IMG_0869.jpg 次はボディーです。


IMG_0875.jpg ピックガード、アウトプットジャックプレート、トレモノブリッジ、ストラップピン等を取り外ししました。取りあえず電装パーツはそのままで汚れ落としを行いました。


IMG_0877.jpg パーツクリーナーでススを除去していきます。拭き取りに使ったティッシュペーパーは直ぐに真っ黒になっています。パーツクリーナーでのラッカー・トップコートへの悪影響は(ネックと同様に)ありません。


IMG_0901.jpg スス落としが終わって元の塗装が現れました。

 これまではピックアップ・アッセンブリーをボディーに取付けたままで作業を行ってきたのですが、更なる細かな作業を行ない易くする為にアッセンブリーを取り外しました。ハンダ付けを外したのは3ヶ所のみで、所有者のアキラさんの了承済です。


IMG_0903.jpg ピックガードが(火災の熱ではなくて)経年変化で収縮し、ピックガード取付けネジが無理やり斜めにボディーに揉み込まれており、今後のピックガードの割れが懸念されたので、ボディーのビス穴を埋め木して、その頭を簡易着色しました。新たな穴は最終組み付けの際に開け直しします。


IMG_0940.jpg ボディー全体を軽くサンディングして表面を整えて・・・、


IMG_0941_20150607203033b47.jpg コンパウンドで磨きました。スポンジバフを取り付けた電動ドリルは、回転数を手で磨くスピードと同様に調整しています。火災の熱の影響を受けなかった塗装面を磨きの摩擦熱で痛めたら元も子も無いので・・・(汗)


IMG_0946.jpg 綺麗になって艶も出たボディーには前後方向にびっしりとウェザークラックが走っています。


IMG_0947.jpg ボディー表面に比べると、裏面の方が使用感強めなのですが、こちらも同様に磨きました。


 ヴィンテージのギターの塗装はボロボロのままが良いというお考えの方がいてこれを否定する気はありませんが、私は「ダメージのある塗装表面を一旦綺麗にクリーニングしておけば、その後の塗装の劣化進行を防ぎ、そしてこれから自分が使い込んでいく間に自分なりの使用感を足していく楽しみがある」という考えを持っています。
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コメント
すわべさん

ススを落としてしまえば、後は中古のベースを入手した時にいつも行っている作業内容と同じでした。
今はピカピカに艶が出ているのですが、使っていく間にイイ感じに落ち着いてくる筈です。

手作業のバフ掛けは手が疲れるので、ホーン内側以外の箇所は電動ドリルを使っています。
手掛けよりも小傷を消し易いですし・・・。
電動ドリルを使うので、パーツも取り外しています。

ザグリは本当に必要最小限ですね。
ピックアップキャビティーがタイト過ぎて、フロントピックアップは、ピックガードが縮まっている為にキャビティーと干渉して、ブリッジ側に傾いています。
この木部の欠損が少ない事が、ビンテージトーンを形成する一つの要因になっていると考えます。

裏面のコンターカットのラインは美しいですね。
工場の職人がギターを抱きかかえて帯鋸にあてがい、ボディーをカットしていく様がイメージできます。
スゴイ!こんなに綺麗になるとは・・・

>塗装面を磨きの摩擦熱で痛めたら元も子も無い

ラッカー塗装に電動バフはこれやっちゃうんですよね(汗)
以前、自家塗装でやらかして以来、バフ掛けは手作業主義です。

しかしこの時代のザグリのルーティングやコンターカットのラインは本当に芸術的です。
塗装の質感が磨かれた事で一層際立ったので、本来見えない(見えなくてもよい)はずのラインが見えて来る気がします。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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