合計4種類持っているThunderbird用のピックアップ(以下PU)の各部を測定しました。

IMG_9509.jpg




64TB PU

 内部直流抵抗:8.22Ω IMG_9498.jpg


 外寸:L(長さ)92mm×W(幅)39mm×T(厚さ)11mm 

 重量:133g IMG_9479.jpg


 単体で入手したこのPUの抵抗値が適正か否かというところですが、先般迄e-Bayに出品されていた同年代の別PUは商品説明によると8.9kΩとの事で、それよりは低い値です。



Seymour Duncan Custom Shop Thunderbird PU

 フロントPU内部直流抵抗:12.47Ω IMG_9491.jpg
 

 リアPU内部直流抵抗:12.67Ω IMG_9493.jpg


 外寸:L92mm×W39mm×T11mm

 重量:128gIMG_9483.jpg


 ヴィンテージThunderbirdのPUをモデリングしたものをSeymour DuncanのCustom Shopがオーダーで作っており、これを個人輸入したものです。
 裏蓋にフロント・リア用のシールがあり専用となっていますが、内部抵抗値には差が無いので、出力は同等と思われます。
 ただその抵抗値は今回測定したPUの中で最大なので、出力は大きいようです。
 PUの厚さは薄いので、細いコイル線が多く巻かれているものと推測します。



現行USA Thunderbird PU

 PU1内部直流抵抗:9.57Ω IMG_9494.jpg

 
 PU2内部直流抵抗:9.52Ω IMG_9496.jpg

  
 外寸:L93.5mm×W41mm×T23mm 

 重量:199g IMG_9481_20150122194906f7f.jpg


 現行USAの Thunderbird用PUです。黒の樹脂カバーで覆われているので、その厚み程は大きなケースです。
 フロント用リア用の表記は無いのですが、測定値からみると違いがありません。
 他のPUと比べてケースは厚いのですが、内部抵抗はそれ程大きくないので、太いコイル線が巻かれているのでは?と推測します。



Epiphone-Japan PU

 フロントPU内部直流抵抗:10.04Ω IMG_9486.jpg


 リアPU内部直流抵抗:10.12Ω IMG_9489.jpg
 

 外寸:L92mm×W38.5mm×T22mm 

 重量:255g IMG_9485.jpg


 10年以上前まで製造されていたEpiphone-JapanやOrvilleのThunderbirdで使われていたPUです。
 カバーの違いを除くと、内部構造は現行USA Thunderbird用PUに近いものと思います。
 ベース本体を持っているEpiphone-JapanのThunderbirdの内部を確認してPUのリード線の色の違いからフロント・リア用を判断しています。
 最も重量がある=マグネットが重たいので、磁力が強くて出力もありそうです。



 以上を比べると、今回入手の64TB PUの抵抗値が最も小さいのが分ります。巻かれているコイル線の太さを考慮しなければ、抵抗値が小さい=コイルの巻き数が少ない=出力が低いとなります。

 次回のエントリーではその出力を調べてみます。
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コメント
すわべさん

さすが、すわべさん!細かなチェックが入りましたね。

皿モミプレスはEpi-jpaかオービルですね。
ヴィンテージの取付ビスは皿じゃなくて、丸頭のマイナスネジです。
未だ取付して位相のチェックはしていないのですが、被覆の色に関係無く接続できるものと思います。
出音はこのPUは良いですよね。

3点止めは建国記念だけです。
今ヤフオクに出ているノンリバはこれに替わっています。
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h196989390
テールピースもトップが平面なので、おそらくはグレコの物に交換されています。

建国記念のPUは私の中では一番評価の低いものとなっています(汗)
私所有の「ショッカーバード」PUは恐らくオーヴィルの物です。
確証は無いのですが、こちらのEpi-Jpnの物と同一あるいは同等品だと思います。
取付穴に施された皿モミ風プレスの形状が特徴ですね。

ただ、被覆の色はFR/RRいずれも黒です。
出所の怪しさを考えると、もしかしたら私所有の物は両方ともRR用なのかも?(笑)

そう言えば、TB用PUだと3点止めの時期も有りましたね。
76年(建国記念)がそうでしたっけ?
あれは中身は意外にスリムなサイドワインダーPUなんですよね。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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