズだったので、これでオーダーしています。


IMG_6193.jpg 元の2.2mmのスペーサーは取り付けせずに保存し、オーダーした2.0mmのスペーサーをフロントに1枚、リアに2枚挟みました。


IMG_6190.jpg リアのリングの6本の取り付けビスも入手したピックアップに付属していたので、それを使っています。


IMG_6202.jpg そして最後の仕上げとしてフロントとリアのピックアップリング上に、私が所有する他のThunderbirdと同様にアクリル・クリアーのサムレストを両面テープで貼り付けしました。


 あっ、未だ説明不足がありました。上の画像で見えるのですが、リアのピックアップを取り付けている2本の皿頭の長ビスは、実は所有しているFenderの61JBのピックアップ取り付け用ビスです。

 60年代初期のJBのピックアップ取り付け用ビスは皿頭なのです。私の61JBに取り付いていた8本の皿頭のビスの内の何本かは頭のプラスのネジ穴が潰れていてピックアップの高さ調節がやり辛かったのと、プレイ中に弦間から指先がこのビスの皿の縁に触れてケガをしそうだったので、後年タイプの鍋頭のビスに取替えしていました。

 Thunderbird用のビスをネットで探したのですが、全く同じものは入手できなかったです。GibsonのギターのピックアップP-90用のビスが形状が似てはいたのですが、ドンズバではなくて困っていたところ、部品箱にストックしていた61JBの皿ビスがマッチするのが分かり取り付けしたという次第です。

 GibsonとFenderのビスには互換性が殆んど無いのですが、この64Thunderbirdと61JBはピックアップ取り付けビスが共通だったという事です。昨年、上京した際に新大久保のハイパーギターズでスタッフのKさんとお話ししたのですが、Kさんはこの事をご存知で「流石だな」と感心したのを思い出しました。

 次のエントリーでは、仕上がったThunderbird Ⅳ(!)の全体像をお見せします。
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Author:F-nie
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