IMG_8479 (13) イメージする後期タイプのBaby bassのポコン・ポコンというサスティーンの短い出音よりも長いサスティーンを持つ私の前期タイプのBaby bassですが、なんとかして短いサスティーンとならないものかと考えてみました。


IMG_8479 (2) この前期タイプのBaby bassにはテールピースとブリッジの間にある樹脂(硬質ゴム製)ミュートの穴に弦が貫通しているのですが、このミュートをスライドする事によって、弦の振動具合をかなり変化させる事ができます。具体的には、ミュートがテールピース近くでは弦の揺れが大きくなってローの押し出し感が増加し、逆にミュートがブリッジ近くでは弦の揺れがタイトになり硬質な出音となります。


IMG_8479 (4) 後期タイプのBaby bassのサスティーンに近付けたく思ったので、このミュートをブリッジとテールピースの中間の位置(後期タイプのテールピースと同じ位置)に持ってきました。すると、音質はタイトなものにはなったのですが、どうも余分なサスティーンというかリバーブのような余韻が纏わり付いてきます。弦を弾いた直後に弦を手の平で押えて弦振動を殺しても残響があるのです。その残響はボディー鳴りとは異なる感じです。


IMG_8479 (3) ミュートをテールピースまでいっぱいに下げてみると、その残響は無くなりました。


 なにが原因でこうなるのかを調べてみると、弦振動を殺した後も樹脂ミュートが振動しているのが分りました。そうなのです。指板上で弦を弾くと当然の如くブリッジを介してブリッジ~テールピース間の弦も揺れるのですが、その弦が貫通している樹脂ミュートが“振り子”となり、振動しているのです。今度はその“振り子”の振動エネルギーがブリッジに戻り、ブリッジ下のダイアフラムピックアップで残響音としてピックアップされていたのです。指板上で弦振動を殺しても“振り子”の樹脂ミュートが揺れていたので、タイトな音とはならなかったのですね。

 では樹脂ミュートが振動しないようにと、ミュートをテールピースまでいっぱいに下げると残響は起こらないのですが、これでは出音がファットになり過ぎて、イメージするBaby bassの音とはならないのです(汗)

 どうもこのスライド式のミュートでは良い結果が得られないと判断して、別の方法を考えたのですが、それは次回のエントリーにて・・・。
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Author:F-nie
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