スス落し作業はパーツの取り外しからスタートです。先ずはネックをボディーから取り外し、ペグ類も外しました。

IMG_0858.jpg ヘッド表面は真っ黒で、Fenderロゴも分り辛いです。


IMG_1042.jpg スス落しはDIY店で入手できる高揮発性アルコール成分のパーツクリーナー(画像左の大きな缶)を使用しました。目立たない所でチェックして、ラッカー塗装に影響が無い事を確認済みです。ただし、パーツクリーナーを塗装面に直に吹付けるのは厳禁です。高揮発性の為に塗装が瞬間冷却されてクラックを誘発する恐れがある為です。ティッシュにパーツクリーナーを吹いて、それでススを除去しました。

 その他は、コンパウンド&艶出しの“汚れとりつや乃助”、サンディングシート、ティッシュ、ウエスを適所に使っています。


IMG_0958.jpg スス落とし作業は思いのほかスムーズに進みました。火災の熱の影響を受けていなかったので、塗装表面も問題ありません。


IMG_0962.jpg 作業の際に最も懸念したのは水転写シールのロゴマーク類の剥がれなのですが、このストラトはヘッド表面にオーバーラッカーされており、ロゴシールにクリアー被膜が掛かっていたので、シールが解ける事無くクリーニングが出来ています。

 以前ペグが交換されて、その後に穴を埋め木して再び元に戻された痕跡があります。


IMG_0964.jpg ペグポスト穴周辺はオーバーラッカー前の元のニトロセルロースラッカーが見えていました。ペグを取り付けたまま、ロゴシール保護の為にシール周辺にオーバーラッカーしたのでは?と推測します。

 この部分のラッカー表面は少し柔らかくてパーツクリーナーの使用を躊躇したのですが、いざ使ってみると、一皮剥けたところで硬いラッカー被膜が表れています。


IMG_0959.jpg 既にアキラさんが指板のススをレモンオイルで掃除していたのですが、パーツクリーナーで残りのススを完全除去しました。これまでの木脂&手脂成分が取れて指板表面がカラカラに乾いたので、新たにレモンオイルで潤いを与えています。


IMG_0866.jpg ネックデイトは63年1月です。62年中期からの、ラウンド貼りのローズ指板が分かります。


 これでスス落としの作業要領が分かりました。次はボディーのスス落とし作業に取り掛かります。
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コメント
すわべさん

パーツクリーナー、良い仕事をしてくれます(笑)
細かな隙間や穴は綿棒に吹き付けてクリーニングしました。
この調子で他のパーツも綺麗にします。
写真を見た瞬間「おおっ!」と声が出てしまいました。
溶剤がラッカー塗装を侵さないなら、これは有効ですね。

パーツクリーナーはバイクと車の清掃や整備に必須なので常備しております。
かなり強力に脱脂するので、手に着くとガサガサに乾いて荒れてしまうんですよね。

ともあれ、綺麗な状態に戻せる目処がついたようで何よりです。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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