FC2ブログ
 2ヵ月前に真空管の状態をチェックして出音へのノイズが消えていたAmpegの真空管ベースアンプV4BHですが、最近再びノイズが発生してきました。

 その症状は以前と変わらずで、アンプを鳴らしていたら時折「ガサガサ」というノイズが聞こえ、アンプ天板を手で叩くと「バリバリ」と大きな音がします。どうやら前回でチェックした真空管はトラブルの元凶ではなかったみたいです。

IMG_5766.jpg そこで再びアンプケースからシャーシを取り外して目視でのチェックを行うと・・・、


IMG_5769.jpg 「ん?」プリアンプ基板の印の箇所で、シャーシとのクリアランスがほぼゼロとなっていました。


IMG_5771.jpg 本来ならばプリアンプ基板は、シャーシに3本のビスで固定されている箇所に噛まされたスペーサーで浮いていて、シャーシとの間にクリアランスがあるはずなのですが、画像のようにマイナスドライバーを挿し込まないとクリアランスが確保できない状況でした。そして基板のこの箇所を指で押すと「バリバリ」とノイズが聞こえてきました。


IMG_5777.jpg ここがノイズの発生元と特定できたので、シャーシからプリアンプ基板を取り外し裏返してチェックすると、シャーシ側(画像上側)に大きく反りが発生していました。長年に亘る使用期間中に真空管の熱による影響で反りが発生したものと推測します。この反りの為にシャーシとのクリアランスが無くなっていて、何かのきっかけでプリアンプ基板裏に半田付けされた各パーツの足がシャーシに触れるとアースに短絡されてノイズが発生したのです。


 アンプの電源投入時には問題が無いのだけれど、キャビネットを鳴らすと振動がキャビ上に置かれたアンプに伝わり、アンプ内部のプリアンプ基板が揺れてシャーシと触れてノイズとなっていたのですね。アンプの天板を手で叩いても当然同じ事になります。

IMG_5798.jpg トラブルの原因が判明するとその対策は簡単です。プリアンプ基板の反っている部分の3箇所に5mm厚のウレタンスポンジを貼り付けてスペーサーとし、シャーシとの短絡を防ぐ処置を行いました。


 処置済のプリアンプ基板をアンプに戻してのチェックでは、大きな音でキャビネットを鳴らしても、強くアンプの天板を手で叩いてもこれまでのようなノイズは発生しなくなっていました。

IMG_5370.jpg トラブルレスとなり、ますますこのV4BHに愛着が増していて、自宅練習やライブへの持ち出しでフル活用しています。

スポンサーサイト
コメント
すわべさん

基板は樹脂なので動かないとばかり考えていたのですが、このような事にもなるのですね。

低い電圧のプリ基板だったので良かったのですが、これがパワー部だったらと考えると怖いです(汗)
熱による基板の変形が原因だったとは!

そう言えば、変形でも反りで済まずに基板が割れてしまった例を見た事があります。

短絡箇所によっては大きなトラブルになっていた可能性も有りそうなだけに、解消出来て良かったです。
コメントの投稿
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム