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 丸2年掛かって、64年製のThunderbird reverse Ⅱを2ピックアップ化してⅣにモディファイする作業が終了しました。このベースは2年前に入手したのですが、ネックのローポジ起きが気になってショップに持ち込みしていました。

 その際のショップのチェックでは、
・ネックのラッカー塗装が劣化しているので、ヒーティングによる矯正は避けたい。
・フレットを打ち替えるとすると、指板のストレートを出す為に指板を削る事になり、ローポジでは今でさえ細いナット廻りが更に細くなり、またハイポジはスルーネックでボディー表面に指板が貼ってある状態なので、無理しての指板削りは避けたい。
等の判断から、ネックを治具に固定して時間を掛けて自然矯正を行うという治療方針となり、そこから長期入院となったのでした。

 1年間入院した後に、ネック調整とは別で依頼していた2ピックアップ化の為のボディーへのザグリ加工の状態を確認する為に一時退院したのですが、ネックの状態は良くなっておらず、再入院させていました。入院が2年近くとなった昨年末にショップに問い合わせると、「未だ完治していない」との返事だったのですが、私がこのベースを弾きたくなってきたので、年末に強制退院させたという次第です。

 さて、長期の入院でもネックの状態は良好になっておらず、弾いていて気になるのは同じままでした。そこでショップでは行わなかった加工を自分で行う事にしました。自己責任で行う加工ですから、誰からも文句は出ないので(笑)

 その加工内容は、反った指板が矯正できないのならば、フレットの摺り合わせを行い、フレットの頂上をストレートに近づけるというものです。不可逆的な作業なので、少しずつのフレット擦り合わせを行っては弦を張ってチェックする事を3回繰り返しました。

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 ローポジ起きだったので、結果的に1フレットはベタベタに低くなり、もう少し削ればフレットレスになる直前で止めています。ローポジのフレットを低くしたので、必然的にナットの溝も深く切り込みました。

 以上の摺り合わせ加工を行っても100%理想のフレットの状態には持っていけていないのですが、その後に時間を掛けて、トラスロッドによるネックの反り調整、ブリッジでの弦高調整、ピックアップの高さ調整等を行い、ショップから戻ってきた時点よりは格段に弾き易くなっています。

 上記のブリッジでの弦高調整についてです。以前のエントリーでは4弦の弦高を上げるのにサドルの上面に0.3mm厚の銅板をL形に折ってポンッと乗せていたのですが、これでは弦を緩める度に外れてしまっていたので、この度はサドル固定用のビスで貫通して取り付けています。そして厚みも好みで0.5mmに変えています。細かなところも少しづつではありますがヴァージョンアップを図っています。

IMG_6209.jpg         IMG_6210.jpg
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コメント
すわべさん

>かくなる上は指板貼り換えか・・・
徹底的にやるのならばそうなのですよね(汗)。

実は既に“次の手”は打っていまして、詳細説明は今後行います。
shinmei_tさん

このところ新たなベース本体を購入していないので、手持ちのベースをチマチマと弄っています(笑)。
かくなる上は指板貼り換えか・・・と思ったのですが、このハカランダ指板を剥がすのはさすがに惜しいですね(汗)
相変わらず芸が細かいですね!!
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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