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 秋の気配を感じることなく、まだまだ暑さの残る9月29日の夜にラテンバンドの熱狂楽団TAPASCONが地元のジャズカフェでライブを行いました。

熱帯楽団TAPASCON
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 これは定期的にハコを借りての自主ライブなのですが、PAオペを雇う程の事ではないのでいつも私がPAセッティングを行っています。ハコのPAシステムを借りて、マイク類は持参しています。

 バンドメンバーが多いので、サックス類×4本のピンマイク・ピアノ×2本・ソロ用×1本・MC用×1本の8本のマイク取りをしてPAの8chミキサーに全部繋ぎます。

 リハの際に私はベースを弾かずにミキサーの前でセッティングを行います。マイ・スタジオでの練習の際にも同様にマイク取りしているのと、ハコのPAミキサーがスタジオのものと同様なので、サクッと調整しています。

 そして本番では私の持ち込みのMarkbassのアンプをスタジオと同じセッティングにして、全ての音出しはOKとなります。後は細かな出音は気にせずにプレイするだけです。気になっても本番中はミキサー操作できませんので・・・(汗)。

 このハコでは今年3回目のライブで、毎回ビデオ録りして出音をチェックしているので、各楽器のミキシング具合も分かってきました。元々音の響きは良好なハコなので、今回のビデオも良音で録れています。



 お客さんから写真をいただきました。最近のスマホではこんな風に撮れるのですね。サックス&フルートの愛ちゃんと、私です。私はベースソロの際に前に出過ぎたのでシールドが抜けてしまい(汗)、後方ではメンバーが抜けたシールドを挿してくれています(爆)。

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 出張で北海道札幌市を訪れた際、ほんの2時間程の余裕を見つけて、市内にある数軒の楽器店を駆け足で巡りました。



IMG_3685.jpg 先ずは宿泊したすすきののホテルの目と鼻の先にあったこちら《光栄堂楽器 札幌ギターショップ》から楽器店巡りのスタートです。

 以前、知り合いのベーシストが小樽店を訪れた際に試奏したFender C.S.のJBを気に入り、再び小樽を訪れて購入したという話を聞いていて“selected by KOEIDO”というショップの選定品が気になるところでした。

 お店は以前ブティックだったような外観で、店内のギター類もお洒落に壁に吊るされていました。中古のベースにしかピントが合わない私の特殊な目(笑)には、展示されていた新品の楽器達はまさしくブティックの洋服にしか見えなかったです。




IMG_3688_20190924060405705.jpg 同じくすすきのにあるのが《玉光堂 すすきの楽器センター》です。こちらは今回巡った楽器店の中ではおそらく最大の床面積で、楽器の数も多かったです。地元らしいベーシストがフレットレスベースの試奏をされており、ジャコっぽいフレーズを聞きながら店内を一周しました。


IMG_3691_201909240604041f3.jpg アンプにも力を入れておられるようでアンプコーナーには多くのギター&ベースアンプが展示されていました。画像のベースアンプは展示現品処分品らしく“70~50%オフ!”の文字が見えます。地元資本の楽器店のようですが、なかなか頑張っておられるようでした。




 その後はJR札幌駅方面(地下鉄2駅程)に徒歩で向かう道すがら、ナビでチェックした楽器店に訪れました。以下の3店は大手の楽器店なので、特別なコメントはありません(汗)。



IMG_3694.jpg 《BIGGBOSS 札幌店》




IMG_3692_20190924060531660.jpg 《島村楽器 パルコ札幌店》




IMG_3700.jpg 《島村楽器 札幌ステラプレイス店》




 札幌には《ジングル》という中古がメインの楽器店もあるのですが、時間切れで訪問は出来なかったです。



 短時間で各店舗の内部を一周しただけだったのですが、上述のように大きな楽器店で扱う新品の楽器には興味を示さない私にとって、これといった収穫は得られませんでした。(出張で出向いたので、収穫があればあったで大変ですが・・・。)

 こちらに知り合いのベーシストがいらっしゃったら、面白い店をご紹介いただけたのかもしれませんが、それでも大通りやテレビ塔、そして時計台を眺めながらのウォーキングは、夜は少し肌寒かったのですが充実したものでした。
 前回の記事のAmpegの真空管ヘッドアンプPF-50Tに組み合わせしている、スピーカーキャビネットPF-112HLFについての記事です。



IMG_1149b.jpg このPF-112HLFはヘッドと同じパフォーマンスシリーズの製品で、12インチスピーカ+ツイーターユニットの組み合わせとなります。同シリーズにはその他に15インチ×1発、10インチ×2発、10インチ×4発のスピーカーキャビネットもあるのですが、自宅で使用するのに大口径や複数個のスピーカーは不要と考えたのと、メーカーサイトにもPF-50Tとの組み合わせが推奨されていたので、このPF-112HLFを迷わずに入手しています。


 入手後にPF-50Tを載せて鳴らすと、先の記事の如く真空管アンプでイメージする出音は覆されました。とてもワイドレンジでハイファイな音がキャビネットから聞こえてきたのです。低域はドッカーンで高域はキンキンです。

 又、これはアンプの出音の音質だけではなく、演奏している私の部屋の周波数特性に起因するのですが、重低音(特にE音)が室内をブーンと共振させていました。ベースコントロールを絞ると共振具合は減少するのですが、それではベースアンプとしての出音が脆弱になってしまいます。

 新品で購入したので、スピーカーのエイジングがまだまだで、ダイナミックレンジが広いだけの若い出音と感じるのですが、このままでは角が和らぐまで待てないと考えて、以下の様に自分好みの出音に持っていく対策を講じました。



① キャビネットの下に柔らかなタイルカーペットを数センチ重ねて敷いたり、逆に重たくて硬いコンクリートの平板を敷いたりして、キャビネットの振動が床に伝わらないようにしたのですが、どちらも効果は薄かったです。



② キャビネットの箱鳴りを減少させるべく、内部に追加でグラスウールをパンパンに充填しました。ただしこの結果は箱鳴りが無くなり過ぎて、出音がパキパキになったので、グラスウールは取り外して元に戻しました。

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③ キャビネット底面に差し込み式のキャスターを装着しました。PF-112HLFの小さな躯体に合わせて、これまで他のキャビに使っていた50mmΦの車輪を一回り小さな38mmΦのものにして、元のゴム足を取り外した箇所に、新たに差し込み式キャスター用の樹脂スリーブを取り付けました。

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IMG_1154b.jpg キャスターとゴム足の高さの差程はキャビネットが床から離れて、低域の床への伝動が幾分か減少しました。




④ キャスターの続きなのですが、取り外したゴム足も利用できるようにと、スペアとして入手していた4個のキャスターをバラして、そのアルミ足を移植しました。移植はアルミ足にタップを切り、ゴム足をビスで固定しています。キャスターとゴム足は自在に差し替えが可能なので、移動はキャスター&設置はゴム足とか、前をキャスター&後ろはゴム足にしてキャビを少し後ろに傾けたりする事も可能になっています。(←我ながら良いアイデアです・・・笑)

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 実はこのキャビを後ろに傾けた状態がこれまででベストの出音となりました。スピーカーからの出音方向が上向きになったので、ゴム足や4輪キャスター時よりも床鳴りが減少し、ツイーターからの高域はダイレクトに耳に届くようになっていました。



⑤ ただしこのセッティングでは高域の耳への届き具合が強過ぎる感がありました。

IMG_1157b.jpg リアパネルには高域を再生するツィーターのオン/オフスイッチがあるのですが、高域がオフではもの足らず、オンではうるさ過ぎでした。


 そこで、私の全てのツィーター付きのスピーカーキャビネットに取り付けしているのですが、ツィーターの減衰器をこちらにも取り付けました。減衰器で絞り込んで、高域を好みの出具合に調整しています。減衰のレベルは一旦決まれば頻繁に調整する事は無いので、グリルネットを外したフロントパネル上に取り付けしています。このような目立たないモディファイが私の好みです。

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⑥ そして仕上げで、これはキャビネットそのものへの対策ではないのですが、スピーカーケーブルとアンプの電源ケーブルを吟味しました。

IMG_1669.jpg スピーカーケーブルはBelden 9497(ウミヘビ)、電源ケーブルはMarincoの電源プラグを使った医療機器グレードのものを使い、重低域を押えて歯切れ感を持ったベースサウンドを得られています。




 以上で、見た目にはキャスターの取り付けしか変わっていないものの、出音は好みのものへと変貌したPF-50T とPF-112HLFのセットです。

IMG_1160b.jpg 今回はスピーカーキャビネットのPF-112HLFを色々とイジッてみたのですが、素のPF-112HLFがよろしくないという訳ではなくて、アンプのPF-50Tの出力特性に合うようにPF-112HLF側を工夫して、アンプセットとしての出音を好みに持っていったという事です。




 PF-50Tのトーンコントロールは、基本的にはオールフラットで、ベースギターの特性に合わせてベースツマミを調整しています。又、高音が強く感じたらベースギター側のトーンコントロールを絞るって使い方です。

 小音量でも音圧と膨らみを感じられ、かつベースのフレーズが良く“見え”て、私が自宅で練習する環境ではとても具合の良い出音のベースアンプセットとなっています。今後、スピーカーユニットのエイジングが進み、角が取れた真空管アンプらしい出音となる事を期待しながら鳴らしていこうと思っています。



 このベースアンプセットを小規模のライブ用に持ち出ししようと考えて、メーカーのAmpegでは製造販売されていないPF-112HLF用のカバーをe-Bayで購入しました。

IMG_1161b.jpg これはTuki Covers というアメリカのカバー専門メーカーの製品で、ウレタンパッド入りの丈夫な外皮はキャビネットを運搬時のアクシデントから保護してくれます。このメーカーは多くのメーカーのアンプ/キャビネットを採寸し、専用カバーとしての製品をラインアップしており、私もこれまで所有したキャビネット用に何種類も入手しています。


 ヘッドアンプのPF-50T用のケースは調べた範囲では、どこも製造販売していないのですが、PA用スピーカー用のキャリーバッグに収納可能という情報があるので、今後探してみます。
IMG_1163.jpg 最近、自宅での練習の際はこちらのベースアンプ・セットを使用しています。ヘッドアンプがAmpeg PF-50T、スピーカーキャビネットも同メーカーのPF-112HLFです。




 今回はヘッドアンプのAmpeg PF-50Tを紹介します。品番のPFはパフォーマンスシリーズを示し、これは以前の大きくて重たいというベースアンプのイメージを払拭すべく、Ampegが近年展開している軽量・コンパクトなシリーズです。

 50は数字の如く50Wの出力を示し、TはTubeの頭文字で分かるように、このアンプはたかだか50Wの出力なのですが真空管駆動なのでとてもパワー感があり、自宅練習はおろかカフェとかのちょっとしたライブでも十分な音量となっています。手持ちの450W出力のトランジスタアンプと同じ音量で比較したら、PF-50Tのほうが押し出し感は強めです。

 押し出し感が強いだけではなく、その再生音域はとてもワイドレンジに感じます。真空管アンプなので低域に深みがあるのは当然なのですが、高域も綺麗に抜けてきて、中低域の太いヴィンテージ・サウンドの再現のみに注力するのではなくて、現代のハイファイ・サウンドの中においても“使える”ベースアンプを目指しているのだなと感じました。

 時に真空管アンプでは音の立ち上がりに遅れを感じる個体もあるのですが、この最新のアンプにはそのダルさは全くありません。そしてベースの1弦をプルした際の高域に、トランジスタアンプで感じる線の細さが無くて、ちゃんと“肉が付いている”のは、流石に真空管アンプだと納得するポイントです。

 その外観ですが、往年の銘品B-15シリーズのイメージにガンダムチックな近未来デザインを加味した、なかなかユニークなルックスです。

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PF-50T_PF-20T_OM_page001a.jpg フロントパネルのコントロール部には見慣れたツマミが並び、直感的な操作ができます。私が触るのはゲインとベース、そしてボリュームのツマミくらいです。これらのツマミの操作で、出音をクリアーにも歪っぽくにも変化できます。


PF-50T_PF-20T_OM_page016a.jpg 昨今の高機能なベースアンプを見慣れていたら、このリアパネルのシンプルさには驚くと思います。出力関係はスピーカーアウト(フォン端子)×1、プリアンプ・バランスドアウト、トランスフォーマー・バランスドアウトしかありません。


PF-50T_PF-20T_OM_page014a.jpg プリアンプ・バランスドアウトは一般的なもので、プリアンプ後の信号を取り出すのですが、トランスフォーマー・バランスドアウトというのは他の機種には無い機能で、左の回路図のようにパワー管を通った後のスピーカーを鳴らす出力信号を減衰して、レコーディング用の信号としてアウトプットするものです。2つのバランスドアウトを選べるのはレコーディングする際に役立つと思います。


 私が自宅でレコーディングする機会は無いのですが、試しにと自宅のモニター機器でこの2つのラインアウトの信号を再生したら、なるほどと頷ける真空管サウンドがモニタースピーカーから流れてきました。

IMG_1204a.jpg 気になる真空管部を見る為に保護カバーを取り外しました。


IMG_1199a.jpg 手前の2本はプリアンプ部の12AX7です。中央のブースト管の12AU7以降がパワーアンプ部で、奥の大きい2本がパワー管の6L6です。プリ管を交換して出音の変化をチェックしてみたいのですが、現状での出音に満足しているので、今後の楽しみとしておきます。


IMG_1208a.jpg 電源スイッチを入れると2本のパワー管にヒーターが灯るのが見えるのですが、他の3本の真空管にはメタリックパープルにメッキされたアルミのシールドカバーが被さっていてヒーターは見えません。


IMG_1218_201908281529330de.jpg しかし保護カバーのパンチングメタルから透けて見えるこのメタリックパープルは、アンプのフロントパネル上のプレイ時のパープルのLEDと同系色で、これはこれでカッコ良いです。


IMG_1221.jpg スタンバイ状態ではこのLEDは赤く灯って、ヒーター温め中のイメージを表しているのですが、この辺りは真空管マニアの心をうまく掴んでいます。




 次はスピーカーキャビネットの記事です。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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