GWに上京した折に、自分へのお土産として購入したのはこれ、InnerWoodの頑固弦プレミアムの4弦セットです。

img61707544.jpg これまで、この弦の存在は知っていたのですが、試す機会は無かったという状況でした。せっかく上京したのだから、何か新たな弦でも試したいなと思っていたところ、訪れた大久保のBarchie’sで頑固弦が張ってあるベースを弾かせていただきました。


 その頑固弦は以前からのシリーズではなくて、近年発売された頑固弦プレミアムというものでした。ショップオーナーのチバさんの説明によると、Mid-Lowがより出るようになったタイプだとの事で、試奏した感触も良かったので2セット購入しました。一般的な輸入弦よりも少しお安かったのも決め手の一つです(笑)

 帰宅して早速手持ちのベースに張ろうとしたのですが、のっけに問題が発生しました。弦の太さは043-063-085-100で、一般的なレギュラーゲージよりも少し細いのですが、1弦が柔らか過ぎてペグポストに巻き付けてペグを回していくとスルリと抜けてしまうのです。上画像で分かるように、飾り糸がないので摩擦が少ないのも抜けの原因かもしれません。

IMG_0675.jpg その対応として、パーツ箱にあった小さな圧電端子を取り出し、スリーブ部のみになるようにニッパーでカットして、1弦の先端に圧着させました。


IMG_0688.jpg この状態でポストの穴に落し込んでペグを回すと、遊びが無くなった為か、弦が抜け出る事無くチューニングが出来ています。


 弦が2セットあったので他のベースにも張ったのですが、これも同様に1弦はスリーブ無しでは抜けてしまいました。この弦をお使いの他の方には問題になっていないのでしょうか?

 さて弦交換の際にはトラブったのですが、対応後には問題が無くて、チューニングも安定しています。肝心の出音ですが、これはなかなか良いですね。新品弦なのにあまりギラギラせずに、トーンを少し絞ると良い塩梅の出音となります。細目のゲージで危惧したMid-Lowの細さは感じられず、逆に太い出音に感じます。

IMG_0690.jpg 特筆すべきは、とてもダイナミクスが付け易いという点です。細目のゲージなので弦を強く弾くと弦の揺れ具合がレギュラーゲージよりも大きいからかな?と思うのですが、コンプやリミッターで音量を均一にするのが大嫌いな私にとっては、指先でダイナミクス感を大きくコントロールできるこの頑固弦プレミアムは願ったり叶ったりの弦と言えそうです。


 弦の揺れが大きいのでピックアップを少しボディー側に沈めて弦から離すセッティングにする必要があったのですが、良い意味での“弦の暴れ“を指先でコントロールするのはベーシストの“密かな楽しみ”の一つです(笑)。

 実は先日のライブ動画でのJBとPBはこの弦に張り替えて1週間後の状態です。ほぼ張りたてなのですが、嫌味なハイは無くしっかりとしたローが出ています。



 この後に弦の追加注文を行い68テレベにも張ったのですが、これにもマッチングしていました。テレベのPUはキンキンとしたシングルコイルの出音なのですが、キンキン具合が少し収まったのでトーンを絞る事で好みの音に近付ける事が出来ています。

 これは良いぞ!という事で5弦ベースにも張ってみたのですが、これにはマッチングしなかったです(汗)出音が太くなった為に5弦の5フレット以下の音の音階が聞き取り難くなってしまったのです。感覚的には1音ほどチューニングダウンした様な出音でした。私の5弦ベースのVestax BV-5は元から結構ローが出ているので、どちらかというとローファイな出音のイメージの頑固弦プレミアムとマッチし辛かったものと思います。

 ただし、上述したように私の所有ベースの内ではビンテージベースと相性が良いのには間違いないと思います。
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コメント
すわべさん

以前、トマスティックの1弦にも同様のスリーブ処理をした事があります。
腰の弱い1弦って存在しますよね。
対応策があるので良いのですが・・・。
頑固弦ではないのですが、同様になってしまう弦に当たった事が有ります。
私は弦の先端部(巻きの有る部分)を鋭角に折って、V字型にした所をポスト穴に挿し込んでから巻きました。
私の場合はこれで解決しております。

もっとも、その弦(大手楽器店が独自に輸入していた)は何度かトライアルしたのみで、継続して使用はしていないのですが。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
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